Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2006 秋の北海道鉄道旅④

2020年07月26日 21時11分58秒 | 過去旅

2020年7月26日

 

コロナ禍はおとなしく過去旅振り返りで現実逃避。

 

 

 

 

 

〈2006年11月22日〉

函館に来て4日目。今日は函館市街を離れ、列車で大沼方面の温泉へ向かう。


午前10時、「ホテル函館ロイヤル」をチェックアウトして函館駅へ。
サッポロクラシックとつまみを買い込み、10時44分発のキハ40普通 森行きに乗車。キハ40の車内で朝から飲むビールがたまらない。
世間は平日だけど、まあリフレッシュ休暇中ということで。


この頃は写真を積極的に撮る習慣がなく、写真が全くないので記憶が曖昧な部分が多いけど、たしか12時頃、赤井川で下車。
ここから徒歩で15分ほど、「駒ヶ峯温泉 ちゃっぷ林館」に到着。


館内の食堂で何を食べたか覚えてないけど、昼食&ビール。一休みして温泉へ。洗いを済ませ広~い露天風呂へ。


駒ヶ岳を臨む最高のロケーション。開放感満点。そして泉質。アルカリ性単純泉ですが、源泉掛け流しで温泉のいい匂いがプンプン。
すばらしい温泉。あまりに気持ち良くてうたた寝してしまい、たしか3時間コースくらいになってしまったような。

既に暗くなりかけた16時30分、温泉を出て赤井川駅へ。ちゃっぷ林館、最高だった。1日ではもったいない。
最終日は函館市街の温泉に寄る予定だったけど、予定変更。最終日も来る。


16時50分頃の普通 函館行きに乗車し、今日のお宿へ向かう。
17時過ぎ、大沼公園で下車。今宵のお宿は、大沼公園駅前「ステーションホテル旭屋」さん。今日から2泊お世話になる。


自分は素泊まりが多いけど、大沼の味覚を堪能すべく、こちらでは二食付きでの宿泊。
しかし、とても美味しかったのは覚えてるものの、何食べたのか記憶が…。写真ないのが悔やまれる。
ログハウスのような造りの部屋はとてもきれいで、さらに窓の外は大沼公園駅のJRビュー。


食後はビールを飲みながら、当時まだ2往復運行されていた「北斗星2号・4号」の姿を見届けて就寝。


 

 

 

〈2006年11月23日〉

午前10時、ホテルを出てしばし大沼散策。

P1040007.JPG
頂上付近に雪を頂いた駒ヶ岳が超絶きれい。いつも「北斗」や「スーパー北斗」でスルーしてしまうけど、大沼はめちゃめちゃいい所。
しかし観光客が非常に多いのが難点。人混みは苦手なので。


大沼を散策して大沼公園駅へ。これから流山温泉に向かう。11時20分発「スーパー北斗7号」に乗車。

 


2020070917170000.jpg
森までの短区間ながら、今回使用している「青森・函館フリーきっぷ」は森まで特急自由席に乗れるので、その恩恵に預かる。


11時40分頃、森に到着。ここから渡島砂原経由、普通 函館行きに乗り換え。12時頃に森を発車。見慣れない砂原支線の景色を眺める。


12時40分過ぎに流山温泉到着。駅を出て温泉へ。こちらに来るのは2度目。前回来た時は、温泉で耳をグリグリしすぎたようで、夜に耳の疾患を発症。病院送りとなった苦い思い出が。今回はその嫌な思い出を払拭したい。


まずは食堂で昼食の蕎麦&ビール。くう~美味い。そして露天風呂へ。相変わらずの素晴らしい濁り湯。無造作に積み上げられた木と岩が独特の雰囲気を醸し出す。


北海道の冷たい空気、そして静寂の中、何も考えずにひたすらボーッ。最高。それにしても道南はいい温泉が多い。
自分の場合、北海道へ行くとどうしても道東や道北の奥地へ行きたくなってしまいがちだけど、道南もすごくいい所。スルーしてしまうのはもったいない。


ひたすらボーッと過ごし、2時間30分コースで堪能させて頂く。入浴後は旧鉄道車両を使用した休憩室で一眠り。このグータラ生活がたまらない。

温泉を出て17時頃の普通 函館行きに乗車。15分ほどで大沼に到着。ここで下車し、大沼公園駅前のホテルまで歩く。20分ほどで着いたような。


この夜も「ステーションホテル旭屋」さんでビールを飲みながら夕食を頂く。
そして食後は部屋から「北斗星2号・4号」をお見送り。ロイヤルはわからなかったけど個室には空室が見られ、この頃はまだ乗りたい時に乗れる列車だった。
とれたかどうかはわからないけど、ロイヤルにチャレンジしなかったのが悔やまれる。

という訳で、リフレッシュ休暇で過ごす北海道の夜も今夜が最後。明日の夜は「あけぼの」で帰路に着く。早いな~。

 

 

 

 

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2006 秋の北海道鉄道旅③

2020年07月19日 22時06分28秒 | 過去旅

2020年7月19日

 

コロナ禍はおとなしく過去旅振り返りで現実逃避。

 

 

 

 

 

〈2006年11月20日〉


函館に来て2日目。ハーバービューホテルで迎える朝。
ホテルを出て、まずは函館駅近くの市場でイカ丼&ビール。うーん、もちもちで美味い。朝からこんなに贅沢していいんでしょうか。まあリフレッシュ休暇ならではということで。


イカ丼を食べ終えて、今日は七飯にある温泉に向かう。函館からキハ40の普通七飯行きに乗車。20分程で七飯に到着。ここから徒歩15分ほど、「ななえ天然温泉 夕日の館」に到着。


泉質は「ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉」。なかなかいい湯。露天風呂2時間コースで堪能させて頂き、風呂上りには食堂で生ビール。くうー最高!

 

 

 

 


P1040011.JPG
夕方、温泉を出て七飯駅に戻る。秋の北海道の冷たい空気が心地いい。

七飯から普通函館行きキハ40に乗車。函館まで20分程だけど、やはりボックスシートのキハ40だとこの短時間も楽しいひと時。今はロングシートの「はこだてライナー」がメインだろうけど、ロングシートだとただの移動。携帯いじるか眠るだけ。


函館に戻り、ハーバービューホテルに連泊。今日も函館の夜景を眺めながらサッポロクラシックを飲んで就寝。


 

 

 

〈2006年11月21日〉

函館3日目。午前9時30分ホテルを出て函館駅へ。P1040010.JPG
これから「白鳥18号」八戸行きに乗車して木古内に向かう。

 

 

 

 


P1040009.JPG
485系「白鳥」。かっこいい。木古内までは40分ほど。もっと乗っていたくなる。
10時40分、函館を発車し津軽海峡沿いのきれいな景色の中を低いモーター音を響かせて走る。最高。
そして11時18分、木古内到着。やはりあっという間だった。


ここから江差線キハ40江差行きに乗り換え。初めて乗る江差線。険しい山の中を行く。勾配がきつく、かなりの低速走行を強いられる。古き良きローカル線。いいね~。


山あいの区間を抜けたところで湯ノ岱到着。ここで下車。ここから徒歩で約15分、上ノ国町温泉保養センターへ。
受付で入浴料350円(安い!)を支払い浴室へ。うおっ、温泉のいい匂いがプンプンする。


泉質は「ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉」。浴槽は低温・中温・高温とあり、自分は38℃の中温へ。いや~これは素晴らしい湯。硫黄の匂いに鉄の味、そして炭酸ガスの三重奏。38℃という低めの湯温とあいまって、半永久的に入っていられそうな気持良さ。
自分の中の泉質ランキング1位に決定。2時間30分コースで堪能させて頂いた。

16時頃に温泉を出て湯ノ岱駅へ。冷たい空気の中、16時47分発の木古内行きに乗車。


木古内では待ち合わせ時間があるので、いったん改札を出る。お腹が空いたので何か食べれる所はないかと探していると、「急行食堂」を発見。この時は知らなかったけど「鉄」の方の間では結構有名な食堂とか。さっそくやきそばとビールを注文。元気な女将さんが作って下さったやきそばは、よく見るソースやきそばとは異なる何とも素朴な優しい味。美味い。


しかし女将さん、2017年に亡くなられたとのこと。もうあのやきそばは食べられないかと思うと何とも無念。合掌。

 

 

 

 


P1040008.JPG
木古内駅に戻り、18時54分発の普通函館行きに乗車。このサボを見ると、さっき湯ノ岱から乗ってきたキハ40がそのまま函館行きになっているのか?


列車は真っ暗な中を走り、定刻20時4分函館到着。今日のお宿は函館駅から徒歩15分ほどの所にある「ホテル函館ロイヤル」。
静かなロケーションにあるいいホテルだけど、眺めはハーバービューホテルの方が良かった。

今日もサッポロクラシックを飲んで就寝。明日は函館を離れ大沼へ。

 

 

 

 

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2006 秋の北海道鉄道旅②

2020年07月17日 21時22分47秒 | 過去旅

2020年7月14日

 

コロナ禍はおとなしく過去旅振り返りで現実逃避。

 

 

 

 

 

〈2006年11月19日〉

 

昨晩乗車した「あけぼの」。定刻で秋田に到着。ここから車内放送開始。
この日はMAX12両編成の為、駅に着く度「〇号車~〇号車のドアは開きません」とアナウンスされる。


そして青森に定刻到着。

 

 

 

 


P1040013.JPG
奥羽線経由青森行きの方向幕。「あけぼの」はもともと東北本線→福島→奥羽本線ルートで運行されていたので、東北本線周りの「はくつる」や常磐線周りの「ゆうづる」と区別する為の方向幕。寝台列車がたくさん走っていた古き良き時代に思いを馳せてしまう。

 

 

 

 


P1040012.JPG
ここからは485系「白鳥」に乗り換え。心地よいモーター音を聴きながら青函トンネルをくぐりぬけ、昼過ぎに函館到着。

 

 

 

 


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「は~るばる来たぜは~こだて~♪」のメロディが頭の中を駆け巡る。いつもは通過してしまいがちだった函館が今回はメイン目的地。


函館周辺の温泉を巡る旅スタート。
ここから函館本線普通列車に乗り大中山で下車。函館の温泉第一弾は、ここから徒歩で15分ほどの「アップル温泉」。ここ七飯町の町花はりんごらしく、こちらの温泉の名前はそこに由来している。


泉質はアルカリ性単純温泉でそれほど特色はないものの、夕暮れのやや冷たい空気を感じながらの露天風呂が最高に気持ちいい。2時間コースで堪能させて頂く。

再び大中山から列車に乗り函館に戻る。
この日のお宿は函館駅前「函館ハーバービューホテル」。今は「フォーポイントバイシェラトン函館」という名前に変わってるらしい。
函館駅前に位置し、高層階からの眺めが最高。この夜はサッポロクラシックを飲みながら函館の夜景を眺めて就寝。


1週間のリフレッシュ休暇はまだ始まったばかり。休暇最高~。

 

 

 

 

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2006 秋の北海道鉄道旅①

2020年07月09日 19時29分40秒 | 過去旅

2020年7月9日

 

夏休み釣り遠征に向けて10時打ちに出向いた本日。1ヶ月後の8月9日は帰省ラッシュ真っ只中と思われみどりの窓口も行列ができるのが例年。


しかし今年は全く並ぶ人はなくスカスカ。10時になって一人来たのみ。
下り「サンライズ瀬戸」の寝台券は難なくゲットできたものの、コロナのことを考えると複雑な気分。


そんなコロナ禍は過去旅振り返りで現実逃避。



 

 

〈2006年11月18日〉


入社後1回目のリフレッシュ休暇を取得。
当初は行ったことがない下北の恐山に行こうと思ってたけど、11月は閉山期間で入山できないらしい。
そこで急遽行き先を函館に変更。通過することが多くあまりじっくり滞在したことがない函館エリアで温泉を巡る旅へ。

 

 

 

 


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アクセスはもちろん「あけぼの」。往復ソロをゲットしていざ函館へ。

 

 

 

 


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この時使用したきっぷは「青森・函館フリーきっぷ」。「秋田・大館フリーきっぷ」同様に7日間と有効期限が長く、しかも往復に「あけぼの」ソロが使え、さらにフリーエリア内は特急自由席に乗り放題。有効期限が短く「特急は別途特急券必要」がデフォの昨今を考えると夢のようなきっぷだった。
東日本でこういうきっぷが発売されることは恐らくもうないだろう。

 

 

 

 


P1060020.JPG
ビールと弁当を買い込んで上野駅13番線に到着。この当時「あけぼの」は上野から青森までEF81が通しで牽引し、長岡での機関車交換も無い為、上野発車は21時45分とEF64牽引時より30分ほど遅くなっている。


それにしても、上野13番線でブルトレ発車を待つこの瞬間は至福のひと時。
列車は定刻に上野を発車。この日は団体が乗っていたのか、開放B寝台が4両プラスの12両長大編成となっており、羽越線・奥羽線内は後ろ何両かドアが開かない旨の放送が流れる。

こうして1週間の道南遠征がスタート。明日の函館に思いを馳せながらソロ上段部屋でほろ酔い気分の就寝。最高。zzz…。

 

 

 

 

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