Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

銀色の妖精を求めて〜木崎湖[その2]

2021年05月29日 21時47分10秒 | トラウト釣り

2021年5月22日(土)

 

 

 

 

 

先日、塩尻駅に珍しい車両が。

JR東日本の検測車、E491系 EAST i-E。

車両側面のレールを照らす照明がメチャメチャ明るくて印象的。

 

 

 

 

 

JR東海383系「しなの」との並び。

EAST i-E初めて見た。今度はぜひ走行シーンを撮ってみたい。

 

 

 

 

 

今日は先週に引き続き、キザキマスを求めて木崎湖に出動。昨日は警報レベルの大雨だったので結構な増水。水もやや濁ってる。

今日も星湖亭さんでアルミボートをレンタルし、午前8時45分出船。

ポイントカード満了で今日は無料レンタル(^_^)

 

 

 

 

 

強めの北風が吹き肌寒いコンディション。ローライトなのはありがたい。

 

 

 

 

 

湖南エリアからスタート。

大学ワンド周辺にはワカサギ狙いのボートが数艇いて、どうもここはワカサギの通り道になっているようだけど、魚探には何も映らず。

 

 

 

 

 

湖南エリアほぼ全域見て回ったけど完全ノーバイト。ローライトで適度な風が吹きコンディション的には良さそうなのに。

これは困った。ここでボートを一気に走らせ湖北農具川沖へ。

 

と、そこで目に飛び込んできたのは?

 

 

 

 

 

あーっ!湖岸にEAST i-Eの姿が(@_@;)

 

 

 

 

 

今日が大糸線走行日だったとは。わかってればもっと近くでスタンバってたのに。あ〜ガックリ。次のチャンスは何年後?

 

精神的ダメージが大きい中、気を取り直してキザキマスを狙う。釣りに来てるんだか撮り鉄しに来てるんだかわからなくなってきた。

 

シャッドとダウンショットで15mラインを探るも、本当に何も起きない。

ちょっと気分転換というか現実逃避というか、シャローエリアへ。

ノーフィッシュで帰るの嫌なので、この時期限定の釣りでスモールマウスバス1匹だけ狙わせて頂く。しかし昨日の大雨で増水+濁り。加えて水面を覆う花粉と強めの風。アレが見えない。

魚もルアーもよく見えない中で手探り状態。

 

 

 

 

 

なかなか喰わせられず焦る。ヤバい、相当時間費やしてる。気付くと既に15時近く。これで終わっちゃう。

15時30分頃、風が弱くなったタイミングで水中が見え、ようやくバイト!

 

 

 

 

 

どうにかキャッチできた45cm程のスモール。

ここまで手こずるとは。凹む(*_*;

 

さあもう時間が無い。キザキマス狙いに来たのに、撮り鉄失敗に続きスモールにも翻弄され、何しに来たんだかわからない。

スモール狙ってて気付いたけど、想像以上に水が濁ってるのでフラッシング系の色が良いかと、ルアーをジレンマスーパースティーブの夜光貝ワカサギカラーにチェンジ。水深10mレンジを探っていく。

 

 

 

 

 

グイッ!

 

 

 

 

 

おっ、キタッ!

やっぱりフラッシングカラーが効いたのか。

 

 

 

 

 

フッ…

 

 

 

 

 

あ〜、バレた〜(:_;)

時刻は16時30分。最後に来たチャンスも逃し万事休す。今日は何から何までダメだった。

時間まで適当にルアー投げながらボート屋さんに向かおうと引き続きジレンマを投げていると

 

 

 

 

 

ゴンッ!

 

 

 

 

 

うおっ、バイト!

奇跡が起きた!このクネクネした引きは間違いなくキザキマス。今度は捕る!

 

 

 

 

 

ブチッ!

 

 

 

 

 

えっ?ラインブレイク?ウソ?

この事実を受け止められず呆然と立ちつくす。おまけにジレンマもロスト。そう言えば焦ってラインチェックしてなかったか。

ちょっと立ち直れない(+_+)

 

 

 

 

 

ここでタイムアップ。本当によく最後にバラすな。うなだれながらボート屋さんに帰着。

途中もダメダメながらまさか最後にあんな終わり方をするとは。明日は休息日でゆっくりしようと思ってたけど、そうもいかなくなった。

 

 

 

 

 

帰り道でちょっとだけ見えた虹がせめてもの慰め。

という訳で、休日返上(?)で明日も木崎湖へ。

 

 

 

 

 

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銀色の妖精を求めて〜木崎湖[その1]

2021年05月25日 21時36分08秒 | トラウト釣り

2021年5月16日(日)

 

 

 

 

 

長野県 仁科三湖の一つ木崎湖。今日はそこに生息する神秘の魚、キザキマスをルアーで狙う。

 

キザキマスのルーツはあの琵琶湖固有種であるビワマスと云われていて、かつては幻の魚とされた時期もあったようだけど、現在は漁協の放流活動により一定数の個体が存在。

放流魚とは言っても、写真を見る限り釣れる魚はヒレピンで半ネイティブ化した美しい魚体。

その神秘的な1匹を求めて木崎湖へ出動。

 

 

 

 

 

午前8時30分、木崎湖のボートハウス、星湖亭さんに到着。

こちらに来るのは超久々。10年以上振り。

久々ご対面のご主人。さすがに自分のことは覚えておられなかったけど、こちらの変わらぬアットホームな雰囲気、懐かしい。

 

 

 

 

 

アルミボートをレンタルし、9時出船。木崎湖でバス以外を狙うのは初めて。

さて今日の天気は雨。雨男なので日常茶飯事だけど、今日ばかりは待望の雨。

バス同様、トラウトもピーカンでは難易度UP。ただでさえ個体数が多くないキザキマスながら、魚の活性が高ければバイトに持ち込める確率も上がる。

 

春の暖かい雨、キザキマスを狙うには絶好の条件。

 

 

 

 

 

雨の中ボートを一気に走らせ、湖北に位置する農具川沖フラットエリアへ。

出船前にご主人から頂いたアドバイスは、

☆水深15m位の中層 ☆岸際より沖 ☆ワカサギがいればなお良し

 

バス釣りの感覚で岸際を探りたくなってしまうけど、それは捨てた方が良さそう。さらに15mって。海釣りみたい。

まずはディープ攻略に欠かせないアイスクリームを投入してスタートフィッシング。

まだ見ぬ魚を狙うドキドキ感でアドレナリン出まくり(゚∀゚)

 

 

 

 

 

山に雲が垂れ込める中、まずは水深8mから徐々に深く探っていく。

 

 

 

ゴンッ!

 

 

 

うおっ、いきなり来た!

グイグイと力強い引き。これはいいサイズ。いきなりビッグキザキマスか?

 

やがて水面に姿を見せたその魚は、ん?銀ピカではないな。

 

 

 

 

 

ネットインしたその魚は、やっぱりスモールマウスバス。

40cmUPのナイスサイズでバス釣りに来てれば会心の1匹だけど、今日は外道。

 

しかし木崎湖スモールは今スポーニング真っ只中。シャローには至る所にネスト(産卵床)が見られる中、こんなディープにもいるとは。ちょっとお腹が凹んでるし、早くもアフター(産卵後)の魚か。

 

 

 

 

 

しかしその後はノーバイト。

ここでルアーチェンジ。水深15mまでのレンジをスプーン・スピナーで上から下まで探るも、やはり音無し。

魚探にワカサギが映ることもなく、ポイントが絞りにくい。

 

 

 

 

 

ちょっと気分転換。湖岸を走る大糸線のE127系を眺めながらシャローへ。

ネストがあちこちにあり、やるつもりはなかったけど、やはりこれを見るとついつい狙いたくなってしまう釣り人の性。

1匹だけ、とこの時期限定の釣りをさせてもらうと、あっさり。

 

 

 

 

 

猛烈に引いてネットインしたスモール。デカッ!50cm近くある。

しかし誰でも釣れる釣りなので、これは記録対象外。

この釣りは自主規制でこれで終わり。再びキザキマス狙いにディープへ。

 

 

 

 

 

通称JR護岸沿い沖のディープ。ルアーを再びアイスクリームにチェンジして、水深15mの中層狙い。

湖岸を「あずさ5号」南小谷行きが通過。釣りに来てるのに、列車が通るとどうしても気になって撮り鉄してしまう。

湖上撮り鉄。

陸上とはまた違った趣の写真…でもないな(ー_ー)

 

 

 

 

 

時刻は13時。雨が降ったり止んだりの中、ひたすらルアーを引く。

しかしこんな何も無い沖に魚はいるのか〜?半信半疑になってきた。

 

 

 

 

 

グイッ!

 

 

 

 

 

ん?何だ?何かに引っ掛かった?こんな何も無い沖で?

 

 

 

 

 

グイグイッ!

 

 

 

 

 

これは間違いない!バイト!ついにきたーっ!こんな沖で掛かるのはキザキマスだろう。

それに今まであまり経験したことないクネクネとした引き。これはバスでなく、やはりキザキマス。大きくはなさそうだけど、小さくてもいい。

そして水面に姿が見えた!銀ピカの魚体。間違いなくキザキマス!心臓バクバク。これをなんとかネットイン!

 

 

 

 

 

ついにキタッ、キザキマス!

 

 

 

 

 

写真が下手なのでわかりにくいけど、銀ピカの魚体。まさに銀色の妖精。ヒレピンでメチャきれい。

 

 

 

 

 

そしてこの精悍な顔つき。半ネイティブ化したワイルドトラウト。

サイズは35cm程と小ぶりながら、もう自分には十分。感無量。

食べると美味しいらしいけど、もっと大きくなることを願って弱らせないうちにリリース。

ゆらっと水の中に戻っていった。

 

 

 

 

 

ドラゴンのような雲を見ながらふーっと一息。欲しかった1匹を手にして眺める湖はまた格別。

 

 

 

 

 

念願の1匹をもたらしてくれたアイスクリームビルシャッド。やっぱりディープ攻略ではトラウトにもバスにも頼りになるルアー。

 

 

 

 

 

今日はもう満足だけど、後学の為にあちこち移動してポイント探索。しかし魚探に何も映らないので何を目安にしたらいいか本当にわからない。

さっきの1匹も何も無い所にいたし。

 

 

 

 

 

湖岸を「リゾートビューふるさと」南小谷行きが通過。

釣れたとは言え、50cmUPも珍しくないキザキマスで釣れたのはお子様サイズ。サイズアップを目論んで走り回るも、再現性の手がかりが全く掴めない。

 

 

 

 

 

15時34分、上り「あずさ46号」通過。

依然として2匹目への手がかりは全く無し。本当に湖上撮り鉄してるだけになってきた。

 

 

 

 

 

16時、雨も止んで片付けるにはいいタイミングなので、ここでストップフィッシング。

釣れたのはいいけど只のまぐれだったようで、今後に向けてのヒントは全く無し。

まあしかし今日は初のキザキマスゲットを素直に喜んで、次回以降のことは考えずいい気分のまま帰らせてもらおう。

 

 

 

 

 

釣りの後は温泉。

木崎湖からクルマで10分ほどの所にある大町温泉郷 薬師の湯へ。

 

 

 

 

 

こちらに来るのも超久々。

しかし以前あった源泉ぬる湯が只の水風呂に変わっていたり、岩風呂が閉鎖されていたり、残念ながら質落ち感が否めない。

それでも北アルプスの麓というロケーションは最高で、開放感満点の露天風呂で満喫させて頂く。

泉質に特筆すべきものはないけど、こちらの売りはやはりロケーションでしょうか。入浴料750円。

 

 

 

 

 

温泉を出ると、雲の隙間から北アルプスがお目見え。

 

久々の木崎湖を満喫。

調子に乗ってサイズアップを狙いに、来週も(~o~)

 

 

 

 

 

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2021 春の糸魚川ぶらり紀行④【雨に煙る大糸線を行く】

2021年05月22日 21時15分01秒 | 鉄道旅

2021年5月5日

 

 

 

 

 

新潟県糸魚川で迎える朝。午前6時30分起床。

早朝の糸魚川駅前。まだ雨は降っていない。これならなんとか釣りできるかも。

早め出発しようとさっそく朝食タイム。

 

 

 

 

 

コロナ対策で、朝食は食堂で取り分けて部屋に持ち込んで食べる、実質部屋食スタイルに変更されている。

個人的には常にこの方がありがたい。やっぱり部屋食は優雅にくつろいで食べれる。

 

と、朝食中に窓に水滴!早くも降り出してしまった。あ〜あ、一気にテンションダウン。

ズブ濡れは勘弁。今日は釣りやめ(あっさり)。

朝食後は即二度寝。これがまたたまらない( ´∀`)

 

 

 

 

 

9時50分、ホテルジオパークをチェックアウト。

岬寿司さんはじめ、今回も快適な宿泊だった。朝食が常時部屋食になってくれたら言うことなし。

 

 

 

 

 

釣りを取りやめ、今日はもう温泉入って帰るのみ。

予定よりだいぶ時間が早いけど、まずはレンタカーを返却しに行く。

 

 

 

 

 

ニコニコレンタカー糸魚川横町店でマーチを返却。

ニコニコレンタカーはガソリンスタンド併設なので、途中で満タン給油しなくても返却時に給油できて便利。

 

 

 

 

 

糸魚川駅に行き、10時31分発の大糸線 南小谷行きに乗車。とは言っても一区間だけ。

この便も以前は2両だったけど1両に変更されている。その1両に余裕で収まってしまう乗客数ではあるけど。

 

 

 

 

 

定刻に糸魚川を発車。

えちごトキめき鉄道と分かれて内陸へ。

 

 

 

 

 

隣駅の姫川で途中下車。

この駅で降りて向かうのはもちろんあそこ。

 

 

 

 

 

それは、フォッサマグナ糸魚川温泉ひすいの湯。

やはり糸魚川来たらここに寄らずに帰れない。今日も正露丸のような匂いの露天風呂1時間20分コースで満喫させて頂く。

毎度ながら、本当に素晴らしい湯。

 

 

 

 

 

風呂上がりは生ビール+かき揚げそば。

レンタカー返却してあとは列車なので気兼ねなく飲める。

くう〜、風呂上がりの一杯は格別(*´ω`*)

 

 

 

 

 

温泉を出て帰路へ。姫川13時28分発の南小谷行きに乗車し、「あずさ」に乗り継いで帰る。

ボックスシートは埋まりロングシートが空いている状況、迷うことなく後方展望立席(?)へ。

 

 

 

 

 

行きと同様、後方展望を堪能させて頂く。

行きとは逆方向の景色が広がり新鮮。頸城大野駅のバックミラーにはキハ120が映る。

 

 

 

 

 

大糸線非電化区間唯一の列車交換駅である根知は、新緑と花の色彩がきれい。

 

 

 

 

 

やがて姫川沿いの区間に入り洞門に突入。

 

 

 

 

 

徐々に山深い峡谷へ。

 

 

 

 

 

トンネルの上に道路。なかなかいい撮り鉄スポットかも。

 

 

 

 

 

釣り人目線で見ると、この辺り姫川に対して大糸線でしかアクセスできない場所が多い。手つかずのポイントが残されてそうでそそられる。

 

 

 

 

 

イベント列車を運行して、こういう場所で降ろさせてもらい鉄道ならではのポイントで釣りをして、また数時間後に拾ってもらって南小谷か糸魚川へ。

名付けて「フィッシングトレイン」。

そんな列車が運行されれば大糸線利用者大幅UPになると思われる。

おっと、いつも気付くと得意の妄想(+_+)

 

 

 

 

 

姫川峡谷に形成される断崖絶壁の下を列車は進む。フォッサマグナらしい景観。

 

 

 

 

 

平岩を過ぎると緑の屋根が目印、ホテル國富翠泉閣の姿。

日帰り入浴可能なこちらの温泉もなかなかの泉質。しかし午後の部が15時〜となっていて、大糸線直通「あずさ」と絡めるとなかなか利用しにくいのが難点。

 

 

 

 

 

何度も姫川と交差しながら列車は進む。

「曲」の標識とは?気になる。

 

 

 

 

 

南小谷に近付くと景色が開けてきて、すごく短いトンネルを通過。

日本一短いトンネルと言えば群馬県の吾妻線に存在していた樽沢トンネルが有名だけど、あの民主党政権下で度々話題になった八ッ場ダム建設により新ルートに変更され、それに伴い樽沢トンネルはお役御免。

新日本一短いトンネルの座は、広島県の呉線にある川尻トンネルへと移る。その長さ8.7m。

 

 

 

 

 

やがてE353系が視界に入るともう南小谷。

 

 

 

 

 

14時24分、終点南小谷到着。展望席もどきの旅終了。

向かいにはいつものように「リゾートビューふるさと」が停車中。

 

 

 

 

 

ここからは跨線橋を渡り「あずさ46号」に乗り換え。

 

 

 

 

 

姫川沿いに位置する南小谷駅。ホームからは姫川が一望。

 

 

 

 

 

乗り換え時間が30分以上あるので、ホームからの専用スロープでもあれば川に降りて釣りできる。

名付けて「駅からフィッシング」。列車待ちのひと時に。30分500円。

昨日日本海で丸ボウズ食らったせいか、妄想がひどいな…。

 

 

 

 

 

乗車準備が整い10号車に乗車。

 

 

 

 

 

すぐに缶チューハイタイム。やっぱり列車旅はビールやチューハイ飲みながらの呑み鉄が醍醐味。クルマだとこうはいかない。

 

 

 

 

 

定刻15時1分、南小谷を発車。新緑と雨に煙る清流 姫川。

 

 

 

 

 

とてつもない大岩が鎮座する姫川。暴れ川であることの証。

近年凶暴化が激しい日本の梅雨。果たして姫川は今年の梅雨を無傷で乗り切れるだろうか?

また土石流などが発生して南小谷−糸魚川間が被害を受けるようなことがあれば、今度こそ復旧断念→廃止が現実味を帯びてしまう。

 

 

 

 

 

15時15分、白馬。

ゴールデンウィーク最終日の今日、緊急事態宣言での自粛要請に反旗を翻したと覚しき(?)方々が乗車。

 

 

 

 

 

雨ということで北アルプスの眺めはイマイチ。

晴れてれば新緑とまだまだ真っ白な白馬連峰の対比がきれいな季節だけど。

 

 

 

 

 

雨の白馬を列車は進む。

長野で冬期オリンピックが開催されてから23年。白馬でのスキージャンプ団体金メダルの記憶は今も鮮烈。

今年またオリンピックが開催されようとしてるけど、この状況でもし日本選手が金メダルを獲ったとして、あのスキージャンプのような喜びや感動が湧くかどうか?

色々ネジ曲がったまま進んでいく情勢に、残念ながらオリンピックに嫌悪感を抱く人が急増し、自分もその一人。

待望だったはずのオリンピックを悪の元凶にしてしまったのは、やるべきこともやらず国民ほったらかしで「安心安全な」とか「コロナに打ち勝った証」などと念仏のように唱えてる人とその取り巻きによる、まさに人災。

 

 

 

 

 

やがて車窓に木崎湖。

来週はここに来る。狙うのは木崎湖の神秘、キザキマス。銀ピカに輝く妖精を見たい。

しかし日本海丸ボウズのあとなので自信崩壊(ーー;)

 

 

 

 

 

15時42分、信濃大町到着。ここでもそこそこの乗車あり。

ゴールデンウィーク最終日ということで最近の中では乗客が多いけど、コロナ前に比べたらやはり全然。

 

 

 

 

 

高瀬川を渡る。晴れてれば絶景スポットながら、やはり雨の今日は残念な感じ。

 

 

 

 

 

田植えシーズンを迎えた安曇野を進む列車。

やがて車内放送。松本で前3両連結の案内。

今日はこのあと松本で所用がある為、今旅は松本まで。もう終わりか。本当に休日はあっという間に過ぎ去る。

 

 

 

 

 

連結の為ゆっくり動いては止まりを繰り返し、車内に軽い衝撃が伝わると連結完了。

そして「まつもと〜まつもと〜」のおなじみ到着放送。

 

 

 

 

 

16時24分、松本到着。ここで下車。

松本からは大勢乗車。それでも乗車率は40%くらいか。コロナ前だとここで80%くらいになるのが定番だったけど。

 

 

 

 

 

向かいには臨時の「あずさ82号」。

E353系とE257系の組み合わせ見るのも久々。E257系は多くが「踊り子」に転属したけど波動用にまだ残っているようで、しばらくは中央線で姿を見ることができそう。

 

 

 

 

 

16時30分、「あずさ46号」新宿へ向けて発車。

これで何も釣れなかった糸魚川遠征終了。

来週は木崎湖。しかし釣る自信ゼロ(*_*)

 

 

 

 

 

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2021 春の糸魚川ぶらり紀行③【日本海をさまよう…】

2021年05月16日 21時37分40秒 | 海釣り

2021年5月4日〈3〉

 

 

 

 

 

大糸線で糸魚川に到着。

日本海フィッシングに向け、改札を出てレンタカーを借りにいく。

 

 

 

 

 

その前に海の状況確認。

糸魚川駅近くの国道8号大町交差点には展望台があり、日本海を一望できる。

 

 

 

 

 

風が弱く波も穏やか。

 

 

 

 

 

ピーカン弱風は釣れないサイン。

まあ日本海でありがちな爆風大荒れで釣り不能よりはいいけど。

 

 

 

 

 

海と反対側に目を向けると北アルプスの山々。駅近でこんなスポットがあるのも糸魚川の魅力。

 

 

 

 

 

ここから徒歩で約20分、Shell内にあるニコニコレンタカー糸魚川横町店に到着。こちらでマーチを24時間レンタル。ニコニコレンタカーは安いので重宝する。

 

 

 

 

 

手続きを終えていざ出発。すぐ海に出たいところだけど、いったん内陸に入りとある場所へ。

 

 

 

 

 

その場所とは、えびす釣具店。こちらでまずはエサのオキアミを購入。

 

 

 

 

 

明るいうちは何でもいいからエサで釣り、日が沈んだらルアーで大物狙いという目論み。

こちらの釣具屋さん、24時間営業で今後も重宝しそう。

 

 

 

 

 

再びクルマを走らせ、まずやって来たのは梶屋敷エリア。堤防+テトラといういかにも釣れそうな場所。

 

 

 

 

 

堤防に陣取り、14時30分スタートフィッシング。

兵庫県の香住で短時間ながら何度か釣りしたことはありながら、いずれもノーフィッシュ。今日は何でもいいから初の日本海フィッシュを釣りたい。

 

 

 

 

 

風は弱いけど、テトラに打ち寄せる波はえらく高い。波が来る度にドッパーン!としぶきが上がりビビる。日本海とはこういうものなのか。

 

そしてバイトはないけど、仕掛けを上げるとオキアミが何かにかじられてる。どうやら針掛かりまでいかない小さい魚が群れてるらしい。

粘ってみたものの状況は変わらず。1時間ほどで移動。上越方面へ。

 

 

 

 

 

次に来たのは浦本港。こちらは堤防に囲まれた漁港で波は穏やか。釣りはしやすそうで、当然人が多い。しかし釣れてる様子は無し。

恐る恐るオキアミを投入してみるも、予想通りウンともスンとも言わず。これはヤバイな。小魚も釣れないとは。

 

 

 

 

 

今日の潮回りは小潮。潮が動かないことが影響してるのか、海に生命感が無い。

それにしても、小潮とは言え潮位の変化がほとんど無いのが気になる。太平洋だと小潮でも多少は動くけど。ほぼ潮位一定。これが日本海?

 

 

 

 

 

また移動し、今度は弁天岩がシンボルの能生海岸。

弁天岩へは橋があり比較的手軽に入れる磯釣りポイント。しかし人多し。釣り場はそんなに大きくないし、ちょっと気がひける。

 

 

 

 

 

弁天岩へは渡らず人が少ない海岸線でキャスト。しかしここでも何も起こらず。

時は夕暮れのゴールデンタイム。その恩恵も無く時間だけが過ぎていく。

また移動決意。浦本港に戻って夜のルアータイムにかける。

 

 

 

 

 

日没寸前、浦本港でルアータイムスタート。

魚釣りに来たのに海の写真撮ってるだけな気がする(ー_ー;)

 

漁港の灯りにベイトが集まってこないかと期待するも、依然として海に生命感は無し。暗くなっても多くの人が残ってるけど、釣れてる気配も無し。

これはダメっぽいな(*_*)

 

 

 

 

 

20時、もう降参でストップフィッシング。結局ノーバイトノーフィッシュで終了。

いつもこうなのか、今日だけなのかわからないけど、見事に日本海の洗礼を受ける。

 

これは何か太平洋の釣りとは異質なモノを感じでしまう。太平洋だと何かしらの小魚が釣れそうなものだけど。これは仕掛けなどを再考しないとダメっぽい。

ガックリしたままクルマを走らせホテルに向かう。

 

 

 

 

 

今宵の宿は糸魚川での定宿、ホテルジオパーク。

見事にデコったあとは、こちらに併設の居酒屋 岬寿司さんで糸魚川の海の幸を頂き嫌なことを忘れる。

 

 

 

 

 

まずはビール。くう〜美味い!

釣れてればもっと美味かったけど(*´Д`)

 

 

 

 

 

酒の肴、まずは定番のイカ納豆。

モチモチ食感がたまらない安定の美味さ。

 

 

 

 

 

続いて北陸の名産、白エビ唐揚げ。

これ食べるだけでも糸魚川に来る価値あり。

 

 

 

 

 

お次も北陸の逸品、ホタルイカ沖漬け。

これは言わずもがなの美味さ。

 

 

 

 

 

最後に岬ちらし重で〆。

ノーフィッシュの悪夢を忘れる至福のひと時。しかしちょっと食べすぎた…。

 

 

 

 

 

糸魚川駅の夜景を眺めて23時就寝。

明日の午前も釣りの予定ながら、雨男なので2日連続晴れるはずもなく、明日の天気予報は雨。

雨の中ズブ濡れでやるのは嫌だし、小雨で済むことを願って就寝。zzz…。

 

 

 

 

 

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2021 春の糸魚川ぶらり紀行②【大糸線 展望席(?)の旅】

2021年05月11日 22時12分11秒 | 鉄道旅

2021年5月4日〈2〉

 

 

 

 

 

「あずさ5号」で南小谷に到着。

ここからはJR西日本のキハ120で糸魚川に向かう。

 

 

 

 

 

ここでキハ120の異変に気付く。

「あずさ」接続のこの便は今まで2両付いていたのに、1両になってる!しかも一応はゴールデンウィークだというのに。

 

コロナ禍で収益が大幅悪化しているという鉄道会社。JR西日本も例外ではないようで、今年2月に地方ローカル線の廃止について言及。

日によっては乗客が多かろうが、もう2両なんか付けてられない!という大糸線に対しての意思表示か。

 

コロナが収束し鉄道に乗客が戻ってくれば風向きが変わると思いたいけど、今の施策の迷走っぷりではあと数年このままでは?

コロナによって大糸線は存廃の岐路に…。

 

 

 

 

 

定刻12時8分、1両の単行で南小谷を発車。

景色はきれいながら、1両では当然着席できるはずもなく車両後方で立ち。

 

 

 

 

 

ふと車両最後方が空いてるのに気付きそちらに移動。

おっ、後方展望席じゃん(゚∀゚)

 

 

 

 

 

かつての「トワイライトエクスプレス」展望スイートや小田急ロマンスカーよろしく、後方展望を満喫する。

座ってるよりこっちの方がいいかも(^.^)

 

 

 

 

 

南小谷の隣駅、中土に到着。非日常を感じさせてくれるこの秘境感。

ローカル線・ローカル駅存続には世知辛い世の中だけど、こういう自然に囲まれたホッと一息つける駅が少しはあってもいいのでは?

 

 

 

 

 

姫川に沿うこの区間はトンネル・洞門・橋梁の連続。改めてすごい所走ってるなと思う。

 

 

 

 

 

北小谷に到着。ここまで長野県。

ここから長大な真那板山トンネルで新潟県との県境を越える。

 

 

 

 

 

よくぞここに鉄道を通してくれたと思わずにはいられない景色。

先人達に敬意を払うと同時に、鉄道遺産と言ってもいいこの路線をなんとか無くさないでほしいと強く思う。

 

 

 

 

 

県境の真那板山トンネルを抜けると、山の中腹に白馬大仏がお目見え。

山が新緑に染まるこの季節はひときわ目立つ。

 

 

 

 

 

約50年前、白馬観光ホテルの社長により建立されたという白馬大仏。残念ながら、現在そのホテルは営業してないようだけど。

 

 

 

 

 

姫川と大糸線を見守るように鎮座してらっしゃる。

大糸線存続をなんとか後押しして下さいm(_ _)m

何のいわれも無いでしょうけど。

 

 

 

 

 

白馬大仏が見下ろす平岩に到着。

既に新潟県。姫川温泉へはこちらの駅から。

 

 

 

 

 

次の小滝までの区間が大糸線非電化区間のハイライト。

簡素な橋梁で急流の姫川を渡る場面が多く、高所恐怖症の自分は結構ビビる。

 

 

 

 

 

そして姫川沿いの区間では25km/h制限がかかり、トコトコゆっくり進行。

度重なる水害で地盤が緩いのか。THEローカル線という感じがたまらない。

 

 

 

 

 

トンネルを抜けるとすぐ橋梁。

 

 

 

 

 

そして洞門。

 

 

 

 

 

洞門を抜けては橋梁を繰り返し、暴れん坊の姫川と寄り添うように走る。

 

 

 

 

 

そしてトラス式鉄橋。下丸見え。こわ〜(゚A゚;)

 

 

 

 

 

フォッサマグナの絶景とスリル(?)を堪能して小滝に到着。

 

 

 

 

 

小滝を出ると姫川の流れがいくらか緩やかになり、線路の相貌も山間部から平野部へと移り変わっていく。

 

 

 

 

 

根知に到着。大糸線非電化区間で列車交換ができる唯一の駅。

 

 

 

 

 

ラッセル車が留置されていて、豪雪地帯の路線であることを物語る。

今は緑の山とピンクの花のコントラストがきれい。

 

 

 

 

 

山間部を抜け平野となったところで頸城大野。

 

 

 

 

 

頸城大野を出ると、雪が残るバックの山々と新緑が眩しい平野が一体となる景色。

晴れた冬の日に撮り鉄したくなるロケーション。

 

 

 

 

 

姫川。糸魚川温泉ひすいの湯の下車駅。

民家が増えて糸魚川の中心地に入ってきた感はあるけど、バックに聳える山々は迫力満点。

 

 

 

 

 

北陸新幹線の高架をくぐり、旧北陸本線のえちごトキめき鉄道と合流すると間もなく糸魚川。

 

 

 

 

 

13時6分、南小谷から58分で終点糸魚川到着。大糸線非電化区間の後方展望を堪能。

 

これだけの絶景路線に加えて、山・川・温泉・雪・ひすい、それに大仏と観光資源は十分あり、それを掘り起こせば大糸線自体も貴重な観光資源になり得ると思えるけど、JR西日本にもうそんな気は無さそう。

とにかくコロナ禍を早く脱して、100%とはいかないまでも元の世の中に戻ることが先決。

今の政治の迷走っぷりではあと何年かかるかわからないけど(*_*)

 

 

 

この後はレンタカーを借りて日本海へ。

シーバスだなんて贅沢言わないので、何でもいいから初の日本海フィッシュを

( ´ー`)

 

 

 

 

 

コメント
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