Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

関西長期出張休日日記⑩【「サンライズ瀬戸」で最終一時帰京】

2017年04月23日 18時23分00秒 | 鉄道旅

2017年4月22日

 

 

 


今月は今日明日の土日が会社公認帰省日。今回も「サンライズ」のソロかシングルを狙うも、特に金曜発は下りのみならず上りも盛況。帰省予定が確定する一週間前に買おうとすると既に満席のパターンが多い。

そんな訳であまり期待せず19日に窓口に出向くと「満席です」の回答。やっぱり。しかし20日にも窓口に出向くチャンスがあったので、ダメモトで申込書を提出すると「シングルが空いてます」。おおっ、やった。しかも海側2階のベストポジション。1階でもいいと思ってたのに。直前キャンセルか。とにかく今月も「サンライズ」で帰れる。

 

 

 

 

 

日付が変わる前の23時40分頃、三ノ宮駅到着。

 

 

 

 

 

今日は定刻運行されているようで一安心。

 

 

 

 

 

まだまだこの時間でも三ノ宮駅は人で溢れている。

 

 

 

 

 

先発の普通大阪行きが発車。このあと来るのは「サンライズ」。関西出張もいよいよ終わりが見えてきて、こうやって三ノ宮で「サンライズ」を待つのもこれがラストになりそう。ちょっと寂しくなる。

 

 

 

 

 

0時11分、「サンライズ瀬戸・出雲」今日はピッタリ定刻で到着。

 

 

 

 

 

やっぱりこの夜行列車の入線シーンというのはいつも胸高鳴る。いい歳だけど。

 

 

 

 

 

「瀬戸」の8号車シングル2階に乗車。

 

 

 

 

 

0時13分、三ノ宮を定刻発車。数分遅れてくることが多かったのでいつも三ノ宮は速攻発車だったけど、今日は荷物整理して着席してからの発車。その後はいつも通り東海道本線を爆走で進む。

 

 

 

 

 

例により「サンライズコップ」でビールタイム。至福のひと時。

 

 

 

 

 

しばらくすると車掌さんの検札。そう言えば、今回このきっぷをとってくれた窓口の方はなかなか仕事熱心な方だった。

自分「(『サンライズ』の指定券申込み書を出しながら)空いてれば個室でお願いします」
窓口「1名様用の個室はソロとシングルとシングルデラックスがありますが、どれにします?」
自分「(おっ、やる気マンマン、でも満席でしょうけど)ソロかシングルでお願いします」
窓口「(マルスを叩いて)ソロは空いてませんがシングルならおとりできます」
自分「(えっ?マジで)2階だとどうですか?」
窓口「2階でおとりできます」
自分「(うおっ、やったー)シングル2階でお願いします」
窓口「かしこまりました」
自分「乗車券と特急券分だけ領収書お願いします」
窓口「(発券された指定券を差し出しながら)お客さん、寝台の場合は特急料金が自由席の金額になるんですが、指定席料金で領収書切ります?」
自分「(おっ、こんなの言ってくれる人初めて)はい、指定席料金でお願いします」
窓口「(ちょっと考え込んで)お客さん、新神戸からの新幹線特急料金にしておきます」
自分「(え~いいんですか)はい、新幹線の料金でお願いします」
窓口「お客さん、『のぞみ』と『ひかり』で料金変わりますが、どっちにします?」
自分「(いいぞいいぞ~)『のぞみ』でお願いします」
窓口「では領収書は『のぞみ』の体で」

これで経費処理できない寝台料金自己負担分が減り大助かり。窓口の方に大感謝。1人用個室の種類でシングルツインが出てこなかったけど、あれは2人で使う人が多いだろうか。

 

 

 

 

 

0時33分、人けのない大阪に到着。

 

 

 

 

 

ホームには営業運転目前「瑞風」の表示が登場している。

 

 

 

 

 

深夜ながら部屋を真っ暗にして夜景を見て過ごす。個室寝台の醍醐味。しかし睡魔に襲われ、午前1時30分頃、彦根を通過した辺りで就寝。

 

 

 

 

 

翌朝6時頃目が覚めると、列車は真鶴付近を走行中。今日も相模湾の車窓が広がる。

 

 

 

 

 

時折雲の隙間からうっすらと陽が差す。既に太陽の位置はかなり上。毎月のように上り「サンライズ」に乗ってきて、最も季節の移り変わりを感じる場所。結局見れなかったけど、相模湾サンライズを見るなら2月中旬~下旬がベストか。

 

 

 

 

 

自動の終着放送に続き車掌さんの終着放送が流れて列車は東京へ。

 

 

 

 

 

定刻7時8分、終点東京到着。今回もあっという間だった「サンライズ」の7時間。

 

 

 

 

 

名残惜しみつつ、また乗れることを願って帰路へ。

 

 

 

 

 

8番線「サンライズ」のあとは、急行「春のひたち海浜公園号」が入線予定。久々に見るJRの急行。

 

 

 

 

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2017 香住ガニ&桜紀行②【竹野温泉 誕生の湯→「はまかぜ4号」】

2017年04月13日 16時17分00秒 | 鉄道旅

2017年4月10日

午前6時30分起床。4月とは言え佐津の朝はかなり寒い。朝食まで時間があるので、昨日のリベンジで早朝撮り鉄に出向きます。宿のすぐ近くで桜が入る所を見つくろってスタンバイ。まずはキハ47豊岡行き。

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う~ん、昨日よりはマシなような気がしますが、手前の電柱が気になる。電柱が入らないよう、やや場所移動。続いてキハ189系「はまかぜ2号」。

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あ~、完全にシャッター切るのが遅れて桜が隠れた。失敗。撮り鉄は難しい。

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宿に戻って朝食。昨晩頂いたカニとエビの夕食は超絶美味かったけど朝食も美味しい。普段は朝食を全く食べませんが、ごはんお櫃1杯完食。朝食後、チェックアウトまで時間があるので、再び撮り鉄。

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キハ47香住行き。これはシャッター早すぎたか。初心者の自分には連写モードの方が良かったかも。撮り鉄は奥が深い。

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9時30分、「カニの宿 みやた」さんをチェックアウト。本当に昨晩の香住ガニと桜エビは衝撃的な美味さだった。素材の良さはもちろん、大将の料理の腕がピカイチ。女将さんも美人で色々気遣いして頂きすごくいい宿だった。じゃらん口コミ評価5決定。また来たい。

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佐津駅まで送迎車で送って頂き、9時49分発の豊岡行きを待ちます。

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満開の桜の下、キハ47豊岡行き到着。

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佐津を離れます。豊かな自然と美味しいカニ、香住も良かったけど佐津もそれ以上にハマるいい所でした。今までこの地を知らなかったのが悔やまれる。

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山陰本線ののどかな風景を一区間だけ満喫。

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9時58分、隣駅の竹野で下車。ここから温泉に向かいます。

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のどかな景色の中をのんびり歩くこと約20分で日本海に出ます。

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そこからすぐに北前館に到着。この施設の中に「誕生の湯」という温泉があります。1階の受付で入浴券を購入し2階の浴室へ。体を洗い露店風呂へ直行。こちらの露店風呂、小さいながらも海に面しており見晴らし最高。月曜の今日は空いていて貸し切り状態。泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物泉。海辺の温泉らしくしょっぱい高張性の湯。循環濾過により成分の濃さからすると塩味は弱いですが、消毒用塩素臭がすることもなく、海風を心地よく感じながら1時間30分コースで温泉を満喫。

<竹野温泉 誕生の湯>★★★★☆
泉質:B 眺め:A 癒し:A コスパ:B
今日は空いていたのでよかったですが、露店風呂は3人位しか同時に入れなさそうな大きさ。混雑しそうな土日は内湯しか入れなさそうな気がします。入浴料600円。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。コインロッカーは100円リターン式で安心。

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風呂上りには1階のレストランで生ビール。最高。

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13時前、北前館をあとにして竹野駅に戻ります。明日は早出出勤なので早くも帰路へ。

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竹野駅の桜は満開。ここから「はまかぜ4号」に乗りますが、それまでに1本列車が来るようなので撮り鉄チャレンジ。

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竹野駅に入線するキハ47浜坂行き。全体的にバランスが悪く感じる。なかなか会心の1枚は撮れません。撮り鉄は奥が深い。

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それにしても竹野駅の桜はきれい。カニ目当てで来ましたが、桜もドンピシャで満開のタイミング。

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14時2分、「はまかぜ4号」到着。乗車して名残惜しみつつ竹野をあとにします。

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城崎温泉を出るといつものように雄大な円山川の眺め。

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「はまかぜ4号」は山陰本線をパワフルに進んでいきます。美しい景色の中を力強く進むキハ189系「はまかぜ」にすっかりハマり何度も乗りましたが、恐らくこれが今出張中に乗る最後の「はまかぜ」。今度は東京から、カニシーズンに「サンライズ」との組み合わせで乗れるように来てみよう。しかしそうなると姫路早朝下車必須。朝が苦手な自分には少々きつい。下りは米子から周り込んで、上りで「はまかぜ6号」→「サンライズ」にした方がいいかも。

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…などと次の訪問を妄想しながら山陰本線の桜を眺めます。

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カニだけではなく満開の桜。そして温泉。春の北近畿は最高。

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昨日も見た「天空の城 竹田城跡号」と和田山で交換。

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和田山から播但線に入ります。

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播但線内も満開の桜が続きます。

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寺前で103系とキハ47が並んでいます。昭和の風景。

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ちょうど103系連結シーンを目撃。

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播但線電化区間の主力として今も走っている103系。115系やキハ47と合わせて、JR西日本管内はまだまだ国鉄時代車が活躍していて嬉しくなります。

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15時46分、福崎に到着。三ノ宮まで早くもあと1時間。もっと乗っていたい。

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16時頃、姫路に到着。恒例の座席回転儀式。今日は空いているのでスムーズに行えます。姫路を発車するとハイパワーエンジン搭載キハ189系の本領発揮。山陽本線を爆走で進みます。

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明石海峡大橋が見えてきました。三ノ宮はもうすぐ。

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定刻16時47分、三ノ宮到着。名残惜しみつつ下車。夢のような美味さだった香住ガニフルコースの旅終了。「はまかぜ」の雄姿もしばらく見納め。今度は東京から、また…。

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2017 香住ガニ&桜紀行①【「はまかぜ1号」で桜満開の北近畿へ】

2017年04月11日 19時58分00秒 | 鉄道旅

2017年4月9日

 

 

 


3月に食べに行った香住の松葉ガニが忘れられず、関西にいる間に何とかもう一度と画策し、今日明日を日月休みにすることに成功。再び北近畿へ。

 

 

 

 

 

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午前9時50分、三ノ宮駅着。ここから乗るのはもちろんキハ189系「はまかぜ1号」。

 

 

 

 

 

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9時57分発「はまかぜ1号」3両編成で到着。冬の間はずっと6両だったけど、カニシーズンがほぼ終わって3両に戻った。やっぱり6両の方が特急列車らしい威厳が感じられる。

 

 

 

 

 

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姫路で方向転換。播但線に入る。

 

 

 

 

 

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岡山地区でよく見る黄色の115系は姫路まで来ているようで、何とか乗りに行きたかったけど「はまかぜ」ばっかり乗ってたので結局乗れずに終わりそう。

 

 

 

 

 

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例によりここでビールタイム。至福のひと時。

 

 

 

 

 

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年末に初めて乗って以来すっかり「はまかぜ」ファンになり、特にこの「1号」はよく乗ったけど、長期出張も終盤にきて、これが出張中最後の乗車か。

 

 

 

 

 

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長谷でキハ40ラッピング車両「天空の城 竹田城跡号」と交換。

 

 

 

 

 

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播但線非電化区間は満開の桜が車窓に広がる。

 

 

 

 

 

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竹田駅も桜満開。最初はカニのことしか考えてなかったけど、これは桜を見るにはベストなタイミングだったかも。天気はちょっと悪いけど。

 

 

 

 

 

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満開の桜を特急列車でビール飲みながら眺める。プチ花見。

 

 

 

 

 

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山陰本線に入っても満開の桜車窓は続く。

 

 

 

 

 

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いつものように円山川が見えてきた。

 

 

 

 

 

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定刻12時27分、城崎温泉到着。多くの乗客と共に自分もここで下車。もちろん温泉目当て。

 

 

 

 

 

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12時28分、「はまかぜ1号」浜坂に向けて出発。当分乗れなくなるかと思うと名残惜しくなる。

 

 

 

 

 

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「トワイライトエクスプレス瑞風」城崎温泉駅立ち寄り決定の報。まあ自分のような社会の底辺には無縁でしょうけど。

 

 

 

 

 

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城崎温泉駅前にある1本の桜も満開。

 

 

 

 

 

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今日も多くの人で賑わう城崎温泉街をそそくさと抜けて円山川温泉到着。

浴室に入ると今日も温泉のいい匂いがプンプンする。そして真冬の時は寒くてまともに入れなかった露天風呂が、やや暖かな今日は最高に気持ちいい。

内湯と露天を交互に2時間30分コースで名湯を満喫。ここは本当にいい温泉。個人的名湯ベスト5ランクイン決定。

 

 

 

 

 

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温泉を出て城崎温泉駅に戻る。円山川の対岸にも満開の桜。

 

 

 

 

 

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今日はこれから17時17分発の普通列車で佐津に向かう。

 

 

 

 

 

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反対ホームに「はまかぜ6号」大阪行きが到着し、数分後キハ47浜坂行き到着。

城崎温泉を出ると山あいの区間をエンジンを唸らせてゆっくり走る。昭和の雰囲気満点。

 

 

 

 

 

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17時36分、佐津に到着。

 

 

 

 

 

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キハ47をお見送り。初めて来たけど、ここはもろに自分が大好きなローカル駅。

駅舎を出ると宿のご主人が待っていてくれて、送迎車に揺られること約3分。

 

 

 

 

 

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今宵の宿「カニの宿 みやた」さんに到着。大漁旗がシンボル。わざわざ女将さんに出迎えて頂いてちょっと恐縮。


こちらの宿、山陰本線線路のすぐ脇にある。ということで、夕食の時間まで撮り鉄チャレンジ。桜が入るスポットで列車を待つ。そしてキハ47豊岡行きが通過!

 

 

 

 

 

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う~ん、完全素人作品。また明日の朝リベンジしよう。

 

 

 

 

 

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宿に戻るといよいよカニの夕食。松葉ガニは既に漁期が終わってるけど、5月末まで漁期の香住ガニフルコースと桜海老を頂く。香住ガニとは香住地方で水揚げされる紅ズワイガニのこと。松葉ガニに比べて身が甘くて水分が多いのが特徴らしく、市場の相場は松葉ガニよりも安く設定されている。

 

 

 

 

 

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まずは桜海老踊り食い。静岡でよく見る桜海老とはちょっと違う。地方による呼び名の違いか。そしてまだ生きてる。ピチピチ跳ねてるかわいい姿を見ると、偽善的ながらちょっとこのまま食べるのは無理。氷水に浸けてエビが静かになったところで頂く。ミソは濃厚、尻尾はコリコリ。美味~い。

 

 

 

 

 

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続いて桜海老の陶板焼き。海老の甘みと香ばしさが最高。

 

 

 

 

 

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そしていよいよ香住ガニ。まずは茹でガニ。「カニ酢」と呼ばれる酢をつけて食べると濃厚なカニの風味がいっそう引き出される。美味い。

 

 

 

 

 

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次はお造り。夢のカニ刺しがこんなに。

 

 

 

 

 

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しょうゆをつけて食べると、甘~い!ヤバい美味さ。

 

 

 

 

 

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今度はご主人がその場で炭火で焼いて下さる焼きガニ。加熱すると出てくる新たなうま味と香ばしさがたまらない。

 

 

 

 

 

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同じく炭火で焼いて頂いたカニミソ。あまりの美味さでボーッとしてくる。

 

 

 

 

 

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いよいよフルコースのクライマックス、カニしゃぶ。

 

 

 

 

 

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ささっとお湯にくぐらせて、

 

 

 

 

 

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ポン酢を付けて頂くと、うおっ、これは衝撃的な味と食感。こんな食べ物があったとは。今まで食べなかったのが悔やまれる美味さ。

 

 

 

 

 

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カニしゃぶの合間に出てきたカニ天ぷら。これも初体験の衝撃。カニしゃぶに続きカニ天も超絶美味い。

 

 

 

 

 

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最後はカニしゃぶの残り汁で〆の雑炊。

 

 

 

 

 

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食後のデザートを頂いて香住ガニフルコース終了。松葉ガニの時と同様、2時間30分かかって完食。


やはり知名度では松葉ガニが上かもしれないけど、味は勝るとも劣らない香住ガニ。価格も松葉ガニよりリーズナブル。こちらのお宿は1泊2食桜海老付きで16000円程(じゃらん)。松葉ガニだと海老なしで2万円超えるからやっぱりお得。


しかし夢のような時間だった。お腹も心も満たされて就寝。時折聞こえる山陰本線の列車の音が心地いい。

 

 

 

 

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