2019 夏の釣り旅in山陰③【1日目～中海初キャスト】

2019年8月12日＜2＞

 

 

 

 

 

13時20分、松江に到着し、駅前の「タイムズカーレンタル」さんに向かう。こちらで軽のワゴンRをレンタル。

さっそくポイント探索に出発。釣りできるのは今日から5日間。その間になんとか中海･宍道湖でシーバス1匹釣りたい。
その前に、松江市内の淡水釣り場を確認。

 

 

 

 

昼はバスや雷魚でも狙えないかと野池や貯水池を周るも、どこも釣り禁止っぽい。野池はあきらめ、夜のシーバスに備え中海のポイント探索へ。

しかし暑い。クルマの気温計には38℃と目を疑う数字が表示されている。

 

 

 

 

一気にクルマを走らせ中海に到着。お～バックに大山がそびえ雄大な景色。きれい～。

 

 

 

 

こんなきれいな景色の中で釣りできるのは無上の喜び。しかし釣りするのは夜なのでちょっともったいないな。
夜に備えポイント探索を終了し、いったんホテルに向かう。

 

 

 

 

17時、ホテルにチェックイン。今日から4泊お世話になるのは「レインボープラザ」。松江駅周辺のホテルは駐車場有料の所が多いけど、こちらは駅から少々離れているせいか駐車場無料。これはありがたい。

 

 

 

 

5階の部屋からは松江の街並みが見渡せる。宅急便で送ったウェーダーも無事に届いていた。

釣りの準備をしつつ、BSの広島×巨人戦をテレビ観戦。自分は巨人ファン。近年、巨人ファンにとってマツダスタジアムは正に鬼門。しかし今日は2回終了時で4-1とリード。先日は5点差を逆転されたから全くセーフティリードと言えないけど、一応安心して再び中海に向かう。

 

 

 

 

中海はちょうど夕焼けタイム。メチャメチャきれい。宍道湖の夕日は有名だけど、ここ中海の夕日もまた格別。

中海シーバスゲットに向けて、まずやって来たのは大根島。場所の名前はよくわからずも、日が暮れた19時30分、ウェーダーを着用して中海初キャスト。

 

 

 

 

月明かりに照らされた中海でルアーを投げる。静かな水面、時々ボラがライズする音が聞こえる。雰囲気満天ながら、バイトは全く無し。

ポイントを変えながらキャストを繰り返す。しかし延々ノーバイト。んー、何か嫌な予感がしてきた。しかも暑さと疲れで睡魔が襲ってきた。
早くも集中力が切れてきて、ノーバイトのまま21時ストップフィッシング。中海シーバス、そう甘くはなかった。というか、5日間丸ボーズで終わりそうな気配･･･。

21時30分、ホテルに戻るとまだ広島×巨人戦が続いていて、8回終了時で8-6の2点差。さらに9回裏に1点失いながら、なんとか8-7で巨人が薄氷の勝利。
「野球は8-7が一番面白い」と言うけど、どうしてマツダスタジアムでは毎回こんな試合になってしまうの？まあとにかく勝って良かった。

 

 

 

 

ビールを飲んで、23時30分就寝。
一筋縄ではいかなそうな中海シーバス。明日はどんな展開に？

 

 

 

 

2019 夏の釣り旅in山陰②【「サンライズ出雲」→復活「らんぷの湯」】

2019年8月12日＜1＞

 

 

 

昨晩乗車した下り「サンライズ出雲」。突然小声の車内放送が流れ、目が覚める。

「『サンライズ瀬戸･出雲』東京行き発車します」。

夢？と思うも、いや、これは現実。時刻は5時25分。姫路か？まだ車内放送休止時間帯。
どうやら車掌さん、上りと下りを間違え、さらに車外放送と車内放送の切り替えを間違えたと思われる。

 

 

 

 

ブラインドを上げしばらく車窓を眺めていると、相生を通過し赤穂線と分岐。朝が苦手な自分は再び就寝。

 

 

 

 

やがて正式に（？）おはよう放送が流れ、6時27分に岡山定刻到着。「瀬戸」と「出雲」の分割シーンを見届けに今日も多くのギャラリーが集結。

6時31分「瀬戸」が先行発車し、続いて34分に「出雲」が発車。「瀬戸」だともう下車準備に入るところだけど、「出雲」はここからまだまだ長い。

 

 

 

 

6時46分、倉敷到着。水島臨海鉄道？今までこの路線の存在を知らなかった。JRと同じ場所にあっても、こちらの駅名は「倉敷市」。

 

 

 

 

伯備線に入るときれいな高梁川の車窓が広がる。

 

 

 

 

高梁川と寄り添うように伯備線を進む。きれいな景色。しかし朝が苦手な自分はこの辺りで再び睡魔に襲われる。ブラインドを上げたまま再び就寝。

次に目覚めるといつの間にか新見を過ぎ、時刻は8時50分。

 

 

 

 

もうすぐ米子。ヤバいヤバい、大山を見逃すところだった。急いで個室を出てデッキへ。すると進行右側に広がる大山の姿。

 

 

 

 

自分の個室は左側だったので、デッキに出ないと見られなかった大山。何とか見ることができた。今日も凛々しいその姿。

 

 

 

 

大山の雄大な姿を見届けて個室に戻ると9時03分、米子に到着。ここまで定刻。

 

 

 

 

DD51の姿。ここが米子で有名な扇方車庫だろうか。初めて見た。

 

 

 

 

澄んだ夏の空に飛行機雲。いい天気だけど、実は台風10号が不気味に迫っている。帰りは16日「サンライズ出雲」の寝台券を確保してるけど、果たして無事に運行されるのか？

 

 

 

 

松江を出ると進行右側に宍道湖の姿。再び個室を出てデッキで鑑賞。

 

 

 

 

個室に戻り宍道を出ると、次は終点出雲市。毎回思うけど、本当にあっと言う間。車窓には山陰の緑鮮やかな景色が広がる。

 

 

 

 

やがて終着放送が流れ、斐伊川を渡るといよいよ出雲市。

 

 

 

 

定刻9時58分、終点出雲市到着。東京を出てから約12時間。寝台特急で過ごす一晩は本当に儚くも足早に過ぎ去ってしまう。

 

 

 

 

東京からはるばる出雲まで走ってくれた285系。このご時世に東京ｰ出雲市を結ぶ寝台特急が毎日走ってくれていることが、近頃は本当に奇跡のように思える。

 

 

 

 

285系の姿を見届け、帰りも乗れることを願い改札へ向かう。

 

 

 

 

と思ったら、改札へ続く階段にバッタの姿。ショウリョウバッタだろうか。迷い込んでしまったのか？踏まれたら大変。ホームの外へ連れ出してリリース。

 

 

 

 

改札を出てすぐにある「カフェレストいずも」で朝食に割子そばを頂く。割子そばを頂くとやはり出雲に来たことを実感する。
ところで、このお店のメニューに「隠岐いか丼」なるメニューがあるのに気付く。いか丼好きの自分には無性に気になる。また後で来るか。

 

 

 

 

朝食を食べ終えやって来たのは「出雲駅前温泉らんぷの湯」。火災により営業不能に陥ってたけど、無事に復活してくれていた。

入浴券を購入しさっそく入場。体を洗い露天の個別浴槽へ。火災前と変わらぬ鉄分を多く含んだ濁り湯。駅前ながら本当にいい湯。復活してくれて良かった。それほど混雑もなくゆったり過ごし、50分コースで満喫させて頂く。

 

 

 

 

温泉を出ると再びさきほどの店へ。さっきから1時間30分程しか経ってないけど、今度は昼食。無性に気になった隠岐いか丼を注文。いかの漬けがたっぷり乗ったいか丼。う～ん、美味い。ビールが欲しい。しかしこの後レンタカーを借りるのでガマン。

 

 

 

 

隠岐いか丼を食べ終えホームに戻る。次に向かうのは松江。

 

 

 

 

12時22分発の115系生山行きに乗車。この時間、山陰本線は遅れが発生しており、この列車も15分程遅れて出雲市を発車。

 

 

 

 

しばらくすると車窓に宍道湖。今回の釣り遠征は中海と宍道湖がメイン。

 

 

 

 

景色は超絶きれいだけど、果たして島根のシーバス捕獲なるか？

 

 

 

 

13時20分、松江に到着。ここで下車。ここが今旅の拠点。

 

 

 

 

黄色い115系を見送り、自動改札化された改札口へ。島根には何度か来ていたけど、初めて訪れた松江。初めての土地はいつも新鮮な気分。

ここからは鉄を離れアングラーとなり、島根の魚を追い求める（つもり）。

 

 

 

 

2019 夏の釣り旅in山陰①【「サンライズ出雲」で出発】

2019年8月11日

 

 

 

 

今日から夏休み。毎年恒例の釣り遠征へ。
今夏の行き先は山陰 島根。中海･宍道湖でシーバスを狙うべく、19時東京駅に向けて出発。
途中寄り道しながら、21時前に東京駅到着。山陰旅の始まりはもちろん「サンライズ出雲」。
入線までの時間は8番線ホームのベンチでまったり過ごす。それにしても暑い。
21時33分頃、9番線に「サンライズ瀬戸･出雲」入線の放送が流れ、それと同時に多くの人がカメラを構える。

 

 

 

 

285系のかっこいい姿が見えてきた。

 

 

 

 

「サンライズ瀬戸･出雲」入線。いつもながら、旅立ち前のこの瞬間がたまらない。

 

 

 

 

東京駅を発着する他の列車とは異彩を放つ285系。存在感が凄いな～。

 

 

 

 

9番線に移動するとすごい人の数。乗車する人、見送りする人、撮影する人。夜行列車出発前という雰囲気ムンムン。

 

 

 

 

ビールを買い込み、自分は「出雲」の8号車に乗車。部屋は自分の定番シングル2階。
7号車までの「瀬戸」は本日琴平行き。

 

 

 

 

出発まで荷物の整理。8号車にも続々乗客が乗り込んでくる。

 

とあるグループ客の声「ここ宴会部屋にするか」。
何？冗談じゃない。静かに「サンライズ」の夜を満喫したいのに。
そのグループは「ラウンジ行ってみるか」と言っていなくなったけど、ラウンジでどんちゃん騒ぎするとソロの乗客に迷惑。

夜行列車でモラルが無い輩に遭遇すると本当に悲劇。

 

 

 

 

時刻は22時となり、「サンライズ瀬戸･出雲」東京を定刻発車。

 

 

 

 

東海道新幹線を横目に見ながら東京のネオン街を抜けていく。

 

 

 

 

間もなく車掌さんの検札。寝台券は10時打ちでゲット。
事前受付を廃止する駅が増え10時打ちしてもらうのも難しくなったけど、幸い自分の最寄り駅は10時打ち客に寛大で頼りになる。

今旅の目的地は松江ながら、東京からだと松江も出雲市も西出雲も同じ運賃なので、乗車券は西出雲まで購入。西出雲まで行くかはわからないけど、終点出雲市まで乗り通して「らんぷの湯」に入る予定。

 

 

 

 

検札が終わると晩酌タイム。今回は途中のオリジン弁当で購入し、グランスタではサラダのみ購入。
グランスタに行くと金銭感覚が麻痺していくらでも使ってしまいそうで怖い。

 

 

 

 

列車は多摩川を渡り神奈川県へ。寝台列車で夜景を眺めながら飲むビールはいつも格別。

 

 

 

 

22時24分、横浜に到着。こうして個室から人でごった返す横浜駅のホームを眺めるのも非日常の感覚。
東海道本線をひた走り、小田原を過ぎると車窓に夜の相模湾。夜の海は何とも神秘的。上り「あけぼの」から見た夜の日本海を思い出す。

 

 

 

 

23時21分、熱海に到着。営業終了し暗くなった伊豆急8000系の車内に1日の終わりを感じる。ここで就寝準備。
丹那トンネルに入ったところでサンライズ浴衣に着替えて横になる。

 

 

 

 

いつの間にかうたた寝していると23時40分、富士に到着。眠気MAX。ここでブラインドを下して就寝。
寝台列車は寝るのも醍醐味。軽やかなジョイント音を子守唄に夢の中へ。zzz･･･。

 

 

 

 

2019.8.3 河口湖【灼熱！河口湖夏の陣】

2019年8月3日

 

 

 

 

長かった梅雨が明けると連日の猛暑。多少の避暑に･･･ならない事は知りつつ、夏の河口湖へ出動。

長梅雨とここ数日のゲリラ豪雨の影響か、前回6月に来た時よりかなり増水している。増水はやはりテンションUP。

午前7時出船。日が出る前は気温23℃程だったけど、日が出ると一気に上昇。早くも30℃近くいってそう。水温26℃台。水質はステイン。まずは丸栄の溶岩帯へ。この時点では無風。

 

 

 

 

シャッドを投入するとスーパーノンキーズの嵐。

小さくてかわいいけど、デカいの釣りたい。やや沖の台地へ移動。スーパースレッジで探ると「ゴンッ」！
うおっ、いきなりきた！メチャメチャ引く。これはデカそう。ニゴイじゃなきゃいいけど。
2分くらいの格闘の末、水面に姿が見えた。バスだ！これを無事にネットイン！

 

 

 

 

44cm/1100gのナイスサイズ。ちょっとお痩せさんだけど、きれいなネイティブ。

 

 

 

 

今までシャッドで愛用していたコンバットスティックが先日折れてしまった為、タックルベリーのベリーネットで購入したテムジン フィランギ。この魚で入魂完了。

テムジン、登場当時は高くて買えなかったけど、最近はお手頃価格で中古を購入できる。最新機種に全くこだわらない自分にとってはありがたい。

この頃から太陽が照り付け気温は30℃を超えたと思われる。時折弱い東風が吹くものの無風の時間も多く、暑い！ジュースと水を大量に飲んで熱中症対策。

 

 

 

 

しかしその後はスーパーノンキーズのみ。水温も27℃台後半へ上昇。厳しい。
小海･大石･ハワイと周るもやはりノンキーのみ。

ラストは信号下へ。スーパースレッジで探ると「ゴンッ」！バイトきた！強い引き、これはデカそう。
ウィードに巻かれないようやりとりして魚が水面に。んっ？何か違和感。上がってきたのは･･･

 

 

 

 

やはりこの方、デカニゴイ。40UP。
ここで時刻は13時。連日のゲリラ豪雨を懸念して、ちょっと早いけどストップフィッシング。

 

 

 

 

ピーカン無風の影響か、難しいと感じた夏の河口湖。小バスはいっぱい釣れるけど。

しかし暑さでバテバテ。早く帰ってビール飲みたい。

 

 

 

 

帰宅すると、玄関の前にカブトムシの姿。先日はノコギリクワガタがいたし。何かの前触れ？しかしかわいいな。