Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2017 夏の山陽・山陰ぶらり紀行③【目覚めると大幅遅延~上り「サンライズ出雲」】

2017年07月22日 21時01分00秒 | 鉄道旅

2017年7月17日

 

 

 


昨晩乗車した上り「サンライズ出雲」。深夜に異様な長時間停車をしているのに気付き目が覚める。時計を見ると午前1時35分。ブラインドを上げると駅ではない所に停車中。これはトラブル発生の為の抑止に違いない。深夜なので車内放送はなく、何が起こっているかは不明。

とにかく眠いので再び就寝。その後列車はゆっくりゆっくり走り出した(ような気がする)。

 

 

 

 

 

午前6時過ぎに再起床。すっかり明るくなった東海道本線を列車は低速で走行中。すぐに駅を通過。駅名を見ると清水。本来なら小田原付近を走行中のはずだから、1時間以上遅れているっぽい。列車は駿河湾沿いを進む。

 

 

 

 

 

間もなくおはよう放送。

「西日本管内大雨の影響により、只今この列車は80分遅れで運転しております」

初めて経験する「サンライズ」での大幅遅延。深夜の抑止は大雨によるものだった。

さらに放送が流れ

「熱海から新幹線に振り替え乗車ご希望のお客様は車掌が巡回しますのでお申し出下さい」

家に帰るだけの自分はもちろん乗車継続。

 

 

 

 

 

6時32分、富士川橋梁を渡る。そして富士に6時35分到着。

発車後に「富士駅を86分遅れで発車しました」のアナウンス。前走の普通列車の後について走っているようで、低速走行を強いられる。

 

 

 

 

 

6時48分、原をゆっくり通過。ジワジワと遅れが増していく。

7時ちょうどに三島を通過。「只今列車は90分遅れで運転しております」のアナウンス。

 

 

 

 

 

7時10分頃、熱海に到着。新幹線に乗り換える乗客がちらほら。祝日ということもありそれ程多くない印象。

7時13分に熱海を発車。遅れ92分。

 

 

 

 

 

依然として低速運転が続く。カーブに差し掛かると、2号車からは「サンライズ」の長大編成が見渡せて壮観。

 

 

 

 

 

曇り空の相模湾沿いを進む。小田原を過ぎると複々線となりスピードアップ。貨物線から普通列車を追い抜いていく。

 

 

 

 

 

8時2分、小田急江ノ島線を横目に藤沢を通過。珍しい時間に走っているせいか、「サンライズ」の姿に振り返る人が目立つ。

 

 

 

 

 

8時19分、横浜に到着。約95分遅れ。この分だと遅延は2時間以内に収まり特急料金の払い戻しは無さそう。まあ、記念の特急・寝台券を回収されてしまうかもしれないので、2時間超えても自分は払い戻す気はないけど。

 

 

 

 

 

「サンライズ」は低速ながら抑止されず進む。あまり遅れると品川打ち切りとなってしまうようだけど、今日はどうなるか?

 

 

 

 

 

8時29分、京急線を見ながら多摩川を渡りなんとか都内へ。

 

 

 

 

 

8時39分、品川を通過。品川打ち切り回避。

 

 

 

 

 

8時42分、頭上を「ゆりかもめ」が走る新橋を通過。車内に終着放送が流れる。

 

 

 

 

 

昨夜の20時前に米子から乗って、約13時間の長旅も間もなく終着。

 

 

 

 

 

そして約100分遅れの8時47分頃、ついに終点東京到着。あ~なんとか着いた。

 

 

 

 

 

昨日乗った381系「やくも」と同じ、最後の国鉄車両特急185系「踊り子」との並びを見届けて家路へ。

 

これで6月に続く出張ついでのプチ旅終了。
深夜に駅じゃない所に停まっていた時はどうなるかと思ったけど、何とか2時間弱の遅れで東京まで来れて一安心。

その分「サンライズ」に長く乗れてお得…何て思ってはいけない。やはり列車は定時運行が一番。

 

 

 

 

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2017 夏の山陽・山陰ぶらり紀行②【115系→381系「やくも」 国鉄車の旅】

2017年07月20日 21時09分00秒 | 鉄道旅

2017年7月16日

 

 

 

 

 

姫路の朝。モヤがかかっていかにも蒸し暑そう。さっそく大浴場で朝風呂、のち朝ビール。最高。

 

 

 

 

 

午前9時50分、「ホテルα‐1姫路南口」をチェックアウト。景色がすごく良いしきれいで静か。姫路での定宿。

 

 

 

 

 

今日はこれから鳥取県の米子に向かう。お目当ては、関東では見れなくなった115系と、381系最後の特急「やくも」。まずは10時9分発の223系播州赤穂行きに乗車。

 

 

 

 

 

10時29分、相生に到着。ここで115系に乗り換え。

以前から姫路や岡山でちょくちょく見かけてた黄色の115系、ようやく乗れた。内装は223系と同じ転換クロスに変わっている。残念ながら席にはありつけず立ち。

定刻に相生を発車。国鉄時代車特有の低いモーター音がたまらない。

 

 

 

 

 

山陽本線のこの区間はのどかないい景色。しかし行けども行けども席は空かず。

 

 

 

 

 

吉井川?だろうか。アルミボートのアングラーが見える。羨ましい。

 

 

 

 

 

結局席は空かないまま終点岡山到着。約1時間10分立ちっ放し。腰が痛い。

 

 

 

 

 

子供の頃からよく乗ってきた115系。モーター音もさることながら、やはりこのかっこいい顔。西日本ではまだまだ現役で嬉しくなる。

 

 

 

 

 

続いて約30分の待ち合わせ、381系特急「やくも11号」。元祖振り子式の381系には十数年前に「しなの」で乗ったけど、その時以来の381系。

 

 

 

 

 

11時57分頃、「やくも11号」入線。115系もそうだけど、やはり国鉄時代車はかっこいい~と国鉄世代の自分はしみじみ思う。

そしてこの381系は2022年を目途に「やくも」新型車投入が報じられたことから、ほぼ同時期での引退が濃厚。関東から山陰へは「サンライズ」に乗りたい自分にとってはなかなか「やくも」に乗る機会は無かったけど、出張ついでのこの機会に思い切って乗ることに。

 

 

 

 

 

「やくも」用381系はシートピッチ拡大化が図られ「ゆったりやくも」の愛称が付いてるけど、シートピッチ拡大により窓割が合ってない。席番によっては窓枠が視界にくる。

 

 

 

 

 

今回は事前調査の結果3号車14番の指定席を確保。この席は1枚の窓をほぼ占有できて狙い通り。乗車してこの席に行くと、ギョギョッ、見知らぬご婦人が座っている。ダブルブッキングか?と焦るも、「あらやだここ指定席?」と言って立ち去っていった。

 

 

 

 

 

定刻12時4分、岡山を発車。この日の3号車はすいている。乗車率40%程。

 

 

 

 

 

隣の乗客がいないとトイレに気兼ねなく行けるので安心してビールが飲める。「やくも」はカーブが多い伯備線を走るせいか、ホールド性のいいドリンクホルダーが付いている。

 

 

 

 

 

「ゆったりやくも」化で内装はグレードアップされており、国鉄型特急車両とは思えない。そしてこちらの381系、国鉄型特急車両とは言っても183系や485系とは異なりモーター音がとても静か。

 

 

 

 

 

備中高梁を過ぎるとほぼ単線。列車交換の場面が多くなる。

 

 

 

 

 

「やくも」はきれいな高梁川に沿って走る。振り子式が投入されるだけあってかなりのクネクネ路線。速度を落として運転される為に振り子の実感はあまりないけど、「サンライズ出雲」に比べると所要時間は短いので振り子の効果はありそう。


方式は異なるけど、E351系「スーパーあずさ」や、かつてのキハ283系「スーパーおおぞら」ははっきり振り子が実感でき、自分はあの不自然な傾きが何とも言えず好きながら、人によっては酔うとか。

 

 

 

 

 

それにしてもきれいな景色。同じ陰陽連絡線の播但線に車窓が似てる。

 

 

 

 

 

足立で再び列車交換。「2018山陰ディスティネーションキャンペーン」のラッピング。上りの列車はかなり混雑している。

 

 

 

 

 

根雨を出てしばらくすると、車窓にあの山が現れる。

 

 

 

 

 

大山。またの名を伯耆富士。美しい眺め。しかし大山が見えると列車は間もなく米子。

 

 

 

 

 

14時16分、米子に到着。ここで下車。約2時間10分、381系「やくも」の旅終了。

 

 

 

 

 

「やくも11号」出雲市へ向けて発車。今回が381系最後の乗車と思ってたけど、また乗りたくなってしまう。

 

 

 

 

 

このあとは温泉に入って「サンライズ出雲」で帰る。ここから40分少々の待ち合わせ、14時58分発の鳥取行きに乗車。

 

 

 

 

 

キハ47鳥取行き。ほぼ満席で米子を発車。国鉄色キハ47もかっこいい。

 

 

 

 

 

再び車窓に大山。今日ははっきり見える。

 

 

 

 

 

15時13分、淀江で下車。

 

 

 

 

 

淀江駅からも大山。ここから徒歩15分程の所に温泉がある。

 

 

 

 

 

暑い中をYシャツ姿で歩き「ラピスパ」に到着。さっそく館内へ。

 

 

 

 

 

まずは食堂へ。割子そばと生ビールを注文。暑い中を重たい荷物持って歩いたので喉カラカラ。ビールほぼ一気飲み。

 

食後は浴場へ。広~い露天風呂がある。源泉掛け流しのようだけど、温泉成分が薄いのであまり温泉らしさは感じらず。しかし開放感満点。3連休の中日とあって人は多いけど、1時間30分コースで堪能。

<ラピスパ>★★★☆☆
泉質:B 眺め:B 癒し:A コスパ:B
やはり広い露天風呂が特筆もの。単純泉ながら消毒用塩素臭がすることもなくリラックスして入れる。プールも併設。入浴料800円(この日は一部施設使用規制の為650円)。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。

 

 

 

 

 

風呂上がりに生ビール小。これも一気飲み。くう~ウメッ。

 

 

 

 

 

さっぱりしてラビスパをあとに。大山は雲に隠れていた。

 

 

 

 

 

旅に出るといつも時間はあっと言う間。早くも帰路に着かねばならない。18時21分発のキハ47米子行きに乗車。

 

 

 

 

 

18時37分、米子到着。ここから「サンライズ出雲」乗車に向け、徒歩5分のイオン米子駅前店で夕食&ビール調達。

 

 

 

 

 

夕暮れの米子駅に戻る。この時期の山陰は完全に暗くなるのが午後8時頃。

 

 

 

 

 

「サンライズ出雲」は1番線から発車。米子から「サンライズ」に乗るのは初めて。

 

 

 

 

 

夜行列車を待つこのひと時はやはり胸が高鳴る。いい歳だけど。

 

 

 

 

 

19時53分、「サンライズ出雲」東京行き到着。残念ながら写真はピンボケ。

 

 

 

 

 

2号車シングル2階に乗車。開いてるはずの個室のドアが閉まっていたので「また誰かいるの?」と焦るも、幸い誰もいなかった。ドアが閉まっていただけ。「やくも」のことがあったのでビビった。

 

 

 

 

 

定刻19時56分、米子を発車。伯耆大山で山陰本線と分岐して伯備線に入る。

 

 

 

 

 

すぐに車掌さんの検札。今回10時打ちはできなかったけど、何とかシングル2階海側を確保。

 

 

 

 

 

部屋の照明を消すと車窓には神秘的に輝く西の空。こういう風景と出会えるのも寝台列車の醍醐味。

 

 

 

 

 

列車は真っ暗な夜の伯備線を進む。時折街灯が川面に映り、空を見上げると満点の星空。こちらも幻想的。

 

 

 

 

 

途中駅で下り「やくも」交換待ちの間に夕食タイム。米子イオンのお惣菜はあの時間ほぼ30%~50%割引。カラカラだった喉にヱビスビールが染み渡る。結局500ml缶2本では足りず保険で買ってあった3本目も完飲。


下り「やくも」が遅れた関係で「サンライズ」も4分程遅れ。回復運転の為、新見・備中高梁では停車時間10秒程で速攻発車。やがて山陽本線と合流し、倉敷を経て岡山へ。

 

 

 

 

 

回復運転が実を結び岡山には定刻到着。「瀬戸」との連結完了後にホームに降りてみる。

 

 

 

 

 

連結ショーで賑わっていると思われる7号車付近とは対照的に2号車付近は静か。しばし外の空気を吸って車内に戻ると岡山を定刻発車。

昼間115系で立ったまま通った山陽本線を進む。クネクネで低速運転だった伯備線内でのうっ憤を晴らすかのように爆走。

 

 

 

 

 

23時33分、姫路に到着。今朝出発した姫路、しかし何か遠い昔のように思える。
いつもは大阪辺りまで起きてるけど、今日はここで睡魔に負けてブラインドを下して就寝。明石海峡大橋は見たかったのに。zzz…。

 

 

 

 

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2017 夏の山陽・山陰ぶらり紀行①【山陽本線途中下車の旅】

2017年07月17日 19時35分00秒 | 鉄道旅

2017年7月15日

 

 

 

 

 

ここは神戸。13・14日と兵庫県出張だったので、せっかくだから今日からの3連休をこちらで過ごそうと居残り。

 

 

 

 

 

朝からうだるような暑さの中、「ホテルサンルートソプラ神戸アネッサ」という長~い名前のホテルをチェックアウト。コンパクトな部屋だったけど、まだできたばかりのようできれいで静かで快適。しかも神戸のホテルで5000円(じゃらん)はなかなかの破格。再最寄り駅は新開地駅で、JRだと徒歩15分程で神戸駅へ出れる。


さっそくクマゼミの鳴き声を聞きながら神戸駅へ。今日のミッションは10時打ち。夏休み四国釣り遠征帰り分8月15日の「サンライズ瀬戸」を狙う。

 

しかし神戸駅は10時打ちには大きすぎ。ここから別の駅へ。慣れない関西での10時打ち。やはり実績のある駅が安心なので、長期出張中にお世話になったA駅に向かうことに。行ってみると何とか一番のり確保。8月15日は「サンライズ出雲92号」が運転されるので、10時打ちが分散してとれやすくなることを期待。

 

そして10時。ドキドキしながら待っていると無事に発券!

希望通りのシングル2階。乗継割引で「南風」「しまんと」の分も確保。あ~ホッとした。窓口の方にお礼を告げてA駅をあとにする。

 

 

 

 

 

今日は10時打ちさえうまくいけばいいと思っていたので、残りの時間はダラダラ過ごす。再び電車に乗り、向かうのは三宮高架下の昼呑み街。夏の真昼間に飲むビールが最高。

 

 

 

 

 

生ビール3杯飲んでいい気分になり、次はJR三ノ宮駅へ。ここからブラブラと西へ向かう。

 

 

 

 

 

快速に乗ってやって来たのは須磨。電車に乗ったり降りたりを繰り返してると、BS朝日「鉄道・絶景の旅」を思い出す。「ややっ?駅の目の前は海水浴場です」。峠恵子さんのナレーション風に途中下車。

 

 

 

 

 

須磨の海で釣り…と思ったけど、いつの間にか禁漁エリアが設定されてる。やむなくエリア外で、1本だけ持ってきたロッドで釣り開始。私服は持ってきてないのでYシャツ姿のまま。シーバスじゃなくて何でもいいから釣りたい。

しかし全く釣れず。しかも暑い。やっぱり昼間は無理か。30分でギブアップ。再び山陽本線に乗る。

 

 

 

 

 

最終的には鳥取県まで行く予定だけど、神戸市内駅は途中下車前途無効なので明石まで出てきっぷを購入。そのまま223系新快速に乗車。相変わらず胸のすく爆走っぷり。

 

 

 

 

 

加古川?川があるのでしょうか?「鉄道・絶景の旅」風に加古川で途中下車。

 

 

 

 

 

加古川の河原。なかなかいい景色。峠恵子さんの「旅物語」が頭の中を流れる。
加古川のルールを知らないので釣りは見合わせるけど、何か大きな魚のモジリが出てる。コイ?加古川駅側は全体的に浅い感じ。本流で釣りしようと思ったら対岸へ行かないと無理そう。次回来訪時に備え予習完了。

加古川駅近くのスーパー「mandai」で夕食を調達し、「なんちゃって鉄道・絶景の旅」を続ける。

 

 

 

 

 

再び新快速に乗車。関西の快速・新快速は転換クロスシート完備で快適。ロングシート苦行の関東とだいぶ違う。

 

 

 

 

 

姫路に到着。今日はここで一泊。「今宵はここに宿をとりました」。

 

 

 

 

 

今宵の宿は「ホテルα‐1姫路南口」。「α‐1」らしい上質の部屋に大浴場付き。

 

 

 

 

 

12階の部屋からは姫路の街が一望。そして山陽新幹線ビュー。景色フェチの自分にはたまらない。

 

 

 

 

 

N700と700系レールスターのすれ違いシーン。東京口では見れない車両が新鮮。

 

 

 

 

 

大浴場で汗を流し、ビールを飲んでプロ野球オールスター第2戦が終わると早々に就寝。

明日はさらに西へ。暑さと思い荷物でバテバテ。

 

 

 

 

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2017(夏)「サンライズ瀬戸・琴平延長」寝台券争奪戦

2017年07月11日 22時28分00秒 | 10時打ち

2017年7月10日・11日

 

 

 


夏休み四国釣り遠征に備えて「サンライズ瀬戸」の10時打ちに参戦。

 

8月10日出発分狙いで7月10日に通勤途上にあるA駅みどりの窓口に向かいます。坂出で乗り換えて乗継割引で四国奥地へ…などと目論んでいたところ、8月10日~12日は琴平延長運転となっているのに気付き、急遽坂出から琴平に到着駅を変更します。

窓口オープン1時間前にA駅に到着すると先客1名。今までの経験上「瀬戸」のシングルは一番乗りしないととれないということは無かったので、あまり気にせず2番目に並びます。

オープン30分前になると列は徐々に伸びていき、最終的には10人程に。そして窓口オープン。「シングル2階」一本勝負で申込書を提出。すると「2番でお受けします、とれるかわかりませんが」という窓口氏の不吉な言葉。何か嫌な予感してきた。

そしてその日の勤務を終え、退社後にA駅に寄ります。「2番受付の者ですが」と申し出ると、帰ってきた返事は「すみません、おとりできませんでした」。


なにーっ!?嫌な予感的中。やや放心状態となるも平静を装い「わかりました」と窓口氏に告げてA駅をあとにします。しかしこれで10日出発の計画が水の泡。精神的ダメージ大。クルトレを除く寝台列車が「サンライズ」のみとなり、琴平延長ということもあってこの日の「瀬戸」の競争率が大幅アップしたのでしょうか?とにかく8月11日出発分狙いで出直すことにします。

そして迎えた7月11日。この日は10時打ちで今までよくお世話になっているB駅に出向きます。昨日の轍を踏むまいと、この日はオープン2時間前に窓口に行くと狙い通り一番乗りで一安心。ここから長~い2時間。しかし寒い冬の10時打ちに比べたら楽勝。2番目の方は当分来ないか?何て思ってたら30分後に一人来ました。危ない、2時間前に来て正解。

 

 

 

 

 

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ワンセグを見ながら過ごしていると、オープン30分前位からポツポツ列が伸びてきて、最終的にこの日も10人程に。そして2時間経過し、ようやく窓口オープン。

 

 

 

 

 

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8月11日は「サンライズ出雲91号」が運行されるので昨日よりは分散されるはず、と願望を込めて第一希望シングル2階、第2希望1階で申込書を提出すると「シングルのソロですね」という思いもよらぬ返答。

 

「いえ、シングルです」と言い張り受理されましたが、またしても嫌な予感。みどりの窓口も人事異動があるようで、駅毎の10時打ち信頼度は一定ではなく年月と共に移り変わっていきます。

 

寝台列車が減少の一途の中、「サンライズ」の寝台券発券方法は特殊な部類に入ると思われ、発券の仕方に難儀して10時打ち成立せず…なんて事態が今後増えないかと心配になります。とは言っても、今のご時世こちらの駅のように事前受付で10時打ちしてくれるだけ有難いのですが。

 

 

 

 

 

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とにかく一番受付確保。気がかりな時間を過ごし夕方B駅みどりの窓口に出向きます。今日ダメなら新幹線に切り替えざるを得ない。ドキドキしながら申し出ると

「とれてますよ」。

お~良かった~。「もう1階でもいい」と思って差し出されたきっぷを見ると、シングル2階!おっしゃーっ!朝は不安を抱いたけどやっぱり頼りになるB駅。窓口氏にお礼を言ってきっぷを受け取ります。

 

 

 

 

 

画像

初の琴平延長寝台券ゲット。乗継割引が使えなくなるのは痛いですが、約1時間30分も乗車時間が延び高松でうどんも食べれるので寧ろ楽しみ。あとは運休したり、遅延して高松止まりにならないことを祈ります。

 

 

 

 

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