Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2013-2014 冬の札幌逃避行②【「あけぼの」→「はまなす」】

2014年01月12日 23時16分00秒 | 鉄道旅

2013年12月29日

 

 

 


昨晩乗車した「あけぼの」。目が覚めると羽越線の仁賀保。
二度寝しているとおはよう放送が入り、「羽越線内強風の影響で25分程遅れています」。

 

 

 

 

 

雄物川を渡る。
今日は青森から「はまなす」に乗り継ぐ予定なので、打ち切りさえなければ遅れは全然大丈夫。
むしろ「あけぼの」に長く乗れて嬉しいくらい。

 

 

 

 

 

秋田到着。
列車は25分遅れのまま奥羽線へ。

 

 

 

 

 

馬場目川。

 

 

 

 

 

鯉川で交換停車。

 

 

 

 

 

鷹ノ巣。
明るくなってから走る奥羽線内はカメラマンがいっぱい。
乗ってるとわからないけど、雪の中を走る「あけぼの」はかっこいいだろうな~。

 

 

 

 

 

米代川。
列車は9時前に大館到着。大館では花善さんの鶏めし弁当を受け取る為にホームへ。

 

 

 

 

 

「きりたんぽ物語」が流れる。
弁当購入者が多く花善さんも大変そう。しかし、この風物詩も無くなってしまうのか?

 

 

 

 

 

列車は25分遅れのまま大館を発車。

 

 

 

 

 

矢立峠へ向かう。
峠の長いトンネルを抜けると、撮影名所のあの場所へ。

 

 

 

 

 

陣場「お立ち台」。カメラマンずらり。
ここで撮られた写真をよく見るけど、本当にきれいな景色。自分も撮ってみたくなる。

 

 

 

 

 

碇ヶ関。

 

 

 

 

 

石川で交換停車。
遅れの為、いつもは停まらない駅に停まる。これはこれで新鮮。
そして9時45分頃、弘前に到着。10分近く停車するとのこと。待ってましたとばかりにホームへ降りEF81観賞へ。

 

 

 

 

 

皆同じ事を考えるようで、すでに人だかり。

 

 

 

 

 

いつ見てもかっこいいEF81+ブルトレ。時間を忘れてひたすら眺める。
列車は弘前を発車し、一路青森へ。

 

 

 

 

 

鶴ヶ坂でも交換停車。
遅れは約30分。正直、もっと遅れてよかったのに…何て、そんなことを思ってはいけない。

 

列車は新青森に到着。新幹線の高架が見える。今後青森へは新幹線で来るしかないのか。やだな~。つまらない。
いや無理だ。上越線から「いなほ」「つがる」と乗り継いで来よう。

 

 

 

 

 

10時25分頃、終点青森到着。
♪上野発の夜行列車降りた時から、青森駅は雪の中…
石川さゆりさんの歌通り、青森は雪。

 

 

 

 

 

♪北へ帰る人の群れは誰も無口で、海鳴りだけを聞いている…
とはいかず、EF81へ向けてみんなダッシュ。

 

 

 

 

 

遅れの為か、今日はいつも以上に速攻で切り離されていった。弘前で写真撮っておいてよかった~。
そして10時45分頃、「あけぼの」回送。姿が見えなくなるまで見届ける。楽しい13時間だった。
やっぱり「あけぼの」いいな~。あ~泣きそう。

 

 

 

 

 

「あけぼの」を見送ったあとは、ホームの立ち食いそばで天ぷらそば with B。寒い中食べる駅そばはひときわ美味い。

今日は夜の「はまなす」まで青森温泉探訪。まずは奥羽線を戻り鶴ヶ坂へ。

 

 

 

 

 

鶴ヶ坂で下車。鶴ヶ坂と言えば、

 

 

 

 

 

たらポッキ温泉。

 

 

 

 

 

11月に来て以来2度目。それにしても吹雪いて寒い。さっそく中へ。
源泉掛け流しの湯船に浸かります。あ~気持ちいい~。やはり夜行列車を降りての温泉は最高!
内湯ながら1時間も入ってしまった。

 

 

 

 

 

飲泉も可能。
温泉を出て鶴ヶ坂駅で列車待ち。その間に朝購入した「特上鶏めし」を食す。

 

 

 

 

 

鶏めしも美味いけど、この「特上」はおかずが本当に美味い。特に鮭天と茄子田楽。
食べ終わって701系青森行きに乗車。本当は車内で食べたかったけど、何せ無粋なロングシート。

 

 

 

 

 

青森到着。
いったん改札を出て、今度は初の「青森まちなかおんせん」に向かう。

 

 

 

 

 

 

前から一度来てみたかった温泉。「はまなす」乗車まで時間はたっぷり…ということで、まずは大広間で仮眠。
18時に起きていよいよ入浴。体を洗い露天風呂へ。泉質は「ナトリウム-塩化物泉」。
塩素臭がきついか…と思ったら、そんな事は全然なく、かすかに温泉のいい匂いがする。
さすが温泉天国青森県。駅そばでもこのクオリティ。人が多いのだけが難点。

<青森まちなか温泉>★★★★☆
泉質:B 眺め:C 癒し:B コスパ:A
青森駅からこの近さ、しかも銭湯価格で温泉に入れること自体、奇跡。
夜行列車乗車前の一風呂におすすめ。料金420円。シャンプー・石鹸備え付けあり。

入浴のあとはもちろんビール。

 

 

 

 

 


つまみはホタテ刺。ウマッ。中瓶1本では足りずジョッキを追加。
すっかり満喫して温泉をあとにする。

 

 

 

 

 

 

ここから急行「はまなす」で札幌に向かう。
前からやってみたかった「あけぼの」→「はまなす」のブルトレリレー。多分これが最初で最後。
「はまなす」は正確にはブルトレと呼ばないけど。

 

 

 

 

 

「札幌」にテンション↗
「はまなす」については存廃の報道がないものの、北海道新幹線に14系の老朽化。厳しい状況であることは確か。

また「はまなす」はJR最後の急行列車。もし「はまなす」が無くなってしまったら急行絶滅となる。
急行が無いのに特急が存在するなんておかしい。まあJR様にはそんなのたわ言でしょうけど。


ホームに向かうと、隣のホームには大阪行き「トワイライトEXP」の姿が。

 

 

 

 

 

久しく乗っていないけど、また乗りたいな~。しかし「トワイライトEXP」にも廃止の影がちらつく。
その後「トワイライトEXP」を見送り、3番線に向かう。

 

 

 

 

 

自由席には乗車待ちの列。
まもなく「はまなす」が入線。「はまなす」に乗るのは4年振り。本日のお宿は、

 

 

 

 

 

5号車「ドリームカー」。

 

 

 

 

 

座席がとてつもない角度までリクライニングできて感激。ほとんどフラットになる。
景色がよく見えないカーペットカーより、自分はドリームカーが好き。

さて、発車まで先頭のED79の写真を撮りにいく。
しかし本日の「はまなす」はMAX12両の長大編成。機関車がホームギリギリに停まっていて撮影不可。

 

 

 

 

 

やむなく連結部を。

 

最後の「急行」。

 

 

 

 

 

奥羽線の連絡列車が遅れた為、「はまなす」も十数分遅れて青森を発車。雪深い津軽海峡線を進む。

 

 

 

 

 

やがて青函トンネルに突入し車内も減光される。座席車とはいえ、減光はやはりありがたい。

 

うとうとしていると、いつのまにか青函トンネルを出て木古内に運転停車。
左側には建設中の北海道新幹線。昨年見た時よりかなりできあがっている。
あ~これを見ると本当にブルーになる。
この新幹線の為に「はまなす」「北斗星」「カシオペア」「トワイライトEXP」「江差線」、みんな廃止危機。


列車は木古内を発車して江差線を進む。やがて静かな車内に「間もなく函館」の放送が流れる。
そして深夜1時過ぎに函館到着。深夜にも関わらず自由席から多くの乗客が下車。

 

 

 

 

 

この辺で眠くなってきた。機関車交換を終えるとすぐに発車。
同時に、席をMAXにリクライニングさせて就寝。zzz…。

 

 

 

 


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