1位 S.ベッテル フェラーリ
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 K.ライコネン フェラーリ
4位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
5位 F.アロンソ マクラーレン・ルノー
6位 M.フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー
7位 N.ヒュルケンベルグ ルノー
8位 V.ボッタス メルセデスAMG
9位 S.バンドーン マクラーレン・ルノー
10位 C.サインツ ルノー
さて、遂に始まりました2018年シーズン。今シーズンの注目はホンダエンジンからルノーエンジンに鞍替えしたマクラーレンがどこまで伸びてくるかということ。少なくともレッドブルが直接のライバルとなる訳です。あと、フェルスタッペンにも注目ですね。このドライバー将来は間違い無くチャンピオンになると思います。そういうオーラを持っています。雰囲気だけでなく勝負強いのも素晴らしい。2017年のメキシコGPではスタートでベッテルに競り勝ってそのまま優勝しています。何より生意気なのがいいですね(そこか!)。さて、スターティンググリッドですがポールがハミルトン、以下ライコネン、ベッテル、フェルスタッペン、マグヌッセン、グロジャン、ヒュルケンベルグ、リチャルドと続きます、何とハース勢がトップ6に割り込んでいます。これは要チェックですね。スタートはポールのハミルトンがホールショット、2番手のライコネンが執拗に攻めますが順位の変動には至りません。ハミルトンはその後、ファステストを連発してライコネンとの差を広げていくことになります。その後方では1コーナーでマグヌッセンがフェルスタッペンをアウト側からオーバーテイク。スルッと前に出ていき、立ち上がりもスムーズ。S字やシケインでこういう抜き方をすると立ち上がりで苦しくなるものですがマグヌッセン、上手くスマートにまとめました。5周目にはリチャルドがターン13でヒュルケンベルグのインを奪い7位にジャンプアップ。もの凄い勢いで一気にインに飛び込んで行きました。前から思っていたのですが、リチャルドはオーバーテイクする時の突っ込みの勢いがハンパ無いですね。感心してしまいます。10周目、フェルスタッペンが1コーナーでイン側の縁石に引っ掛けてスピン。割と際どいタイミングでしたが後続車が次々と通り抜けていきます。これで順位を3つ落としました。22周目、4位を走るハースのマグヌッセンが左リアのホイールが締まる前に出てしまいマシンをストップさせます。続いて24周目にピットインした同じくハースのグロジャンもホイールナットの締め忘れでマシンをストップさせます。2台続けてナットの締め忘れという凡ミスで大量得点獲得のチャンスをフイにしてしまいした。何とももったいないですね。この上更に追い打ちをかける様に130万円の罰金まで課せられてしまいました。これは、ホイールを十分に閉めずにスタートさせるのは危険行為とみなされることに対するペナルティとなっております。クルーが上位争いに慣れていないので、緊張して作業をミスったのでしょうか?ピットの雰囲気というのは、順位が上がる程ピリピリしてきますからね。さて、ハースの2台がストップしたことによりバーチャル・セーフティーカー(VSC)が入ります。この隙にベッテルがピットイン。そそくさと作業を済ませ、VSCでスロー走行していたハミルトンの前にまんまと出て首位をキープしてしまいました。ハミルトンは「何でベッテルがピットにいることを教えなかったんだい?!」と、ベッテルが首位キープで戻ってきたことに困惑している様子。しかし既に時は遅し。これが勝負の分かれ目となったと言っていいでしょう。レース再開後、ややオーバーヒート気味なPUを労わりつつベッテルに食らいついていくハミルトン。49周目にはタイヤをロックさせ痛恨のコースオフ。無事にコースに復帰しますが、ベッテルとのギャップは3秒に拡がってしまいます。結局そのままベッテルが逃げ切りトップチェッカー、初戦を制しました。ベッテルは幸先の良いスタートです。昨シーズン後半の様に心理的なプレッシャーで失速しなければ良いのですが。昨シーズン、ケチのつけ始めはアゼルバイジャンGPの体当たり事件ですね。この辺りから流れが怪しくなってきました。そしてシンガポールGP、スタートでの悪夢の様なフェラーリ2台の同士討ち。更にはメキシコGPでのスタートでの接触。フェルスタッペンとハミルトンの2台と立て続けに接触しています。これらのレースを失っていなければチャンピオンシップの行方も少しは変わっていたことでしょう。そして、ライコネンが3位に入り、フェラーリはワン・スリーフィニッシュです。ライコネンはフェラーリに移籍して4年目、未だにフェラーリでの勝利がありません。いい加減フラストレーションが溜まっているでしょうから今シーズンこそ勝てるといいですね。対するメルセデスはハミルトンが2位、ボッタスに関しては8位と沈み込んでいます。ハミルトンはポールも獲っているし、決勝でのペースは決して悪いものでは無かったのでマシンの出来自体は良い筈です。この後巻き返してくるのは間違いないでしょう。注目のマクラーレンはアロンソが5位、バンドーンが9位とダブル入賞。アロンソが望んでいる結果には及びませんが、この調子なら昨シーズンみたいに頻繁にキレることは無くなるでしょう(汗)。アロンソはフィニッシュ後に”We can fight!”と言っていたので手応えは感じ取ったんじゃないでしょうか。凄い久し振りにアロンソが前向きな言葉を発した気がします(汗)。昨シーズンはホンダエンジンのパワーが無いので「直線走るのに30分かかる!」とか無茶苦茶なことを言ってましたからね。さて、2台とも予選トップ6に入っていたハース勢ですが残念ながら、まさかの凡ミスでフィニッシュすることは出来ませんでした。とはいえ決勝でのペースは決して悪くなかったので今シーズン台風の目となる可能性は十分ありますね。こういったチームが引っ掻き回してくれると俄然面白くなってきます。昨シーズンとは違った勢力図を垣間見せてくれたオーストラリアGP。今後の展開が楽しみになってきましたよ?
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 K.ライコネン フェラーリ
4位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
5位 F.アロンソ マクラーレン・ルノー
6位 M.フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー
7位 N.ヒュルケンベルグ ルノー
8位 V.ボッタス メルセデスAMG
9位 S.バンドーン マクラーレン・ルノー
10位 C.サインツ ルノー
さて、遂に始まりました2018年シーズン。今シーズンの注目はホンダエンジンからルノーエンジンに鞍替えしたマクラーレンがどこまで伸びてくるかということ。少なくともレッドブルが直接のライバルとなる訳です。あと、フェルスタッペンにも注目ですね。このドライバー将来は間違い無くチャンピオンになると思います。そういうオーラを持っています。雰囲気だけでなく勝負強いのも素晴らしい。2017年のメキシコGPではスタートでベッテルに競り勝ってそのまま優勝しています。何より生意気なのがいいですね(そこか!)。さて、スターティンググリッドですがポールがハミルトン、以下ライコネン、ベッテル、フェルスタッペン、マグヌッセン、グロジャン、ヒュルケンベルグ、リチャルドと続きます、何とハース勢がトップ6に割り込んでいます。これは要チェックですね。スタートはポールのハミルトンがホールショット、2番手のライコネンが執拗に攻めますが順位の変動には至りません。ハミルトンはその後、ファステストを連発してライコネンとの差を広げていくことになります。その後方では1コーナーでマグヌッセンがフェルスタッペンをアウト側からオーバーテイク。スルッと前に出ていき、立ち上がりもスムーズ。S字やシケインでこういう抜き方をすると立ち上がりで苦しくなるものですがマグヌッセン、上手くスマートにまとめました。5周目にはリチャルドがターン13でヒュルケンベルグのインを奪い7位にジャンプアップ。もの凄い勢いで一気にインに飛び込んで行きました。前から思っていたのですが、リチャルドはオーバーテイクする時の突っ込みの勢いがハンパ無いですね。感心してしまいます。10周目、フェルスタッペンが1コーナーでイン側の縁石に引っ掛けてスピン。割と際どいタイミングでしたが後続車が次々と通り抜けていきます。これで順位を3つ落としました。22周目、4位を走るハースのマグヌッセンが左リアのホイールが締まる前に出てしまいマシンをストップさせます。続いて24周目にピットインした同じくハースのグロジャンもホイールナットの締め忘れでマシンをストップさせます。2台続けてナットの締め忘れという凡ミスで大量得点獲得のチャンスをフイにしてしまいした。何とももったいないですね。この上更に追い打ちをかける様に130万円の罰金まで課せられてしまいました。これは、ホイールを十分に閉めずにスタートさせるのは危険行為とみなされることに対するペナルティとなっております。クルーが上位争いに慣れていないので、緊張して作業をミスったのでしょうか?ピットの雰囲気というのは、順位が上がる程ピリピリしてきますからね。さて、ハースの2台がストップしたことによりバーチャル・セーフティーカー(VSC)が入ります。この隙にベッテルがピットイン。そそくさと作業を済ませ、VSCでスロー走行していたハミルトンの前にまんまと出て首位をキープしてしまいました。ハミルトンは「何でベッテルがピットにいることを教えなかったんだい?!」と、ベッテルが首位キープで戻ってきたことに困惑している様子。しかし既に時は遅し。これが勝負の分かれ目となったと言っていいでしょう。レース再開後、ややオーバーヒート気味なPUを労わりつつベッテルに食らいついていくハミルトン。49周目にはタイヤをロックさせ痛恨のコースオフ。無事にコースに復帰しますが、ベッテルとのギャップは3秒に拡がってしまいます。結局そのままベッテルが逃げ切りトップチェッカー、初戦を制しました。ベッテルは幸先の良いスタートです。昨シーズン後半の様に心理的なプレッシャーで失速しなければ良いのですが。昨シーズン、ケチのつけ始めはアゼルバイジャンGPの体当たり事件ですね。この辺りから流れが怪しくなってきました。そしてシンガポールGP、スタートでの悪夢の様なフェラーリ2台の同士討ち。更にはメキシコGPでのスタートでの接触。フェルスタッペンとハミルトンの2台と立て続けに接触しています。これらのレースを失っていなければチャンピオンシップの行方も少しは変わっていたことでしょう。そして、ライコネンが3位に入り、フェラーリはワン・スリーフィニッシュです。ライコネンはフェラーリに移籍して4年目、未だにフェラーリでの勝利がありません。いい加減フラストレーションが溜まっているでしょうから今シーズンこそ勝てるといいですね。対するメルセデスはハミルトンが2位、ボッタスに関しては8位と沈み込んでいます。ハミルトンはポールも獲っているし、決勝でのペースは決して悪いものでは無かったのでマシンの出来自体は良い筈です。この後巻き返してくるのは間違いないでしょう。注目のマクラーレンはアロンソが5位、バンドーンが9位とダブル入賞。アロンソが望んでいる結果には及びませんが、この調子なら昨シーズンみたいに頻繁にキレることは無くなるでしょう(汗)。アロンソはフィニッシュ後に”We can fight!”と言っていたので手応えは感じ取ったんじゃないでしょうか。凄い久し振りにアロンソが前向きな言葉を発した気がします(汗)。昨シーズンはホンダエンジンのパワーが無いので「直線走るのに30分かかる!」とか無茶苦茶なことを言ってましたからね。さて、2台とも予選トップ6に入っていたハース勢ですが残念ながら、まさかの凡ミスでフィニッシュすることは出来ませんでした。とはいえ決勝でのペースは決して悪くなかったので今シーズン台風の目となる可能性は十分ありますね。こういったチームが引っ掻き回してくれると俄然面白くなってきます。昨シーズンとは違った勢力図を垣間見せてくれたオーストラリアGP。今後の展開が楽しみになってきましたよ?