明けまして、おめでとうございます・・・
この言葉、若いころは、
キライだった。
だから、なるべく使わないようにしていた。
理由？
それは、
「時間を、広い目で見たかったから」だ。
本来、万物は流転・・・
時間には終わりも始めもない。
なのに、「正月を、
いかにも、新しいときの始まりに考える」・・・
そんな言い方が好きじゃなかった。
同じ理由で、忘年会もイヤだった。
「大切なことは、忘れちゃダメだろう」
と思っていた（笑）。
でも、そのうち、
明けまして、おめでとう
・・・を自然に使うようになった。
それは「時間を広い目で見る自信」
がついたからかもしれない。
それに日本の場合、
商売や人間関係とも結びついていると思った。
仕事をしていると、
お客さんに何とか、
連絡を取りたい。
また人間関係を繁雑にしていると、
たまに、「あの人、どうしているの？」
と思う。
過去のことは侘び、
新しい関係を築きたい。
過去のイヤな経験は、
忘れたい。
そういうとき、
忘年や新年という言葉は、
便利だし、人生のいいチャンスにもなる。
「ちょっと連絡してみたの。
新しい年だから」
「今日イッパイやらない？
忘年会ってわけさ」
・・・なんてことで、
広い視野さえ忘れなければ、
忘年や新年は、いい行事なのだ。
ところで！
同じ理由で、
大地一人は、
一神教と多神教も、
矛盾しないと思っている。
一神教の神様＝首相
多神教の神様＝大臣、知事、市町村長、事務次官
・・・と思えばいいだけの話だ。
というわけで・・・・
今年も、よろしくお願いします。
皆様にとって、
日本にとって、
いい年になれば、いいですね。
