人間の霊魂は、
死後も生き続けるが、
その状態は、
一人ひとり違う。
死ぬと、
もう現世のことは忘れる霊・・・
すぐに転生する霊・・・
霊界が気に入って、
長居する霊・・・
霊界で、見違えるほど、
精神レベルが、成長する霊・・・
逆に、
現世に悪さをする霊・・・・
・・・さまざまだ。
大名人だった将棋界の15世名人大山康晴の霊は、
霊界において、非常に活発な状態だ。
そして将棋界を温かく見守っている。
そう。
彼は霊界において、
日本将棋界の君主として、
ハゲモニー・・・失礼、
ヘゲモニーを握っているのだ。
大山は、生前、
申し分のない人格者で、
若者の育成にも尽力した。
ただし生きているうちは、
勝負の世界であるから、
勝負師として、
相手に負けないように、
いろいろな工夫をしていた。
それは仕様がないし、
朝日新聞との確執があったことも、
これも、いきさつ上やむをえない。
人間は総合して見ることが大切だ。
大山の人間として、かつ勝負師としての深みは、
追随を許さないだろう。
これからも、大山はずっと、霊界から、
暖かく将棋界を見守り続けるだろう。
現世の棋士たちは、
大山に感謝しないといけないだろう。
あの世から、将棋界を、
守ってくれているのである。
彼のハゲモニー、失礼、
ヘゲモニーは、
半永久的に続くのである。
それほど、彼は将棋を深く愛していたからである。