20年前の阪神淡路大震災を、
いろいろなメディアが振り返っている。
そして最後に言っている。
阪神大震災から学ぶこと。
1. (家屋および家具の)倒壊防止対策をしよう
2. 防災グッズをそろえよう
3. 家族の連絡先を確認しよう
・・・などなど。
でもさ、
最も大切なことのひとつを言っていないそ!
それは・・・
* 警察、消防署、自衛隊、病院、各自治体・・・の横の連携を、ちゃんとしろ!
・・・これだ。
太平洋戦争の敗因・・・そして、
死者の多くが、
陸軍と海軍の対立、および、陸海軍内部の対立・・・
陸軍大臣と参謀本部の対立・・・
そして、警察、消防署、病院、各自治体の横の連絡がないために、
起きた。
阪神大震災のときは、消防署が
自衛隊の消火活動を断っているし、
兵庫と他の自治体の消火ホースの太さの違いで、
消火活動がうまくいかなかった。
和歌山の毒入りカレー事件のときも、
警察と病院と自治体の横の連絡がうまくいかず、
原因は、「食中毒→青酸カリ→砒素」
などと、情報が錯綜し、
死ななくてもいい人が亡くなった。
霞ヶ関の各省庁も仲が悪いし、
各省庁の各部局も仲が悪い。
横の連携の無さは、
日本の大きな病気・・・と言っていいと思う。
そして、この困った病気のせいで、
いざというときは、多くの日本人が命を失う。
この病気、大地一人以外、
誰も言わない?のが、
また病気だ。
せめて大地一人のブログ読者には、わかってほしい。