吉田マリア幼稚園のトピックス

写真付きで子どもたちの様子をお知らせします

クリスマス会の看板作り(年中)

2012年12月11日 | 日記
少し前から「クリスマス会」に向けて、それぞれの学年でさまざまな活動が始まっています。

年中組では、運動会で作った“恐竜くん”に「くりすますかい」という看板を持ってもらって、お客さまをお迎えしよう…というアイディアが出たことをきっかけに、看板作りがはじまりました。

  
「ツリーに飾りをつけよう!」   「プレゼントも飾ろうよ!」   「上手に切って貼るぞ!」

運動会の入場門作りの経験が生きているようで、子どもたちからどんどんアイディアが出てきます。
ハートやリボンを立体的に作ったり、お花を折ったり…という役割分担を子どもたちが決めて、看板作りがすすみます。

 
「この色で星を作ろう!」「もっとこんな感じがいいんじゃない?」「お花を折ってかざるよ!」

 できあがった「ツリーの看板」です。

クリスマス会当日は、この看板を恐竜くんが持って皆さまをお迎えします。
楽しみにしていてくださいね。

今回の活動では、どの子も自分の役割を喜んでやっている姿、そして一生懸命やっている姿がとても印象的でした。一緒に活動する中で“協力すること”が自然にできるようになってきていて、子どもたちの成長をあらためて感じています。

クリスマス会の、イエスさまへの“やさしいひつじかい”のプレゼントもどうぞお楽しみに!


  

たくさん雪が降りました!

2012年12月10日 | 日記
朝、起きてみてびっくり!
昨日から雪もようでしたが、こんなに積もるとは思いませんでした。

子どもたちは大喜び!
登園した子から、スキーウエアに着替えて真っ白な園庭にとび出していきました。

  
「雪だるま作ろう!」     「もっと大きくしよう!!」      「ここに新しい雪があるよ!」

まずは定番の「雪だるま作り」です。

   
  
雪玉が大きくなるにつれて、いっしょに押す子どもたちの数が増えていきます。
園庭のあちらこちらに、いろいろな大きさの雪玉ができました。
「雪だるまにしよう!」とはじめた雪玉作りですが、ころがしているうちに雪玉を大きくすることが楽しくなってしまったようです。

 自分が作った雪玉の上に乗っかって嬉しそうな子もいます。

   

そり遊びも大賑わいで、「そりに乗る子」と「そりを引っ張る子」が上手に交代しながら汗をかいて遊んでいました。
いつもだったら月曜日はみんなで園長先生のお話を聴く日になっているのですが、今日はお話をなしにして、雪遊びをする時間を十分にとりました。
雪がっせんをしたり、雪うさぎを作ったり、雪の中でおにごっこをしたり…と思い思いに楽しんだ子どもたち。
「かまくら作りたい!」と言って作り始めた子どもたちもいたのですが、今日の雪の量ではかまくらは途中で断念…残念でした(笑)

朝の時間、思い切り「雪遊び」をしたせいか、お部屋に入る頃にはちょっと眠そうな顔の子も…。
気温と子どもたちの体調をみながら、今後も楽しく雪遊びをしていきたいと思っています。
雪が降って楽しく遊べそうな日は、スキーウエアを持たせてくださいね。
もちろん着用してきていただいても大丈夫です。

よろしくお願いいたします。

今日の“ちゅーりっぷ教室”(12/6)

2012年12月07日 | 日記
毎月、2回のペースで行っている“ちゅーりっぷ教室”
今回は「ひも通し」の体験をしました。

準備したものは、赤や黄色の葉っぱの形(色画用紙)とストロー…これを交互に“ひも”に通していきます。

  
お母さんと一緒に通します    「次はストロー…」      「ひとりでできた!」

毎回、モンテッソーリのお仕事の中に必ずある「ひも通し」なので、通していくのはお手のもの!
「葉っぱ…」「ストロー…」「葉っぱ…」「ストロー…」とつぶやきながら交互になるように通している女の子もいました。お母さんが手を出そうとすると「自分でやる!!」という子もいて、自立に向かって確実に成長している姿も垣間見られ、うれしくなりました。

  

通し終わった作品は、最初と最後を結んでもらい「首飾り」に!
もしかしたら、男の子は嫌がるかな?…と心配もしていたのですが、大喜びで首にかけて得意そう。
自分で一生懸命作ったものはやっぱり愛着があるんですね。
どの子も“満面の笑顔”で首にかけていましたよ。

 集中して一生懸命な子どもたち。

ちゅーりっぷ教室に通い始めた5月から比べると、みんな本当にお兄さん・お姉さんになりましたね。
次回は1月10日(木)です。

1月24日(木)のちゅーりっぷ教室は「子育て」についてのお話がありますのでぜひご参加いただきたいと思います。
講師は長野県幼稚園協会、幼児教育専門員の武田梅子先生です。
講演後、個別のご相談に応じる時間も取りたいと思いますので、遠慮なくお申し出くださいね。
ちゅーりっぷ教室以外の方でも参加できますので、お友だちやお知り合いの方をお誘いの上ご参加ください。
お待ちしております。





 

待降節の“よかったさがし”

2012年12月05日 | 日記
毎日、日めくりの約束をきっかけにしながら、お友だちの“よかった”姿をみつけています。

小さい子どもたちは、お友だちに目を向けるよりも、自分がした“よかった”ことを真っ先に言いたいのですが、それも大切なこと。
「今日ね、泣いていたお友達にハンカチ貸してあげたよ!」
「落としてばらばらになったクレヨン拾ってあげたよ!」
いいことをしたことは、誰だって認めてもらいたいですよね。

  

先生はその子の“よかった”ことをちゃんと認めてから、それを見ていたり気づいたりした子がいるか聞いてみます。
お友だちのそんな姿に気づいていた子がいたら、その子のこともほめていきます。
日々の、そんな繰り返しの中から、自分がよいことをするだけでなく、お友だちがしているよいことにも気づいていくことができるようになっていくのだと思います。

 年少さんのお部屋でもこんなに「こころのおはな」がいっぱいになってきました。


ほめられたくて、またお花が貼りたくて、やさしさの押し売りになってしまうこともあるのですが、あるクラスでは今日、「本当の親切」と「おせっかい」の違いについて話題になったようです。
親切のつもりでしたことが、実は相手にとっては嫌なことだった…という場面があったのですが、帰りの会で子どもたちとじっくりと話してみました。
その時の話の中から出てきた子どもたちなりの理解は“相手がうれしいと思う”ことが「親切」。
“相手が嫌だと思う”ことが「おせっかい」…でした。

自分の思いだけではなく、相手の気持ちに心を向けられるようになってきている子どもたちの姿に、心の成長を感じることができたエピソードでした。

待降節が始まりました!

2012年12月03日 | 日記
カトリック教会では、イエスさまの誕生をお祝いするクリスマス(12月25日)より約1か月前から(今年は12月2日から)「待降節(たいこうせつ)」が始まります。
文字通り、天から降りてこられる(降)イエスさまを待ち望む(待)季節(節)のことで、心や身のまわりをクリスマスにふさわしく準備する期間です。

             

朝、登園した子どもたちが真っ先に気づいたのは玄関と、廊下の馬小屋でした。
これはイエスさまが生まれた時の場面を再現したもので、教会でも幼稚園でも必ず飾るものです。子どもたちは「これはマリアさま…」「羊飼いはここにいるね!」などと話しながらうれしそうに見ていました。

    

2000年前に1度、ベツレヘムの馬小屋で生まれてくださったイエスさまは、今「私の心」に生まれてきてくださる…というお話を少し前からからこどもたちにしてきました。
そして、待降節は私の心に生まれてきてくださる「イエスさまの“場所”を作る期間」…と話してあります。
イエスさまを迎える“場所”をあたたかくやさしいものにするために、今日から幼稚園では子どもたちといろいろな準備をしていきます。

イエスさまがこの世に来られたこと…「神が人間となって私たちのところにきてくださったことの喜び」を味わいながら、クリスマスまでの準備をしていきたいと思っています。

<こころのおはなのプレゼント>
     ~よかったさがし~
毎日の生活の中で、自分自身が「イエスさまが喜んでくださること」をすることはもちろんのこと、お友だちのしていた善いこと、自分がお友だちにしてもらってうれしかったことなど(よかった)をさがして帰りの会の時、みんなの前で発表します。
先生はそのことに気づいた子も、善いことをした子もほめて、その「よかったこと(目に見えない心)」を「折り紙のお花という目に見える形」にして壁面に貼っていきます。

  
ももぐみさんの壁面       年少さんの壁面       年中さんの壁面

 年長さんの壁面には、聖劇の自分の役の絵を描いて貼ってあります。
ももぐみ、年少・年中・年長組、それぞれの壁面に「こころのおはな」を貼っていきます。

                 
       こころのおはなです          「日めくり」での具体的な目標

「よかった」を探すのはなかな難しいので、「きょうはどんなプレゼントができるかな?」という日めくりを作って、考える目安にしてみました。ひとつ具体的な目標があると子どもたちにはわかりやすいようです。

  

これはおうちに持って帰って、ご家庭で実行するためのカードです。
毎年お願いしていますが、ご家庭でもよく考えて実行していただいていて、頭が下がります。

たとえば…
・すぐ近くのスーパーに買い物に行くときに、車を使わず歩いてみました。
 ちょっと寒かったけれど子どもと一緒に道端のいろいろなものを見つけました。
・パパがこの期間だけ「タバコ」をやめました。
 ういたお金を献金にすることにしました。主人は、娘の「パパすごい!」の一言がうれしかったようです。
・水を出しっぱなしにしていたら息子が「ママ、お水のない国の子どもたちもいるんだよ」とひとこと…
 子どもから大切なことを教えてもらいました。
 それから、お水を大切に使うように心がけました。
                             などなど…。

日々子どもたちと一緒に考えながら、イエスさまへの「こころのおはな」のプレゼント
をしてくださっている姿がとても素敵だと思っています。
今年の「こころのおはな」もとても楽しみです。
これは、クリスマス会の日にイエスさまにお捧げしたいと思います。



※もうすぐ イエスさまのおたんじょうをおいわいするクリスマスです
 どんなにまずしいひとでも そばにいくことができるようにと
 さむくて つめたいうまごやで うまれてくださったイエスさま

 わたしたちのこころにイエスさまがきてくださるとき うまごやよりも
 あたたかく やさしいこころでむかえることができますように
 わたしたちの こころをきよめてください     
                         アーメン