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GitとSubversionの違いと、違うのにTortoiseのSVNとGITが似てる理由

2018-10-10 12:15:07 | Weblog
SubversionとGitの違いは、集中管理か分散管理かの違いといわれる。

Subversionは、1か所で集中的に構成管理をするのに対して、
Gitは、1つの統括したマスタはあるものの、このマスタから分割して管理する。

Subversionには、この分割して管理するという思想がないため、
分割先からマスタに対してアップロード、ダウンロードする
push,pull(およびこれにinitを足したclone)という操作がない。

また、subversionでは、変更したものをコミットするのが普通と考えるため
Gitのようなindex(ステージング?)という概念がない。操作的にはaddがなく、
変更後commitする形になる。

subversionには、分割して管理するという概念がないため、複製を作った場合、
どっちが偉いという概念はなく、ただのコピーとなる。
gitでは、この操作はブランチということになるが、ブランチではマスター側と
分岐した側が明確である、

この3点
(1)push,pull,clone
(2)addとインデックス
(3)ブランチ
がgitとSubversionの差であり、これらは、gitが分散管理をするという、
subversionとは異なる構成管理の思想を持っているからになる。




なのになのに、Tortoise SVNとTortoise GITでは、そこまでの文化の差を感じず、
普通に操作できてしまうのだが、その秘密は、作り方にある。

(1)push,pull,clone:差分がTortoise SVNのメニューの中に入れこまれて、
  普段は見えない(気にしない)

(2)addとインデックスSVNでもAdd,indexができるように改善
indexをTortoise SVNのcommitするときのダイアログの下側にだし、addと同じようなことが
できるように配慮されている

(3)ブランチ
 ブランチというメニューを作り、コピーなんだけど、ブランチっぽくしている。

これらによりTortoise SVNはGitとの差を縮めている

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