中国オフシェアの話で、
マネジメントしなくても半分のプロジェクトは成功するっていうことを書いているブログがありました。
私も、中国の人たちと開発していたとき(とはいえ、彼らは、中国では、大学教授とかなので、まあ、できる人たちなのですが、その人たちと一緒にやっても)、そんな気がしました。
理由なのですが、日本の場合、仕様書に書いてなくても、プログラムを作る側で判断するのがあたりまえなのです。
だけど、中国の場合、書いてないことは、やらないのが、あたりまえなのです。
だから、極端な話、私が最近やってるような、マネージャーさんは、なにやってるんだか、よーわからんけど、ほぼ私に丸投げで、私は、勝手に、すきなよーにやっているっていうような仕事は、日本では、うまくいくんだけど、中国だと、「なにしたらいいんですかあ?」と聞かれて、ぜんぜん仕事してくれなかったり、てきとーに作られて、しまったりします。
たとえば、オブジェクト指向で書いた、クラス図があったとします。
で、それを作る場合、メソッドの引数の意味(値の範囲とか)がわからなかったら、周りの関係者たちに、プログラマ側が聞きますよね。
でも、中国だと、マネージャーに「ここわかんない、どーにかしろ!」といってくるのです。このとき、マネージャーは、仕事を丸投げしていたら!?
マネージャーもだれにきいたらいいか、わかんないですよね。
日本の場合、たぶん、丸投げだろうとあきらめて、自分たちで、ドキュメントをしらべて、聞く人をわりだし、「勝手にきいていいですか」とマネージャーにおうかがいをたてる。なんで、まるなげのしごとでも、できるというからくりです。
同じ件について、atsushifxの七転八倒さんののブログで、とりあげていましたが、そこで
作業者が主体的に行動してリスクの芽を摘み取っている - 徹夜続きでもなんでもやりとげるのどちらなのかわかりませんが、
とかいてありました。これで言うと、前者のほうだと思います。
日本の仕様は、きのうの極上生徒会の内容のように、
「う」とシンディ真鍋がいうと、
「それは、どーとかこーとかで」とぷっちゃんが説明するようなもんです。
(きのうの極上を見てない人には、さっぱりわかんない説明で、すみません)
そーやって、理解することが、いいことか、全部仕様書に盛り込んだほうがいいのかって言うのは。。。微妙な問題の気がする。
以上、あくまでも、私の経験です。ほかのひとは、違った印象/経験を持ってるかも!?