昨日のブログで
類似業務の標準化されたものや、部分部分の標準化手法を使うことになる。
って書いたけど、これ、標準化されたものを使いたい場合、標準化されたものがないと、使えませんよね。
ところで、標準化っていっても、さまざまなレベルのものがあります。
(1)フォームや(帳票などの)フォーマットの標準化
→統一伝票など、(2次元)バーコードの白と黒の塗り方など
(2)コード体系の標準化
→JANコードなど
(3)データ、DBの標準化
→商品マスタの標準化など・・・あまりないよね
(4)業務プロセスの標準化
下にいくほど、むずかしい。なぜなら、自由がへらされるから。
(1)は、自由がへるといっても、これも自由にすると、無秩序になってしまう。
なので、(1)を決めるのに、文句を言う人はすくない。一方、(4)は、やり方なので、そんなの自由にやらせろよ!ということになる。
でも、実は、(1)をきめていくと、(2)も、きめないとまずいよねとなり、(1)と(2)がきまると自動的に(3)もきまってきてしまい、そこまでの外堀をうめると、(4)も、決めやすかったりします。
さて、「業務プロセスの標準化」は難しいと書きました。
で、オブジェクト指向の場合って、標準化を利用するとすると、「この業務プロセスの標準化」の利用ですよね。フォームの、統一伝票を利用するといわれても(^^;)どう、利用していいのか?となる。
(DFDなら、統一伝票に書かれている項目をもとに帳票分析して、エンティティだして、DBつくれるけど)
で、それは、むずかしいのですよ、モデルをつくって、そいつを標準化するというのは。。なんで、オブジェクト指向で利用できる業務の標準化っていうのは、。。。どーなのどーなのっていう感じがある。
それなら、むしろオブジェクト指向を使わないで、部分部分の標準化の成果をつなぎ合わせたほうが、プロセスが見えてくる気がします。