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プログラムやテストデータを自動生成する方法 その5 作業一覧

2007-05-11 16:16:20 | 開発ネタ

雛形ソースを作成し、Excelの仕様書を用意すると、プログラムのソースやテストデータを生成する方法について説明するシリーズ、「プログラムやテストデータを自動生成する方法」です。

 第二回目で、インストールしました。
 それ以降、このシステムで利用する、
  ・雛形
  ・仕様書
  ・ソースファイルを作るExcelマクロ
 について順に説明し、今回は「ソースファイルを作るExcelマクロ」のところです。

 といっても、このマクロの中身については、もっと先にやるつもりです。
 今回は、書き出しのときに指定する、「作業一覧」シートについて指定します。




■「作業一覧シート」とは

 実際に、どの雛形とどの仕様書のシートを使って、どのファイル名で書き出すか?というのを指定するシートが、「ソースファイルを作るExcelマクロ」の中にある、「作業一覧」シートです(なので、このシートは削除してはいけません)。

 前処理でこのシートに書き出す場合もあるし、手入力で書く場合もあります
 (実際の読み込みは、前処理の後に行いますので、そのとき、できていればOKです。
  また、後処理に入る前にいらなくなりますので、後処理で削除するのはOKです)

作業一覧シートは、このようになっています。


 この図にあるように5行目から書き始め、
  A桁に雛形ファイル、
  B桁に、作業用シート名
  C桁に出力先のファイル名
をかきます。
この、桁と開始行(5行目)は固定です。変えられません。
なお、「作業一覧」というシート名も変えられません。固定です。
(VBAを修正すると変えられますが、それを知りたい人は、マクロを見てください。
 マクロ中に分かりやすく書いてあります。ある値を換えるだけです)

5行目から作成したいものを順次記入していきます。
このとき、空白行を作らないでください。
そこで作成はとまります(A桁が空白の行まで処理を行います)

書き終わったら、「ドキュメント作成」ボタンをクリックします。




■A,B,C桁を計算式にすると。。

 ただし、A,B,C桁の値は、文字列でなければならないわけではありません。
 計算式でもOKです。

 たとえば、出力先名に指定するファイル、この一覧がどこかにあるようなケースでは、
以下のように

そのファイル名一覧を、E桁など、A,B,C桁以外のところにおいておいて、
フォルダをどこかあまったところに指定すれば
(例:上の図では、ファイル一覧をE桁、出力先フォルダをセルD4に指定

出力先名を、計算式で指定してもOKです
(図の場合、セルC5を
   =$D$3 & "¥" & E5 (全角¥は本当は半角)
と指定している)

こうすることによって、出力先をフォルダごと変えたい場合、便利です。




 ということで、一通りの説明が終わったので、次回から例を挙げて、
サンプルを作ってみたいと思います。

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