ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

ArduinoとRaspberry PiとPIC,MSP430等との使い分け

2016-08-18 12:22:01 | Weblog
IoTにおいて、当たり前なのかもしれないけど、一応メモ

【前提】

 たいてい、以下のようなシステムになっている

センサー - マイコン+通信モジュール
センサー - マイコン+通信モジュール ー ゲートウェイ(GW)  →クラウド、サーバーへ
 :      :

固定でセンサーを置く場合、センサーは、かなり多くばら撒かれる。
そこで、それらが無線で(3Gで)いきなりクラウドにアップするという
ストーリーを描くと、SIMやパケット代で膨大なコストがかかる。

・・ので、GWで一旦集約する。

このセンサーとGW間を
  無線でつなぐ
  有線でつなぐ
    インターネットでつなぐ
    インターネット以外(RS485など)でつなぐ
が考えられる。センサーからゲートウェイを直接線でつなぐのは、短距離でない以外は、
雑音がのって、繋がらない。




【センサー側の通信モジュール】

無線の場合の通信モジュールは、RFモジュールといわれ、プロトコルによって違う。
ZigBee,920特小,BLE様々あるが、安くても数百円、高いと数千円

有線インターネットの場合は、LANモジュールをつなぐことになる。
http://www.picfun.com/ENC28J6000.html
有線でたとえばRS485の場合、それようのトランシーバーを置くことになる。
マキシムやTIから出ている。数百円程度からある。

ここで、センサーに通信モジュールを直接つけて(GPIO端子がある)GWからリモートで
操作してセンサー値を取得してもいいんだけど、それだと通信内容を自由に操作できないので、
ふつうは、マイコンを置き、UART等の接続で、通信モジュールに接続する。




【センサー側のマイコン】

このマイコンの条件は
  安いこと(センサーと同じらいばら撒く)
  電機を食わないこと(電源供給が出来ないことが多い)
という理由で、PIC,MSP430等が使われる。arduinoは電源が手配できない可能性高





【GW側】

一方、GWは
  センサーと通信できること
  クラウドに投げられること(インターネット通信)
  (電源はある)
のケースが多い。なので、Raspberry Pi等が使われる。Edisonもいいかもしれない。
一方、arduinoでは、通信をこれくらい書くのは、(OSが入っていないので)大変
という側面がある。




【Arduino】

じゃ、Arduinoは、どういうときに使うのかというと、PoCのとき、センサー側
でマイコンの処理を、簡単に作って試したい場合などで使う。この段階では、
いろいろな可能性を検討したいので、いちいちハード的に作って壊ししているのは
面倒だから・・・この点で、PoCから実際のハードに作り変える際に、できるだけ
差がないプロセッサを選びたいとなると、Arduino→MSP430の線が考えられる。

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