ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

趣味で社会階層がわかる?

2020-12-14 07:19:39 | そのほか
例えば、ゴルフを趣味にできる人、クルーザーを趣味とする人は、それが買えるってことだから、
それなりの社会階層ということ・・・

とかいう話を、先週の
100分で名著 ブルデュー”ディスタンクシオン” 第一回 私という社会
でやってたので、(今週忘れないために、先週のを)メモメモ




社会学の金字塔的名著”ディスタンクシオン”
→解き明かしたのは趣味と社会構造
趣味から知る社会学、自由について考える


趣味と社会階級
国際社会学会で、「20世紀で最も重要な10冊」の1冊
1979年に刊行
経済中心主義とは異なる文化的エコノミーを問う
→趣味がどれくらい階級と相姦しているか

■趣味は本当に自分の選択?
持っているお金、階級・学歴で趣味が決まってくる
→趣味・嗜好とである客観的チャンスは決められている

ブルデュー
・出身階層が低い
 →権力に対する怒りが根底にある
・高校で哲学を教えていた→アルジェリアに出兵
・アルジェ大学の助手として調査
 →概念やアイデアの大部分はアルジェから
  正当とされる文化のため、固有の文化を否定してしまう

・民衆を理想化しないブルデュー

・難解にあえてした?

たまたま好きな音楽→パターン化
 稲妻の一撃の否定(偶然神話の否定)
文化的行為は学歴や出身階層に規定されている
→文化的な遺産があるから。
 なければたまたま流れてきた音楽に感動できない

・692人にアンケート調査

・眼は歴史の産物

・理論のために独自の概念を作る
  ハビトゥス 界 文化資本
 を説明する。今回はハビトゥス

■ハビトゥスとは何か
 行動を生み出す原理、体の中に刻み込まれ、社会的学習で習得
 ハビトゥス=傾向性
 どんな種類の絵が好き?
  1970年 印象派
   ブルジョア=ルノアール 教師=まね、ごや
 →一貫性がある。
 人々にある統一性がハビトゥス

 全員が持っている
 階級のハビトゥスがある
 ハビトゥスがどかっとかわることも:農村から工場

 趣味好みでアラブ
 ハビトゥスにより分類される

 自分、選択して道を選んでいる
 ハビトゥスからみると、人が線路のように集まっている
 (選んだものに集められている)
 同じハビトゥスを持った人→クラスター
 ハビトゥスに分類される私たち

・重力の法則があるから飛べる
 型の中でどれくらい自由にふるまえるかが自由の本質
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