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成績未達のものは、きつく叱責すべきか

2021-07-15 09:14:43 | そのほか


表題の問に対する自分の答え

叱責するかどうかはさておき、
自分が、「目標は妥当だったのか」を検討することが大切。


まず、叱責して、部課である「他人の」行動を変えようとすることは困難。
そもそも、故意に目標を達成しないと行動したのならともかく、
一生懸命やって、達成できなかったのなら、
叱責されても、達成できないだろう。



でも「自分の」考えや行動は変えられる。
目標が達成できないのは、
 目標が高すぎたのか、
 取り組み方が悪かったのか、
 環境が悪くなったから達成できなくなったのか、
 何か課題が発生したからか(その課題は予見可能だったか)
達成できない理由によって、次に起こすアクションは違う。
そこを分析して、対応することが大事。



・・・とすると、その分析を行うのに。部下を叱責してしまうと、
部下は本当のことを話さなくなるので、適切な分析ができなくなる。
だから、叱責するより、未達の本当の理由を見つけることに修正すべき
態度としては、プロの(将棋)棋士が、対局を終えた後の反省会みたいな感じ・・・



なぜ、目標の検討が大事なのか?
たしかに検討した結果も「部下が悪い」となるかもしれない。
仮にそうなったとしても・・・


  部下を叱責するだけでは、自分は変わっていない。成長はない。
  自分が成長しないで、社員が成長すると、会社が伸びないから、
    いい社員ほど、やめられてしまう


  一方、自分が検討すると、そのことにより、課題を見つけ、成長する可能性がある
  自分が成長すれば周りも(それに合わせて)成長して底上げされたり、
  成長に見合った分、新たにいい人と出会えるかもしれない。


 つまり、自分の成長のために(相手を叱るのでなく)自分が考える。
 そうすることが自分の成長・幸福につながっていく。



 そもそも、「成績未達になったら叱責する」というのは、PDCAを重視した過去の会社の悪しき慣行にすぎない。

 PDCAサイクル全盛の時代は、目標を数値化してたてて、
 それを達成したらちょっと伸びた目標を立て続けていく

 これを繰り返したらどうなるか・・・
 どこかで目標を達成できなくなり、システムに無理がかかって崩壊する
 それでも叱責されれば、従業員は追い詰められて、
 うつ病になるか、自殺するしかない

・・・会社って、従業員を自殺させるためにやってたんでしたっけ?

 OODAループの時代に入ってこうではなくなった。

 会社は使命を達成するためにある。
 その使命達成のために目標を立てる。
 だから、目標が達成しようがしまいが、目標と現実との差を常に感じ、
 使命達成のために行動する。そのためには目標の変更もあり得る。

会社で大事なのは使命であり、目標は使命達成のための手段に過ぎない。



で、この後続きの話があるんだけど、長くなったので、また今度。


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