ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

医療分野での3Dプリンタ活用の話とか、聞いてきた

2015-11-01 20:15:19 | Weblog
今日(11/1)AIIT起業塾 #3 ー 医療×IT ーに行ってきた!その内容をメモメモ





■脳梗塞治療の現状とIT活用

脳卒中:脳の血管の問題
  脳梗塞:血管がつまる 今7から8割
  脳出血:血管が破れる 昔多かった
  くも膜下出血:こぶが破れる
死亡原因は3位しない→寝たきりは多い:介護
脳卒中予防10カ条
脳卒中→病院に
脳卒中は、おとなしくなる→様子を見る→どんどんわるくなる

3つのシグナル
 顔に急に歪む
 急に腕が動かない
 呂律がまわらなくなる
→1つでもあてはまったら、いそいで病院!

病院で何をする?
脳梗塞 特効薬がある
・t-PA:血栓を溶かす薬
 →大きい脳こうそく3日から5日で死んでしまう
 →t-PAだと、歩いて帰れたり!1ヵ月で仕事に戻れたり!
 ただし、その日に1時間、発症して4.5時間以内しか使えない
  →今度は脳出血を起こすので

・カテーテル治療

30分の遅れで生活自立率が10%減る
→脳卒中は時間との戦い:スピードが命なんだよ

脳梗塞超急性期治療

小倉記念病院
 主に心臓に強い、最近は脳卒中も

小倉記念病院では2014年1月よりtPAプロトコルを改修した
・救急車到着前にやれることはやる
  電話をかけて、準備する
  チームで同時並行にタスクを処理
 82分から35分に改善

・世界では
 アメリカ77→67分 これをもっと早く:保険点数とからめて
 カナダ72分
 横浜30病院(横浜はきっちりしているのでデータある。ほかはない) 87分

 t-PAプロトコル変更による課題

  電話中
  電話をかけたことがつながらない
 →IT技術たすかる
  1対1から多対多
  IM(インスタントメッセンジャー)
   →IM連絡網(多対多の時系列情報)
 たすく・かるく・すとろーく:たすかる

 集計できる

今後:タスクの共有

■医療分野での3Dプリンタ活用の課題と展望
メドコネクト

・自己紹介

・どのような立体モデルが作れるか(3Dプリンタで)
 脳血管、頭全体
 インプラント(国内ではない)
 肺血管、気管支
 心臓
 人工関節
 →胃腸だけみたことない。ほかは大体

 体内埋め込み:海外では
  人工股関節、気管など
  義肢、義足

 手術器具(カッティングガイド)

 参考:バイオプリンティング

・どうやって作るの
 CTの輪切り画像→3次元
 CADソフトを使って設計、製作

・どういった用途で
 診断支援シミュレーション
 患者さんへの説明
 教育
 カスタムメイド(義肢)

 脳動脈瘤 クリッピング術での事例

・課題は
 立体データ作成に時間がかかる、難易度高い
 3Dプリンタの出力時間が長い。後処理(仕上げ)
  →1センチに1時間、後処理:数時間
 急性期に対応できない
 コスト高い

・今後の展望は
 病院内ですべてを完結

 患者さんドクターのメリット
 立体データ作成の簡便化
 3Dプリンタ本体、素材の低価格化、能力向上、オペレーションの簡便化
 画像など手術支援加算の充実化

・手術支援加算

・3Dプリンタ
 デスクトップ
 じぶんの背よりたかい:チタン、1億5千万とか

・サービスの勝て語ら伊豆
  ヘルスケア
    ウェルネス
    フィットネス
  メディカル

 医療機関のかてごらいず
  一般診療所 10万
  病院 7千500

・ポイント
 医療でサービスを検討するなら、関連法規・ガイドラインなどの理解は必須
 類似サービスであっても、内容によっては2番手、3番手でも戦える可能性
 シーズとニーズのバランス

・注目していること
 3次元症例データベース
 問診票の電子化と電子カルテ連携、機械学習による診断支援
 心音解析

■日米でのデジタルヘルスの実情及び取り組み事例
医薬情報ネット

・PHR(ぱーそなるへるすれこーと) EHR(病院のデータ)の融合
 PHR:ウェルネス・ヘルスケア
 EHR:メディカル
 電子カルテ周りの連携:クラウド、予約サービス

トレンド
 ウェアラブルデバイスの細分化(PHR)
 遠隔医療+デバイスの付属


ウェアラブルデバイスの細分化
 OURA(おーら)睡眠 指輪
 bloom 妊婦さん
 SPIRE(すぱいやー) 呼吸法とストレス耐性

遠隔医療+デバイスの付属
 ドクターオンデマンド
 ビデオチャットではわからない
   めどわんど
   HUD 皮膚がんが分かる

・medinewでデバイス情報発信してるよ!


・懸念点
 ぷらいばしー:個人情報
 ぷふぉふぃたびりてぃ:収益性
 あきゅれしー:正確性 

・2020年 $233.4びりおん
すたてぃすた

DrPhoto:片手で通える皮膚科
 ターゲット
  母親
  性病患者
  旅行客

遠隔診療について 8月10日厚生労働省解釈
・離島へきちのみでない
・対面診断は前提ではない
→弁護士、厚労省とうかがいながら

 法律(解釈など)が変わる
 医師との関係性が変わる
 ビジネスモデルが変わる

・ヘルス2.0

・DrPhoto
  11月4日(水)モニターキャンペーン募集
  協力医師募集中

■IC医療現場でのICの抱える問題
 Dr.IC

IC:インフォームドコンセント
 患者が医師の診察を受け
 自分の状態について説明を受け
 納得・理解したうえで
 どういして

・かんじゃさん
 わからないので、おまかせします
→わからない説明していてて、よいのか?

・理想と現実
 IC現状調査
 100%の先生がIC重要と思う・非常に思う
 ICは15―30分(もっとの先生も)
 ICは負担?:4割5割は、そう思う
 理解度:はんぶんくらいかな・・5割
→30分もかけ、負担に思っているけど、5割しか理解してもらえていない

・かんじゃさん
 質問しにくい
 患者さんは医師から十分な説明を受けたい

→情報の非対象性が原因

・理想
 歴史:むかしからあった
 1300年きろくあり
 1600年中東でも
 1804年日本でも
 1905年モーあ事件
 1914年シュレンドルア裁判
 1957年サルコ事件
  →同意とらないと負ける

 患者さん:自らの価値観

・どんだけせつめいいる
 ・無治療の場合
 ・不確実性
 ・再興する確率
 。セカンドオピニオン

・患者の自己決定
 会話が成立

・事例

・医療裁判 1000件


・解決策
 情報の非対称性を解消
 患者満足度
  医師に対する満足度
  職場、待合室
 →汚い病院でも、いい医師がいるのであればいく

・ICを守りから攻めへ
 動画説明
 理解度把握できる

・実証実験
 理解度向上

■パネルディスカッションというか、質問

・脳梗塞以外の広がり→救急で
・3Dぷりんた、歯科技工士さんには
 →CAD/CAMでハイブリッドレジンで3Dぷりんたが保険適用
  素材がない
  →すぐにはないが、将来的に、もしかしたら
   ただ、モデリングの人がいない課題がある
  義肢:3Dぷりんた・コストの面で不利
   保険ができたとしても、採寸とか必要なので、なくならない
  →ただし3Dプリンタができれば、武器になる
・香川大医学部6千万の3Dプリンタ持っている
・ターゲットを絞って(極端には1人)、画面を決める
・エストニア:電子カルテすごい
・誤診リスク:皮膚科→2:8の法則があるので、

・プラクティスフュージョン:日本でもってこれなかった
 日本で→格安電子カルテ
 パナソニックがシェア
 アメリカ:電子カルテ→オバマケア

・データ共有化しておいしいの?
  前のところで検査しても、検査の値の違いがある
  また、検査をやったらお金をとれるので、
  医師会が・・・

  画像関係は紙でだされてもよくわからない
  CDにいれてもらうのが、現状よい

・予防に力入れて、患者がいなくなったら、お医者さんこまらない?
  いや、いまは、患者いっぱいで、予防してほしい。

・遺伝子解析業界には限界があるかも?
 人が全員受けたら、(遺伝子は変わらないので)マーケットが終了する
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