オープンソースのBIツールでPentahoっていうのがあるんだけど、それ、ダウンロードしてから、ログインまでのながれ、たぶん、普通じゃわかんないと思う。
いや、ドキュメントがあるんだけど、インストールして、はじめのログイン画面までださないと、(インストール方法が)見えないのよ(^^;)
で、ログインしろといわれても、なに入れればいいかわかんないし・・・・
ということで、そのダウンロードしてきてから、インストールまでを書いてみる
■ハード・ソフト
ハードは、Windows(WindowsXP SP2ってかいてあるけど)でも、LinuxでもOK
今回はWindowsXPでやってます。
ソフトは、JavaのJREをいれておくこと。1.5以上
今回は1.6でやっている(1.5以外は動作保障無し)
注意:途中で、TomcatとJettyを自前で起動するので、
Tomcat,Jettyは、とめておくこと(ポート8080、8099をあけておくこと)
■ダウンロード
コミュニティ版は、
http://sourceforge.net/projects/pentaho/
にあるんだけど、ここのDownLoad Nowをクリックしたら、途中で急に落ちたりした。
普通、うまくいくんだろうけど、
うちは、うまくいかなかった。今回。
で、View all filesをクリックして、
http://sourceforge.net/projects/pentaho/files/
を出して、DownLoad Nowをクリックしたら、うまくいったけど、偶然かな?
ま、とにかくダウンロードしてくる。
■解凍
ダウンロードしてきた、biserver-ce-3.5.0.stable.zipのZIPファイルを解凍する。
(右クリックして、「すべて展開」しました)
そーすると、中に2つのフォルダができる。
◎biserver-ce
実際にBIを行う。ユーザーが使うのはこっち
◎administration-console
DBを選択したり、ユーザー登録したりする
■まずは、サンプルを見るには?
biserver-ceフォルダの下に、「start-pentaho.bat」というのがあるから、これを起動する
(ダブルクリックする)
もちろん、今の説明はWindows用で、Linuxの場合には、start-pentaho.shを実行
すると、(自前で)Tomcatが立ち上がる。
コンソールが出てくるので(2つ)、そのコンソールを見て、
立ち上がったみたいなら(Tomcatのコンソール上、
情報:Server startup in XXXXX ms
(XXXXは適当な数字、5桁とは限らない)
とでて、なにも、起こらなくなったら立ち上がっている)
ブラウザから、
http://127.0.0.1:8080
と入力するか、
http://127.0.0.1:8080/pentaho/Login
と入力する。すると、以下の画面が出る。

右下の、Getting Startedから、
インストールから説明が書いたドキュメントが入手できる
(って、遅いって ^^;)
Download PDFをクリック。
それはさておき、ログインするには、
「Login」と書かれたボタンをクリック。
そうすると、こんなかんじにでてくる。

サンプルユーザーから、Joeを選ぶと、ユーザー名にjoeがはいる。
パスワードにpasswordをセット、つまり
ユーザー名:
joe
パスワード:
password
(ただし、パスワードは見えない)にすると、ログインできる。
■レポート出力
ログインできると、こんな画面が出てくる

出てきた画面のNew Reportをクリック
ただ、なんでもいいから、とりあえず見たいなら、下の
次へをクリック
アイテムとでてきたら、Officeのなかから、なにか1つ(Countryとか)
を選んで(クリックして)|>(うまくかけない、三角形ボタン)をクリック
次に、Employeesから1個選んで(Emailにでもしておく)>をクリック
もちろん、選びたかったら、いくつでも選んでいい。
ここで選んだ項目がレポートされる
そしたら、「次へ」ボタンをクリック
カスタマイズはなにもしなくていいので、
「次へ」ボタンをクリック
次の画面、向きと用紙を適当に設定して、
(ま、プレビューだったら、設定しなくてもいいけど)
プレビュー、HTMLでよければ、そのままで
「Go」ボタンをクリック
サンプルの国別従業員Emailが、そんな感じで見れる。
■アナリシスビュー
ログインした後の画面にもどって、「New Analysis View」をクリックしてもいいけど、
今、上のほうを見ると、レポートの下に、円グラフがついているアイコンがあるはず。
そこをクリック。
なんか、でてくる(スキーマ指定なんだけど)。OKをクリック
Marketとか、いろいろでてきて、下に+ボタンがてている。
この+ボタンをクリックしていくと、展開していく。
つまり、ドリルダウンね。
表の上の棒グラフのアイコンをクリックすると、
下にグラフがつく。
なお、ダブルグラフをクリックしても、ドリルダウンはしない。
あくまでも、上の表の+をクリックする。
棒グラフに飽きたら、図を変えられる。
棒グラフアイコンの横に、棒グラフがチェックされているアイコンがある。
これで、変えられる。
そこをクリックして出てきた、グラフのタイプで円グラフとか、折れ線グラフとか変えられる。
変更してから、OKボタンをクリックすると、円グラフになる・・・
このほかの機能に関しては、上のアイコンを適当にクリックして試してみてください(^^;)
■データベースを切り替える、など
このままでは、サンプルデータベースしか、見れない(;_;)
なので、データベースを切り替えます。
それには、administration-consoleを使います。
ダウンロードして、解凍したフォルダのなかに、
administration-console
というフォルダがあります。
そのフォルダの
start-pac.bat
を立ち上げます(ダブルクリックします)。
もちろん今のはWindowsのはなし。Linuxならstart-pac.sh
そーすると、コンソールが出る。なんか、コンソールの動きが止まって、
起動したようだったら、
ブラウザから、
http://localhost:8099/
を開く。そうすると、ダイアログが出て、ユーザー名とパスワードを入れるように指定される。
ユーザー名
admin
パスワード
password
をいれる。
そうすると、以下の画面が出てくるので、

左のAdministrationをクリック。
出てきた画面で、Database Connectionのタブがあるので、ここで、データベースをいれれば、
切り替えられるはず??(まだやってない)。
■その他
終了させる場合
administration-console は
stop-pac.bat
biserver-ce は
stop-pentaho.bat
を実行(ダブルクリック)すると、サーバーが終了して終わる。
いじょう・・・