ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

年金問題”社保庁誤入力の主犯は「カナ変換ソフト」か”っていうけど??

2007-06-20 14:00:37 | Weblog

ここのニュース
社保庁誤入力の主犯は「カナ変換ソフト」か
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0706/18/news060.html

によると(以下斜体は上記サイトより引用)


社会保険庁が昭和54年に年金記録の氏名のカタカナ管理を導入した際に、漢字の一般的な読み方をカタカナに変換する「漢字カナ変換辞書」と呼ばれるソフトを開発、使用し、勝手な読み仮名をコンピューターに入力していたことが16日、同庁の資料から分かった。氏名の正しい読み仮名を本人に確認することもせず、読み間違いを前提としたシステムを導入していたわけで、新たな批判を招きそうだ。


うん?新たに照合可能性を広げそうだ・・という朗報
ではなくて
批判なの?なんでなんで(@_@)?

そこの記事をまとめると、こんなかんじ

32年~53年まで 漢字をコード化していた
54年~      読み仮名がわからないので、「漢字カナ変換辞書」を開発
          本人に確認せずに、コンピューターに入力

で、

この結果、例えば「島崎藤村」(シマザキトウソン)は「シマサキフジムラ」、「裕子」(ヒロコ)が「ユウコ」、「秀一」(シュウイチ)が「ヒデカズ」に変換されるなど、誤った読み仮名が多数入力された可能性がある。


で、これが問題というんだけど・・




たしかに、読み仮名が違うということは問題。
ただし、名寄せをする場合、

1.現在登録されている名前を、32年当時の漢字コードに変換して
2.そのコードを、「漢字カナ変換辞書」に変換した読み仮名を求め、
3.2の読みがなで一致するデータも、名寄せ対象とすればいい

から、本当に、全部「漢字カナ変換辞書」でやっているのなら、その部分も、今度新しく作る、5000万人の名寄せ検索プログラムに入れれば(上記の作業をするプログラムを作る)、もっと検索精度があがって、いいことなんじゃあ・・

 むしろ、

 年金記録が5000万件以上も不明になったのは、平成9年の基礎年金番号導入以前の年金記録が、入力ミスにより不完全だったことが主な原因とされ、その入力ミスの多くは手書き台帳からの写し間違いといった単純なミスとみられてきた。


っていうけど、写し間違いのほうが、人がやるミスなので、どーいうミスかわからず、たいへんだと思う(^^;)

そーじゃないかなあ。。
ともかく、基礎年金番号の問題だけで片付けられないことは確かで、
まずは、問題を全部洗い出さないとねー

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 開発の初めから順番に書いて... | トップ | 一般的な編集ソフトの作り方... »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事