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ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

建設ライフタイムとBIM/IoTの未来像(空調とか)を聞いてきた

2017-10-25 09:01:29 | Weblog
10月24日、KKE Vision 2017に行ってきた!のでメモメモ
(表題の件は後半)



<<基調講演>>

■ごあいさつ
・KKE Vision2017
 より良い社会実現のための知識共有の場
 2002年から年1回開催
 学術界の先端研究と産業界の知見

・構造計画研究所のビジネスライン
 →なにをやっているかいしゃ?多岐にわたり、専門性高い
 工学がベース

・工学
 社会の課題を解決するために科学の知識をもとに
 システムや仕組みなど解決策を作るための学問
 →対象となる社会のニーズ・課題は時代とともに変化する

・工学の総合病院構想
 医師と同様の専門性と倫理性
 分野の異なる
 
・当社の高額での事業展開
 構造物
 自然環境
 社会・企業・コミュニティ

・創業者
 服部正(まこと)
 東工大研究生からスタートアップ


・1956年 城郭復興ブーム(第一次)
 →「もはや戦後ではない」の年

 戦後復興のシンボル:おしろふっこう
 ふじおかみちお先生と
 →丈夫なもの:ニーズ

・熊本城構造計算
 永久的にこの城が維持される
 石垣には負荷をかけない
→地震で天守閣は壊れたが建物はのこった


・構造計算:たいへん
  構造力学に電子計算機
  論文さがして筆者に手紙
 →アメリカ来たら?:一般の日本人外国いけない
  アメリカいった IBM1620 科学技術計算専門機(めもり8K)
  これを買おう!・・・1年半
 →当時輸入禁止だった、公聴会で、IBMも驚く!→木造から鉄筋へ
  1839万売上にたいし、価格3600万

・コンピューター利用の啓もう活動
 深夜:学生に開放
 ゼネコン、設計事務所へのコンサル

・常に最新のコンピューターを導入

・適用分野と精度の向上
 STAN(構造解析ソフト)

・会社設立10年目のころ
 日本のソフトウェア産業の確立
 ミニコンピューター

・日本のソフトウェア産業の確立ー1970~
 ソフトウェアという言葉が認知され始める 
 ソフトウェアは付属品扱い
 担保となるものがないので融資が受けられない
 ソフトウェア産業振興協会の成立

・ミニコンピューター 
 中小企業でも買えるコンピューターDEC
 →ワークステーション→パソコン

 国策ミニコン会社の設立
 米国との提携で、最終的に国際化を目指す
 日本ミニコンピューター者、のちの日本データゼネラル
 ミニコン社の社長は構造計画から派遣
 
・基調講演(対談)
 田原総一朗氏、魚住りえさん

■基調講演
・田原さん:コンピューター産業にたくさん本をかいている
 黎明期の取材多い

・コンピューターの取材:パソコンから
 1982年 シアトル マイクロソフトにいく
  →マイクロソフトってなにやってるの?
  西和彦さん
 日立・三菱電機 産業スパイ事件 1982年6月
  日本でコンピューター作った:富士通の池田氏
  アメリカ:ENIAC 弾道計算
   数万倍はやい 1846年
  興味を持つのがIBM わとそんJrが興味を持つ
   IBMが世界を席巻
  日本もつくる!通産省 平松さんIBMと交渉して
   当時:IBMの稼いだお金をアメリカに持って帰れない
   →持って帰れるようにするけど、基本特許を電機メーカーに開放してくれ!
 コンピューター:3つのグループに
  富士通 自前でやろうとする:小林社長が池田敏雄氏にやらせようとする
  71年 コンピューター開発に取り組む
 アムダール:新しいコンピューター 独立
  →アムダールと提携 ソフト

 ソニー VTR
 松下 ビクターの特許をつかっていいよつかっていいよ!
  →ビクターのソフトが広まった

 IBMに合わせたソフト
 富士通 IBMコンパチブルをアムダールと作った
 FACOM230

 第一号コンピューター とってもおおきい
 冷暖房完備

 で、1982年
  IBM産業スパイ事件
 富士通 小林さんにインタビュー

 パソコン 1人に1台
  →当時マイコン(マイクロコンピューター&私のコンピューター)
   IBMがマイクロソフトを使ってくれるかどうか
   日本のメーカーにもWindowsを売りたい
   でも、IBM独占契約 日本いらない→西さんくび

IBMのCPU:インテル
 いろんな会社がパソコンを作った
 インテルの経営者:いろんな会社に売ることにした
 →IBMうれなくなり、パソコンやめる

IBM サービス会社になる:いまいち景気良くない
 96年 インターネット
 店を作る必要ない:Amazon
 インターネットにIBMは乗り損ねる
 日本の企業も乗り遅れた
 Google、Apple、マイクロソフト

・日本:貧富の格差が小さい
 日本の経営者 サラリーマン出身
 サラリーマン出身の経営者 失敗するのが怖い
 大きい仕事:常務どまり→社内に敵を作る
  敵をつくらない人間が社長になる

・電機メーカー:苦戦
  シャープ:台湾の企業に買収された
  パナソニック:シリコンバレーの副本部長(転職)→幹部もわかっていない
  トヨタ:主力研究所(シリコンバレー)のアメリカ人
 銀行業界:特徴ない

起業する
  第一期
   井深大
   本田そういちろう
  第二期
   孫正義
   西和彦
  第三期
   三木谷
   ほりえもん 
  第四期
   今
 →新しいことをやろう

 ほりえもん

・日本の企業:社会主義的
 定年、年功序列、家族的経営
 やめると選挙に負ける

 日本経済的にはリベラル 借金いっぱい

 民主党:自民党の政治を変える→かわらない
  なかみはおなじ、上手下手のちがい

 アベノミクス反対
  →立憲民主党・共産党がとったら?:だれがなってもおなじ

 やっぱり:排除いたしますが問題
  →野党どうし

・平松さん=田中角栄さんと

・記憶力
 歴史に興味がある
  なぜ、負ける戦争をしたのか?
  戦後の日本をどうかんがえるか
    平和:戦えないから平和(戦えれば、戦っちゃう)

・11月5日トランプさんくる。なにをいう?
  経済
  北朝鮮
 国難:人口減少 選挙で論議にならなかった

・メッセージ
 ベンチャー:この国を変えたい。



■ライフタイムBIM/IoTを考える
・NTTファシリティ―ズについて

・今日の話
 事業者にとっての価値
 運用におけるBIMの価値

・BIMが注目された経緯:米国2004年の2つの報告
 1.情報連携の不備によって1兆5800億円もの無駄が発生、
   その3分の2を建物オーナーが負担
 2.予算超過、工期延長への対策

・建設業における労働生産性→低い
 建物ライフサイクルとBIM
 LCC(ライフサイクルコスト)のイメージ
  設計・建設コスト 20%
  運営・維持管理  80%以上→コスト大きい
 建設時と比べて、運用時のほうが、よりBIMの効果が高いはず
・BIMクロニクル
 建設効率化からマネジメント向上へ
 建設の中でのBIM:進んだ
  →運用の中でのBIMの利用
 2013年 NTTふぁしりてょーず新大橋ビル FMでフルBIM

・フルBIM バーチャル竣工 サイバー空間内で作ってしまう
 躯体図への3D活用 Revitを利用

・仮設計画での取り組み

・連携効果
  フロントローディング
  BIM FM 運用モデル 運用シミュレーションを工期期間に
  デジタルモックアップ

  ライフサイクルBIMモデル→FMに必要な情報を継承

  FMの目的を明確に

・知見
 データフローの明確化
 仮想竣工と仮想引き渡しの価値創造
 BIM実施計画の必要性
 建築構成要素の分類体系の標準化・共通化
 竣工後の建物データベースとしてのBIMの活用
→ライフサイクルBIMプロジェクトで知見を活用中

・7つの要素

・BIM実施計画

・イギリスNBSによるBIMの定義
 ライフサイクルで使うのが重要

・BIM成熟度
 BIMの導入度合

・建物オーナーのBIMへの関心
 運用段階のBIM重要
 イギリスは公共施設BIM導入義務化

・BIMに求めるもの
 建物を建てる
  +
 建物を運営する
    ライフサイクルコストの最適化
    データ管理コストの最小化
  +
 建物による価値を得る
    事業への付加価値 BIMの情報活用

 建物オーナーが主導するBIM

・建設ライフサイクルにおけるBIMの価値
  プレーヤーにより、受ける価値違う
  プレーヤーが変わる:情報受け継いでいかない

 運用時におけるバーちゃらいぜ―ションの価値
 空間利用のシミュレーション
 環境性能の向上

・CRE(こーぽれーとりあるえすてーと)
 PRE(ぱぶりっくりあるえすてーと)
 既存の建物は?BIMモデルにのせる

 コストデータ

・日々の修繕コスト削減、リアルタイム把握
 保守をする人たちがスペースあるかとかの確認
 点群によるBIM:既存建物をライフサイクルBIMに乗せる
 BIM+全天球画像

・各種センサーデータをBIMモデルで見える化

・IoTプラットフォームとしてのライフサイクルBIM
 IoT→建物運用に価値
  リアルタイム情報
 ZEBモニター:小規模オフィスでのIoT-ZEBソリューション
 →これから発展の可能性

・Society5.0
 スマホの普及
 ここ3年くらいで、加速度的に普及
 必要なもの・こと(サービス)を
 「必要な人に、必要なときに、必要なだけ提供」
 CPS
 データ駆動型社会

・建物CPSの核としてのBIM
  実世界
   ビルシステム・ロボット
   センシング・IoT
  サイバー
   通信→VR・アルゴリズム
   ビッグデータ
   AI

・ビルディングIoTエコシステム
  ビルディングIoTエコシステム

・ライフタイムでの建物の見えるか
  視覚化
  見える化
    ↓
 建設工程の見える化 BIMが有効
 運営工程の見える化 BIM+IoT 時間軸→ログ

・IoTサービスの例
  揺れモニ:ビルの安全性をリアルタイムで
  空調「Smart DASH」
   →冷やしすぎにならないように学習する
  照明のLED
  節水システム→将来的には健康まで

・BIMとIoTの融合サービス
 →価値

・建設ライフタイムとBIM/IoTの未来像
 環境への貢献
 減殺・レジリエンス
 協調制御・事業管理
 新サービス
→BIM/IoTを使い倒す

・建設。運営の仕組み
 水平分業的→垂直統合的

・BIMの事例
 NY発 コワーキングオフィス 「We Work」
  シェアリングエコノミーのオフィス版
  とんでもないスピードで成長。ソフトバンク出資

 CASE

Q&A




【所感というか、PSというか】
最後のBIMとIoT、
センサーで建物のゆがみとかがリアルタイムで測れると、
地震強度などが、リアルタイムで計測できる。
(この場合、センサーが壊れていることも意味がある。そんなところは危険)
つまり、地震発生後、すぐに、この建物には入って大丈夫かわかるということ。
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