グーグルがケータイ用ＯＳを作ると、やっぱ、マイクロソフトは涙目なのかなあ？

　金曜日に書いたように、

ここのニュース
［WSJ］ Google、携帯電話OSを開発中
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0706/01/news066.html
によると、グーグルがケータイ用ＯＳを開発してるようだけど（アプリも）、

もし、グーグルがケータイＯＳにでてくると。。。

パソコンＯＳの覇者マイクロソフトは、涙目（；＿；）
なのかなあ。。。

でも、グーグルがケータイＯＳを作って、Ｇｏｏｇｌｅのアプリがパソコンでもケータイでも動くようになると、ケータイの２．０っていう感じがするかも。。

「骨太方針案にサマータイム検討を明記」って、システム的に大丈夫なの。。。

ここのニュース
骨太方針案にサマータイム検討を明記、温暖化対策に重点
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070602i101.htm
これって、システム的にだいじょうぶなの？
サマータイムになったときに、１時間早めないといけないんでしょ、
いっせいにコンピューターの時間を変える？
さらに、早めたとき、１時間分だけ飛んじゃう時間があるんじゃないかなあ？
そのとき、つまり存在しない時間が出来ちゃう場合の処理とか、大丈夫なのかなあ
（元に戻すときは、１時間分、２回やるのかなあ？よくわかんないけど）

なんか、サマータイムで削減できる費用より、コンピュータ対策費や問題に対する障害対応費用のほうがかかりそうな気がするのは、ウィリアムのいたずらだけ？？

Hello World程度のデータベース（その２２：外部スキーマ（６）ＳＱＬその５）

情報処理とは何から、データベースの基本的な話(情報処理試験のデータベーススペシャリスト程度の話まで）を書く、土日のシリーズ「Hello World程度のデータベース」です。

いま、ＳＱＬをやっています。
ＳＱＬは検索(select)、挿入(insert）、削除(delete）、更新(update)とあって、前回は、２つ以上の表の操作として、Ａｃｃｓｓを使って、

を行うと、

SELECT SHAIN_TBL.SHAINID, SHAIN_TBL.SEI, SHAIN_TBL.MEI FROM SHAIN_TBL INNER JOIN SYUSSEKI_TBL ON SHAIN_TBL.SHAINID = SYUSSEKI_TBL.SHAINID WHERE (((SYUSSEKI_TBL.EVENTID)=123));

というカタチになるということをやりました
（実際のテーブルと、上記ＳＱＬを出す方法は、前回を参照）

今回は、２つの表のいくつかの結合のしかたをやります。

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■下準備（データを入れる）

まず、前回のテーブルの
SHAIN_TBLにこんなかんじ


SYUSSEKI_TBLにこんなかんじ


で、データをいれます。あとあとの説明のため、SHAIN_TBLに
ZYOSHIというのを追加しています。
これは、その人の上司の従業員番号が入っていて、社長は上司が
いないので、０番とします。
　それと、入社年、給与種別、給与に関しては、今回は関係ないので
入力していません。
　また、この名前に関してはフィクションであり、実在する人とは
一切関係ありません（ちなみに、高校講座の聞き手の人たちの名前です）

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■ＩＮＮＥＲ　ＪＯＩＮ（内部結合）

で、前回のように普通に結合すると、結果はこうなります

つまり、ＦＲＯＭ句に書いた条件、
SHAIN_TBL.SHAINID = SYUSSEKI_TBL.SHAINID
社員テーブルの社員ＩＤと、出席テーブルの社員ＩＤが同じ１番と２番
の人が表示されます。

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■外部結合

　上記の方法では、出席者全部はでていません。
　なぜなら、出席テーブルの社員番号３番が、社員テーブルにないからです。
　ちなみに、この人は、清水　祥恵（しみず　さえ）さんで、もうすでにやめたので
社員テーブルには、ないものとします（２００６年度には社員でいたため、２００６年度
慰労会にはでていたものとします）。

　このようなとき、出席者全員をだしたい、つまり、出席者テーブルの対象データは、すべて出力したい、結合できないデータは空欄（ＮＵＬＬ）でいいという場合、Ａｃｃｓｓでは、

１．クエリをデザインで開いて
２．リンクしている線のところをダブルクリックすると以下のダイアログがでるので、
　　図のように

　　３をチェックし、ＳＹＵＳＳＥＫＩテーブルのデータを全部出るように設定して
　　ＯＫして、保存
　　→なお、一番初めの項目、いままで社員テーブルの社員ＩＤを表示するようにして
　　　いましたが、出席テーブルの社員ＩＤを出力するように変えています
　　　つまり、こんなかんじになります。


そうすると、再度クエリを開くと、

こんなかんじで、出席テーブルのデータが全部入っています。
このときのＳＱＬをみてみると。。。

SELECT SYUSSEKI_TBL.SHAINID, SHAIN_TBL.SEI, SHAIN_TBL.MEI FROM SHAIN_TBL RIGHT JOIN SYUSSEKI_TBL ON SHAIN_TBL.SHAINID = SYUSSEKI_TBL.SHAINID WHERE (((SYUSSEKI_TBL.EVENTID)=123));

　赤字のところが、自然結合の場合との相違点です。
　ＲＩＧＨＴ　ＪＯＩＮというところが違います。
　これは、右側の表＝出席テーブルのほうはすべてだし、条件が一致したら、値もだす（一致しないところはＮＵＬＬ）というものです。

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■自己結合（自分のテーブルと結合する）

　では次に、上司の名前を出すことを考えましょう。
　上司の名前も社員テーブルにあります。その場合は、どうなるのか。。

　まず、こんなかんじで、Ａｃｃｅｓｓで定義されることになります。

そうすると、上司の名前もでてくるわけですが、
この場合のＳＱＬは、Ａｃｃｅｓｓで確認すると、こうなっています。

SELECT SHAIN_TBL.SHAINID, SHAIN_TBL.SEI, SHAIN_TBL.MEI, SHAIN_TBL_1.SEI FROM SHAIN_TBL LEFT JOIN SHAIN_TBL AS SHAIN_TBL_1 ON SHAIN_TBL.ZYOSHI = HAIN_TBL_1.SHAINID;

今回変わっていることはテーブル名　ＡＳ　自分が付けたテーブルの名前という設定をしているところです。これによって、同じ社員テーブルでも、ＡＳを使って別の名前を使うことによって、あたかも２つのテーブルを使っているように操作できます。

　このように、自分のテーブルを結合することを自己結合といい、
　それには、ＡＳを使ってテーブルに別名をつけることで、行えます。

なお、ＡＳは別に自己結合以外の目的で使ってもかまいません。
たとえば、SHAIN_TBL AS S　とすれば、SHAIN_TBL.SHAINIDをS.SHAINIDとかけます。
このようにテーブルの名前が長いとき、書くのに面倒などというときにも使います。

また、今回は、左側の表の値を全部出す（社長は上司がいないので、社長もだすためには、内部結合では無理で、左側の表を全部出す指定をしないといけない）ようにしています。
　その指示は、ＬＥＦＴ　ＪＯＩＮです。

　前のＲＩＧＨＴ　ＪＯＩＮとあわせ、このように、どちらかのテーブルをすべて出すには、ＬＥＦＴ　ＪＯＩＮ，ＲＩＧＨＴ　ＪＯＩＮを使い、この２つをまとめて、外部結合といいます。

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■自然結合

　今回の一番初めの出席テーブルと社員テーブルにおいて、どちらも社員ＩＤが入っていて、それで結合しています。
　このように、複数のテーブルをＪＯＩＮするとき、同じ項目名の項目で内部結合する場合、

SELECT SHAIN_TBL.SHAINID, SHAIN_TBL.SEI, SHAIN_TBL.MEI FROM SHAIN_TBL NATURAL JOIN SYUSSEKI_TBL WHERE (((SYUSSEKI_TBL.EVENTID)=123));

　のように、NATURAL JOINとかいて、ＯＮ句で、どこで接続するのかを書くことを省略できるものもあります。
　この場合、NATURAL JOINを自然結合といいます。
　ただし、Ａｃｃｅｓｓでこれをやろうとすると（ＳＱＬ入力画面でNATURAL JOINと書いて保存しようとしても）構文エラーになってできませんでした。

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ということで、結合についてはこれでおしまい。
次回のこのシリーズは、副問い合わせについてです。