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ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

「中東の政治」まとめ

2023-09-27 07:27:28 | まとめ
 最近、中東の話題が多いので、ここで、放送大学の高橋和夫先生の「中東の政治 ’20」で話される内容のポイントである、

 ナポレオン戦争後から今までの中東の覇権の流れ

をまとめてみたいと思う。内容的には、主に第一回の概要。



■中東の政治の流れのまとめ

ナポレオン戦争後

  ↓

英・露の支配:グレートゲーム
  アフガニスタンで衝突
  統一ドイツが出てくると、対立は弱まる(ドイツ VS 英・露・仏)
(第一次世界大戦により終わり)

  ↓

英仏の支配:
 アメリカとロシアの登場
 独立する国もでる
(第二次大戦により終わり)

  ↓

米・ソ冷戦の時代
  アメリカの中東政策
    ①ソ連の中東進出への阻止→ソ連崩壊
    ②石油の確保      
    ③イスラエルの安全保障
(ソ連の崩壊により終わり)

  ↓

アメリカの一極覇権の時代
  アメリカの中東政策
    ①国際テロ組織の撲滅
    ②大量破壊兵器の拡散阻止
    ③イスラエルの安全保障
    ④石油の確保      →シェール石油
(アメリカの中東からの撤退で終わり)

  ↓

新しい列強の時代:今
  地域の大国 :イラン、トルコ、イスラエル、(サウジアラビア)
  地域外の大国:中国、(ロシア)



この辺が第一回でざっと紹介されるんだけど、
この流れを知っておくことが重要な気がするので、
メモって見た

他の科目でも、このレベルの概略が役立つことがあるので、
今度いろいろ載せてみる。気が向いたら・・・

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アフガニスタン現代史

2020-12-05 18:39:48 | まとめ
昨日(12月4日)はアフガニスタンで亡くなった中村哲氏の一周忌だったそうな。
才能のある佐田さんとかは、素晴らしい貢献をしている。


私のような凡才でろくでもない人は、そんなことはできないものの、
自分なりの能力の範囲で貢献することが、社会をよくして、未来につながることだろうと思う。

ということで、偽善的な社会貢献をしてみたいと思う。

私の能力の中でアフガニスタンに関係することと言えば・・・

・・・放送大学の「アフガニスタン現代史」で
   まるA(Aの上、最上級の評価)とった

ってことで、わけのわからない「アフガニスタン現代史」書きます!
ほとんどは授業のうけうり+Wikipediaだけど、
すっきりまとめてみた。このまとめがあるかないかで、かなり理解違うと思う。
・・・ただ自分でもわかんないところがある(タリバンとムジャーヒディーンの違い)
まあ、その辺はかんべんしてもらうとして、アフガニスタン現代史はじまりまじまり~




【概要:王政→共産主義→イスラーム主義→部族のまとまり】

アフガニスタンの今に続く流れは、こんなかんじ。

1978~ 共産主義(軍事クーデターからソ連侵攻、撤退)
1992~ ムシャヒディン政権(1992/4樹立)→内戦へ
1995~ タリバーン(1994/11蜂起)
2002~ カルザイ・ガーニ大統領

 このうち、ムシャヒディンとタリバーンの時代はイスラーム主義と大きくまとめられる。また、1979年の前は、1919年にイギリス保護国から独立して、アフガニスタン王国が作られた(=王政)ので、ざっくりまとめると、王政→共産主義→イスラーム主義→部族のまとまり(大統領による暫定統治)と政治が動いたことになる。




【王政の時代】

 王政は単純に王が支配していた時代かというとそうではない。第二次世界大戦においては中立だったため、戦争の直接の影響はないものの、戦後の民族独立運動の社会の流れは、1949年~52年の「自由国会運動」という形で起こった。

 1953年、ダーウードが首相になると、「イスラムは進歩を妨げる」ということで、イスラムを弾圧する。しかし、宗教は弾圧してなくなるものではないので、イスラム主義という形で残り続ける。当時、アメリカはパキスタンを支援したので、隣国であるアフガニスタンはソ連と結び付き(計画経済に魅力を感じていた)軍の近代化を推進した。が、急にソ連になれと言われてもねえ~なれるわけないわけで、当然、この改革は失敗

 1963年 ザヒール国王はダーウード首相を退陣させて、憲法を発布、人民民主党ができ、議会選挙に向かった。このころ、1965年ごろ。日本もそうだし、アメリカもそうだったように、アフガニスタンも労働争議、学生紛争などが起こる。1966年「ハルク」創刊、68年「パルチャム」創刊




【共産主義】

 1973年、あの63年に退陣したダーウードが軍事クーデターを起こす。ザヒール国王はイタリアに亡命、王政は終了した。前述した通りダーウードは親ソ連、計画経済導入したい。一方、この土地に住んでいる人はイスラムを守りたい。ダーウードはイスラムを弾圧し、反ソ・イスラムの人はまとまってくる。このまとまりがムジャーヒディーン。

 1978年4月の4月革命(軍事クーデター)でダーウードは殺害。タラーキが大統領になるが、その間「私、ま~つ~わ」といっていた(ウソ!もちろん)あみんが大統領になって(これほんと。アミーンなのかな)タラーキを逮捕、殺害。あみんは、宗教弾圧したからムジャーヒディーン(イスラムの人たち)は反発、これをおさえるため、あみんはソ連に鎮圧を依頼。なのになのに、嵐333号作戦により、ソ連はあみんを殺害。あみんはハルク派だったんだけど、そのあと、ソ連はパルチャム派のカールマルが革命評議会議長に擁立された。これ1979年12月29日。この2年間でどんだけ政治変わってるんだ(@_@)

 で、ここで話は終わらない。宗教弾圧してもイスラム教の信仰は変わるものではない。ムジャーヒディーン(イスラムの人たち)の反発は続き、カールマルは事態を納められないということで、ナジーブッラーに政権を譲る(1986年) 
 
 このころ、ソ連はゴルバチョフ(なつかしい!)が政権をとっていて、う~ん、撤退したいな~と思い、1988年4月ジュネーブでアフガニスタン和平協定が結ばれ、89年、ソ連軍は撤退する。ソ連の後ろ盾を失ったナジーブッラーは政権を保てるわけもなく、1992年に崩壊する。これにて、共産主義、ソ連支配から、イスラムへ、時代は移る




【イスラーム主義】

 ごめん、放送大学でまるAをもらったくらいでは、ここ、よくわかんない。はじめは、イスラムの勢力であるムジャーヒディーンの政権(ただし、いろいろの派閥ある)が1992年に樹立するんだけど、その中でタリバーンがでてきて、いや、このタリバーン、よく聞くんだけど、これとムジャーヒディーンの違いがよくわかんない。とにかく、1996年にはタリバーンの政権ができる。悪い!ここは本気でわからない。今後の研究課題にさせてくれ!




【カルザイ・ガーニ大統領】

 2001年9月11日にアメリカ同時多発テロ事件が発生し、アメリカは北部同盟とともに、タリバーンと戦うことになる。アメリカはさらに、地元の人たちで緊急大部族会合を2002年に召集、この中で、(人柄がいいらしい?)カルザイ氏を大統領にするように話が最終的には進んでいく。その後カルザイ氏からガー二氏へと大統領は変わる。




 ごめん、この背後にあるイスラムの考え方VS西洋の考え方とかには触れることができなかった・・・
これは、来年・・・ですかね(^^;)

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オートクチュールとプレタポルテ、シャネル、ディオール、YSL,カルダンの関係をまとめてみた!

2020-09-14 08:49:08 | まとめ
前に
とか
で色々書いてきた、オートクチュールとプレタポルテ、それから各デザイナー&ブランド(シャネル、クリスチャン・ディオール、イブ・サン=ローラン、ピエール・カルダン)の関係をまとめてみた!

言えることはLVHM(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループ最強!



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個人で作る人工衛星の作り方まとめ

2018-07-29 20:48:02 | まとめ
昨日聞いてきたことを、実際作る観点からまとめなおす

【個人で人工衛星を作る】
・センサーで収集したデータや、カメラで撮影した画像を、地上に送り表示・解析したりすることはできる
 →なので、あとはアイデア次第。宇宙規模のプリクラとか(バックにリアル星座?)

【方法】
  センサーから収集したデータをPICで変換、ラズパイへ。
  カメラはラズパイに入力できる
  それらデータをラズパイからSDRで地上と送受信する。
  SDRはオープンソースがでている。FMラジオを作った例は、こちら


・無線の免許は、日本で社団局としてとる。
 アマチュア無線のデータ通信できる免許(2アマ、1アマ)もっていればOK
 周波数帯は、430MHz、1.2GHz帯をつかう。

・作る際、使える部品は


 にのっている(プレスリリース

 送り出す都合で大きさが決まっている。特にアンテナの位置に注意


・出来たら、申請して、ロケットに居候させてもらって、宇宙空間に打ち出してもらう。
 商用 300万円(アカデミックは無料)

 申請について、詳しい方法は、


の後半

「小さなカラダに大きな夢をのせて。JAXAが超小型衛星を宇宙へ。」

を参照

【もっと詳しいことが知りたければ】
とりあえず、東京大学に合格し、中須賀・船瀬研究室に入る

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5F,3C,SWOT,BSC,4Pなど、企業戦略・戦術のまとめ

2016-02-01 15:41:54 | まとめ

このまえ、あるSEさんが、

「会社を分析するのに5F,3C,SWOT,7S,4Pなどを利用し、顧客の真のニーズを把握する」

って言ってたんだけど・・・

・・・それって、使う場面がぜんぜん違うんだけど、わかって言ってる?
と思って不安になったので、ちょっとまとめてみる。




■企業は現状分析してから戦略を立て、戦術に落とし込む

 企業戦略を立てるとき、
(1)社内、社外の環境がどうなっているか、現状分析して
(2)分析結果を元に、社是、経営理念をあわせて、今後どうするべきかを考え、
 全体的な(長期)経営戦略を立てる
(3)この長期経営戦略を元に部門別に経営戦略をたて、

という手順を踏んで、その後
(4)その戦略を実現する為に、どのような戦術を使うかを考える

となる。それぞれのプロセスで、さっきの5F,3C,SWOT,7S,4P等が用いられる。
こんなかんじ

以下、(1)~(4)まで、詳細に見ていく




■(1)現状分析
現状の社内外の分析を、まずはじめにする(コンピューターの世界でas-isというやつ)

 社内の分析には、古典的だけど、人、モノ、カネ、情報の視点でまとめる手がある。
 もっとも、情報は曲者で、「技術」のほうがいいケースも多い。技能に関しては、
ヒトのほうなのか、技術のほうなのか・・・、ま適当に分類して(^^;)
 これを7Sでやると、抜けるところが出てくる。
 すでにBSCを作ってあるのであれば、そのBSCの確認でも済む。
 でも、BSCを作っていない会社で、現状のBSCを作るというのは、やっかいなので、
人、モノ、カネ、情報の視点で分けてしまったほうがいい。
 所詮、ここは、あとのSWOTの下準備でしかない。そんなに気合かけなくていい。


 社外の分析、つまり外部環境要因の分析としては、やっぱり5F
 5Fを作ったポーター先生は、産業構造論をやっていただけに、業界分析にはこれが
鉄板だと思う。ただ、お手軽にやるなら、3Cでもいいかも(っていうと、3Cやってる
人に怒られるか・・・^^;)
 ただ、「じかんな~い、外部環境てきと~にでっちあげてえ~」というときは、
業種別審査事典をひいて(国立国会図書館を
はじめ、大きな図書館にはある)まとめるも良

 そして、社内の分析をもとに、強み、弱みを考えて
  社外の分析を元に機会と脅威を考えて
  SWOTをつくる




■(2)(長期)経営戦略
SWOTを元に、外部要因がこうなっているので、内部的に、こう対応するという形で戦略をたてる。
 SとO、WとO、SとT、WとTの組み合わせがありえるが、多くはSとO、WとTを考える
これが、クロスSWOT。

 クロスSWOTで出てきたことを戦略とし(って、これ戦略とすると、じつはちょっと細かすぎるので、
まとめたほうがいいんだけど)、それをもとに重要成功要因とかをきめると、BSCができるんだけど、説明すると長くなるので、知りたい人は、リンク先をみてくれ
 これを7Sでやると抜ける。人、モノ、カネ、情報でまとめなおしてもいい。
 ってか、そっちのほうが、めんど~くさくないね。
 中小企業に説明する場合はBSCまで持っていかないほうが分かりやすいかも・・・




■(3)部門別戦略
 BSCはいろんな視点にわかれる。BSCでなくても、長期戦略を中期、短期におとしこみ、さらに部門別に落とし込む
 マーケティング部の場合は、STP(セグメント・ターゲット・ポジショニング)によって、顧客と製品の組み合わせ
を考える。
 なお、STPのかわりにPPMを用いることが出来る。というか、PPMはもっと上流の全体的な戦略から使える
 どの事業部門(BU)を残すか・・など。

 ただ、PPMを利用する場合、市場の成長率とシェアだけで考える。顧客にフォーカスしていないので、
 顧客から見たシナジーが分からない。そこで顧客にとって必要な部門も切ってしまい、顧客離れになる
 危険がある(ケータイ部門が不振なので、ケータイ撤退→モバイル案件、ど~すんだよお!)

 ま、適当にその辺考えて、使ってください。




■(4)各部門戦術
 マーケティングだと、どの製品を売るかが決まったら、どうやって売るかになる。
 それは、ことらーさんの4P

 情報部門で言うと、どのシステムをどこまで開発するかが戦略。
 何とかシステムを開発しよう!ってなると、戦術レベルになり、システム開発が始まる。
 ということで、情報戦略では、キックオフミーティングで召喚すべきメンバー
 (ステークホルダー)が分かるくらいにする。

 あとは、ロバートソン夫妻の要件プロセス完全修得法を見てくれ!

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