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エゾシカ増加を活用して。

2011年01月22日 | 

もう昨年の話になるが、ある店に食事に行った時の事。

 

いくつかの料理の後半に出てきたのがこの料理。

 

この肉はエゾシカの肉との説明だった。

エゾシカと聞いてイメージするのは、北海道、臭くないか、硬そうというイメージしかなかった。

食べてみると、においは全く感じず、とても柔らかい美味しい肉だったのだ。

さすが、メインで出てくるだけに、美味しい。

 

エゾシカと聞いて、一緒にいた方が「北海道で異常に増えているいるらねぇ」と冗談のように言われたのだ。

いやぁ、まさか異常に増えているからと言って、そのエゾシカの肉がここに出てくる理由にはならんやろと、心の中で思っていた。

 

ところが、知り合いのシェフと話していた時にこの話をしたら、食材卸から北海道で増えているエゾシカを食材にしませんか?という提案を実際に受けるそうである。

本当の話だったのだ。


需要と供給の観点から言うと当たり前の事なのだが、自分が食べている時にはそんな事考えもしなかった。

 

どう料理するかは、シェフの力量にかかっている。

あの料理は目の前のものに付加価値を与える職人技だったのだ。

 

そう思うと、更に記憶に残る店のイメージも更に上がるもんだ。

素敵な店だった。

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