実は昨日から作業しているのだが、日暮れによりタイムアップとなってしまい、今朝からその続きをしたという訳。
単純に外すだけだから簡単にできるだろうし、いざとなったら配線をブチ切ればいいと簡単に考えていた。
CDチェンジャーとナビは車の後方にある荷物室に設置してある。
当然ながらそこまで配線を引いていて、取り外すにあたってはその配線を取り除かなくてなからない。
CDチェンジャーと、ナビの本体を取り外し、内張りの中に這わせた配線を後ろから外していく。
ついでに、この際だからと内張りを拭いて掃除もする。
長い配線の先を辿っていくと、なんとセンターコンソールのオーディオまで接続されているではないか!
ならば、はずしてしまおうとダッシュパネルを外してオーディオの裏に接続された配線を外す事になった。
その状態がこの写真。
やった事のない人が見たら、ぐちゃぐちゃにしか見えんと思う。
やっている本人ですらグチャグチャに見える。
結局、線はひとつずつ辿っていって、何の線か把握し、接続を確かめるしかないのだ。
慣れれば、線の色とか太さで見当がつくのだが、あくまで慣れた場合の話。
この状態で一応動作確認をする。
オーディオがちゃんと鳴るか、バックカメラは映るか、などを確認。
問題の箇所は障害を取り除く処置をして、また元の様にオーディオを設置し、ダッシュパネルをはめていく。
今回不要となったものはこれ。
右の下がCDチェンジャー、その上がナビ。グルグル巻きのケーブルはそれを取り付ける配線達。
なんだか寂しい気もするが、役に立たないものをいつまでも車に乗せておく必要はない。
これを取り付けた頃、車の電気システムにこだわっていて、今回外したCDチェンジャーやナビ、テレビにビデオをセンターユニットに組み合わせて構成していたのだ。
ナビと共有のディスプレイは小さな5型だったが、これで映画を見ると車内のサラウンドと低音の効いた音だけは映画館並の大迫力だった。
車に取り付ける部品はたくさんの種類があるが、気になる都度、部品にこだわってあれやこれや取り付けしてみたものの、使わなくなったり壊れたりと、外してしまうものがやたらと多い。
そして結局、純正部品に戻ってしまう。 不要だったと言う事だ。
物足りないがスタンダードが飽きなくていいと思うのも、こうした経験のおかげなのだ。