雪雲に追われながら冬支度、毎年同じ事をやる割にはいつもぎりぎりな仕事になります。沢山野積みしておいた長い木を切ったり割ったりそして屋根の下に積みあげます。今年は5トン位片づけました。
これは直径60センチくらい有る桜の木です、あまり太いので薪にしないでクラフトのほうで使います、木の器にしたり、他にも材料を眺めながら考えます。手前にあるのは私のチェーンソウです、けっこう酷使しています。
長い材料を切った後こうして適当な太さに割ります、割るのは乾燥を速めるのも狙いです。この材料は地方名「アマカゼ」=「ケンポナシ」です、割ると少し甘い匂いがします。その木その木で少しづつ違った匂いがしますね。特にバラ科のサクラとかリンゴなどは甘い香りがします。
それからナラやクリは醤油のような匂いがします?他の人がそう思うかは解かりませんが。
木を割るのに一番良く使う「木割り」、「マサカリ」というのでしょうか?
西洋マサカリ、「アックス」、日本の木割と違って刃が薄いので食い込みはいいのですが割るのにはあまり上手くない感じです。あまり使わないので錆びています。
これは小さい薪を作るときに使う鉈です、ちょっと変形というかホントは型枠大工用だそうですが使いやすいです。
これは薪を切ったり割ったりするときに出る木の皮です、これも大事なアイテムで、焚きつけなどに使いますとても燃えやすくて便利です。
薪の番をしている愛犬「ごん」です?私の家は冬のストーブは勿論お風呂も薪オンリーなので1年中沢山の薪を使います、それから外の竈も定期的に使っていますので、半端でありません。
今年も何とか間に合いましたがいつまで薪を作れるか、体力の限界も考えると心配なことです。