お宅の近くで咲いている「ゲンノショウコ」の花の色はどんなでしょうか?
先日の日曜日「花巻野鳥の会」の自然観察会で胡四王山に行きました、胡四王山といいますと、かの宮沢賢治記念館がある地域の里山です、というより胡四王山の中に賢治記念館を作ったのが正しいようです。
さて、この山の観察記録は次の機会にするとして、今日のテーマのゲンノショウコの花の色ですが、皆さんの地域で咲いているものはどんな色でしょうか?普通私の家のあたりで咲いているのは「白」もしくは薄い「ピンク」色です。
通説では北の方は白やピンクで西のほうに行くと赤い色のものがあると聞いていました。今回の観察会の後で花巻市の田園地帯で赤い花があるというので見に行くことになりました。それが下の写真です。
どうですか、ピンクではなくて赤?です。どんな経緯で花巻の田園地帯に咲いたのでしょうか?誰かが種を持ってきたのでしょうか?何かにくっ付いて来たのでしょうか?突然変異なんでしょうか?
よく植物図鑑などでこの種類は関東以西に分布するなどと自生する地域が説明されていたりしますが、これが案外当てにならないんですね。でもそれとこれとは違うような気もしますが、知る人ぞ!ということですか。
それから別名「ミコシグサ」と呼ばれています、そのいわれは種の入った鞘がはじけてとんだ後お神輿のような形になるところから来たそうです。
ゲンノショウコといえば下痢止め、健胃の民間薬として昔から使われていました、私が子供の頃もよく飲まされました、ヤカンに乾燥したゲンノショウコを入れて煮出した物をいただいたのですがその苦いのなんの、「良薬は口に苦し」と言うけれどおなかに効いたのでしょう。
今となっては懐かしい思い出です。
秋も深まり、疲れがにじみ出ているチョウチョ
なんとかヒョウモンでしようか。