水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

東京佼成ウインドオーケストラ@ルネ小平

2021年05月16日 | 演奏会・映画など
 「東京佼成ウインドオーケストラ」コンサートを聴きに、ルネ小平に出かけた。
 前半はリード先生の「音楽祭のプレリュード」でスタートし、続いて今年の課題曲五曲の演奏、最後は「五月の風」。
 毎年、課題曲が発表になる頃、ひととおり聞いて、どれかな、なんかぱっとしないななどと思ってしまうことが正直ある。でも本気で練習しはじめてみて、この時期に佼成ウインドさんの演奏を聴くならば、どれもが名曲であり名演だ。数ヶ月前の自分が恥ずかしい。
 ふつうだったら、たくさんの中高生で、客席が一杯になる企画だろう。中高生は少なかったが、仲間の先生たちとは会うことができた。休憩中、K北先生と静かに会話していると、「ロビーや客席での会話はお控えください」のフリップみたいなのを持ったお姉さんが近づいてくる。大声出してないし、いいじゃないかと思いながらさらに小声で話していると、別のおねえさんがまたその札をもって近づいてくる。これって、たんに俺が気になってただけなんじゃないか。
 後半は、「百年祭」「ルーマニア民俗舞曲」「たなばた」「シェナンドウ」「アルメニアンダンス」。中高生でも演奏できる名曲群だが、さすがとしか言いようがない演奏。「百年祭」以外は演奏したことがあるが、こうしてちゃんとした演奏を生で聴いてみると、全然譜面を読めてなかったなとも思う。アンコールの「さくらの歌」と「百年祭」がとくに心にしみた。N島先生とも意見があった。サウンドがいいのは当然なのだが、大人の血が通うと人生が見えてくるねと言いたくなる演奏だ。
 非常事態や、蔓延防止の期間のあと、少しずつでも好転していくといいな。6月の西部地区発表会も2年続けてなかったら寂しい。 とにかくみんなでワクチンうって五輪もコンクールもやりたい。そのために、毎日ちゃんと手洗いしてるし、マスクもしてるし、軽く一杯も我慢しているのだから。
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