水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

志望理由書の書き方(2021年版)その2

2021年08月16日 | 大学入試
志望理由書の書き方(2021年版)その2

3 書くときに、気をつけること。

 ① 丁寧な文字で書く。

 ② 基本的に常体(~ダ・~デアル)で書く。
  ※ 敬体(デス・マス)でもよいが、幼稚になる危険性がある。

 ③ 1文が50字を越えないようにする。これは絶対。

 ④ 主語(何が・誰が)と、述語(どうする・どうだ)を対応させる。マスト中のマスト。

 ⑤ 一文内の「次元」をそろえる。これがなかなかできない。
    ○ リンゴは好きだが、ミカンは嫌いだ。
    × リンゴは好きだが、走るのは嫌いだ。

 ⑥ 1文には一つの内容を書く。

 ⑦ 段落をつくる。一段落には一つ内容を書く。志望理由の段落、志望動機の段落、入学後にやりたいことの段落……みたく。

 ⑧ 具体的に、「自分の経験・エピソード・自分にしか書けない内容」をもりこむ。

 ⑨ 文と次の文とがつながるようにする。つながらないなら段落を変える。
   文と文との関係が、「そして」「なぜなら」「くわしくいうと」「たとえば」「しかし」「また」……のどの関係になるのか。

  ☆ 上級者用のコツ……できるだけ接続詞をたくさん使って書いて、清書の段階でそれらをほとんど消してしまう。

 ⑩ その学部・学科に興味があることが伝わるかどうかを客観的に見ようとしてみる。

  ☆ できれば複数の先生(担任+教科担当みたく)読んでもらうといい。
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