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水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

5月11日

2013年05月11日 | 学年だよりなど

 学年だより「素振り2」

 『ユメタン』のキムタツ先生は、勤務する灘中学高校の野球部顧問をされている。
 ゴールデンウイーク中、練習試合に勝ったあとブログにこう書かれていた。


 ~ 試合が始まってあれこれしてもしょうがない。実は勝負なんて試合前にだいたい決まっていたりするものです。
 普段、問題意識を持って練習できているかどうかが最大のポイントですよね。これって仕事でも何でも同じですけど。
 英語の勉強もだいたい同じです。
 ただ単に長文の問題集を解いているだけで英語力が上がると信じてる人は幸せです。でも絶対に上がりませんから。
 過去問を解いていれば模試の成績や入試の点数が上がると信じてる人と同じです。
 大事なのは、まずはモチベーション。ヤル気。生きる気力。
 その上で反復的なトレーニング。今日3時間やっても明日はゼロではダメです。それなら今日1時間、明日1時間、明後日1時間のほうがいい。
 結局は野球も英語もダイエットも仕事も何もかも同じですね。 (「キムタツブログ」灘高キムタツ木村達也オフィシャルサイトより)  ~


 木村先生は、「授業もやって部活もやって、よくそんなにたくさん本が書けますね」と言われることが多いという。たしかにそう思う。
 でも木村先生は、いや別にヒマだからと答えるそうだ。時間の使い方がうまいとかいう意識もないが、ただ他人と違う点がひとつあるとしたら、毎日やっている点ではないかという。


 ~ もし他の人と違う点があるとすれば、毎日やっているという点かもしれません。毎日同じことをやっているだけです。 … 本ってだいたい200ページぐらいです。
 これ、10日で書くのは専業作家でないときついものがあります。
 僕のように授業の準備やシミュレーションに時間をかけるタイプの教員は10日で200ページを書くことはちょっときつい。
 毎日20ページですからね。
 でも毎日4ページなら書けます。
 それなら50日で1冊は書けることになります。
 毎日続ければ2ヶ月に1冊のペースで書こうと思えば書けるのです。
 問題は毎日やれるかどうか。その1点なのです。
 野球の素振りもそう、英語の勉強もそう、ダイエットもそう、仕事もそう。
 続けていれば何らかの結果を出すことはできます。


 ね、やっぱり素振りなんだよ。とにかく毎日。 ~

コメント
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