3時間だけ授業をして、綱引きの予選、騎馬戦は学年別に決勝まで行われた。
昨日までの天気とはうってかわっての絶好の体育祭びより … 、ということは紫外線ばりばりに強い日ということでもあり、UVカット入りの乳液を少しぬったぐらいでは全く防げず、夕方の顔は、コントで出てくる酔っぱらいのおっさんみたくなってしまった。
若いうちはそれでも日が経てばどんどん新陳代謝してたのに、もう生産がおいつかなくなっている。
悲しいけど現実を受け入れていくしかない。
見た目のマイナス化を補う内面のプラスをつくっていくためには、勉強するしかないのだろうか。
いや、価値観を変えればいいのだ。若さをプラス、老いをマイナスととらえるのは、せいぜいここ数十年の近代社会においてではないか。
ついこの間まで、老中とか大老とかが名誉ある職であったことでもわかるように、老はマイナスではなかった。
バッハやモーツァルトはわざと老けてみえるようにカツラをかぶっていたではないか。
でも、青い空を見ているだけで、騎馬戦でやたら盛り上がっている生徒諸君を見ているだけでうるっとしてしまう状態は、じじいか! とつっこまれてもしょうがないな。