久喜高校さんの定期演奏会を聴かせてもらった。
一部で課題曲「ライブリアベニュー」や「パガニーニの主題による変奏曲」など3曲。
二部で「もののけ姫」「マードック」など3曲。
さらに3部のポップスとお芝居で十数曲。よくこれだけさらえるものだと感心する。
聴きながら考えたこと。
「もののけ姫」は久しぶりに聴いた。「もののけ姫セレクション」という8分くらいのバージョンだ。
前に「もののけ姫3章」という15分バージョンを演奏したことがある。いい曲だった。二つのバージョンをあわせて、もしくはさらに何か足して「もののけ姫」ガッツリバージョンて出来ないだろうか。
久喜高校さん、どのパートもよく吹けている。音も出ている。あえて難をさがすなら、よく吹けているだけにバンド全体の音がもっと混じり合ったら、なおいい響きになるのではないか。たぶん、そういうのを専門家はブレンドというのだろう。
それにしても、これだけのバンドを指導しながら、吹奏楽連盟、高文連の仕事、ご自分の属する一般バンドの運営、さらに指揮法研究会を立ち上げて迷えるみずもちをお導きくださる、顧問金子先生の生活ぶりは一体どうなっているのだろうか。お子さんも小さいのに。
あふれる感謝とご家庭が壊れないことを、ぎりぎりクリアしてきた先輩として祈るばかりである。
おつかれさまでした。
来春のうちの演奏会は満員にしたいな。二年分の思いと20回目という節目の気持ちで。