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Chablis William Fevre 2012

2014-09-08 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Chablis William Fevre 2012
Chablis William Fevre 2012
賢いシャブリの選び方
世界一有名な白ワイン、シャブリ。今、日本に輸入されているブルゴーニュの白ワインは、半分以上をシャブリが占めているほどですから、本当にすごい人気ですね。
ところが、あまりにもシャブリがたくさん輸入されるようになったため、一般的なお店の白ワインコーナーでは、右を向いても左を向いてもシャブリ……。
そんな膨大なシャブリの中から間違えずに美味しいシャブリを選ぶ方法は「ウィリアム・フェーヴル」と書かれたラベルを見つけることです。
ウィリアム・フェーヴルは19世紀からシャブリでワイン造りを続けるシャブリのスペシャリストですが、以前は「可もなく不可もなく」だった評価がある時を境に急上昇! そこには1人の天才醸造家の存在がありました。
醸造家、ディディエ・セギエさんによる改革
1850年から続いたウィリアム・フェーヴルの歴史は、1998年に大きな節目を迎えます。それまでオーナーだったウィリアム・フェーヴルさんに跡継ぎがいないことから、シャンパーニュの名門アンリオ家が受け継ぐことになったんです。
そしてアンリオ家が新生ウィリアム・フェーヴルの醸造責任者に任命したのが、当時若干31歳という若き天才ディディエ・セギエさん。セギエさんは醸造責任者に任命された直後からワイン造りの改革に取り組みました。
セギエさんが最初に取り組んだのは、ぶどうの収穫。それまで機械で一気に済ませていた収穫を全て手摘みに変更しました。ブルゴーニュでは手摘み収穫が一般的でも、シャブリの、特に大きな造り手たちはみんな機械収穫を行なっていたんです。
伝統を捨て去り、コストも膨大に膨らむ手摘み収穫に切り替えるというセギエさんの改革は大変な決断ですが、セギエさんはなんと責任者任命からたった1週間でやってのけたというんですから驚かされます。

樽熟成との決別
次にセギエさんが行ったのが、樽熟成との決別でした。今でこそシャブリはスッキリした味を活かすために樽熟成をしないことが一般的になっていますが、セギエさんが責任者になるまでのウィリアム・フェーヴルはムルソーと間違えるほどに樽をたっぷり効かせたスタイルだったんです。
慣れ親しんだ醸造方法をきっぱりと捨て、シャブリのあるべき姿を見据えたセギエさんの決断が、今のウィリアム・フェーヴルの高評価につながったというわけです。
これほどの決断を下し、実行してしまう凄腕のセギエさんに以前から興味がつきず、ずっと「セギエさんにお会いしたい」と思っていましたが、実は10年前に偶然、シャブリの畑でお見かけしたことがありました。
雨女の私が訪問したせいか、シャブリに到着した晩、雨が降りだしてしまいました。時差ボケで朝方に目が覚めてしまったものの、朝方には雨がやみ、せっかくだからと地図を片手に早朝の畑を散歩することにしたんです。
朝食の時間よりも早かったためまだ畑では誰も作業していませんでしたが、ウィリアム・フェーヴルの畑にはもう人がいました。早朝にもかかわらず、雨がやんだ後の畑をすぐに確認しに来ていたのが、セギエさんご本人。その真摯な姿勢に感動してしまいました。
世界で最もピュアで、最もエレガントな白ワイン
セギエさんの努力が実り、ウィリアム・フェーヴルは世界中の評論家からシャブリ最高の評価を贈られるトップ生産者になりました。
中でも手厳しい評価で有名な本場フランスのワイン評価本ル・メイユール・ヴァン・ド・フランスは「最もピュアで、最もエレガントな白ワイン」と大絶賛!
2007年には、その年にリリースされたワインの中から選ぶ「世界最高の白ワイン」にウィリアム・フェーヴルの特級レ・クロが選ばれ、高額のモンラッシェをも抑えての1位にワイン業界中が大騒ぎになったんです。

シャブリという言葉からイメージする「スッキリとしたキレのある辛口白ワイン」がそのままボトルに詰められた、シャブリのお手本のようなワインです。スタンダードシャブリはいつ飲んでも安心できる美味しさとお手頃さにトップソムリエたちからの信頼も厚く、飲むたびに「よく出来てるなあ」と感心させられます。
98%のシャブリが機械収穫される中、ウィリアム・フェーヴルではこの価格帯のシャブリであっても手摘みで収穫し、しっかりと造りこんでいます。「試しに1本……」という時にはこちらのワインをどうぞ!
イーエックスワインより)




ウィリアム・フェーヴル William Fevre
3年でラヴノー、ドーヴィサといったカリスマ生産者と並んで、シャブリ最高のつくり手!

1850年頃にドメーヌが設立され、1950年にウィアム・フェーヴル氏が相続して以来、シャブリ随一の造り手として名声を博してきました。キンメリジャ ン土壌でないエリアにシャブリ呼称を拡大する動きに異議を唱えたり、新大陸で作られた白ワインのへの「シャブリ」名称の濫用を提訴、使用を禁止させること で、原産地呼称の保護に貢献しました。しかし後継者に恵まれず、1998年にその声望と畑を引き継いだのが、現オーナーのジャオセフ・アンリオ氏です。 フェーブルの畑は売却に際し16もの買い手が名乗りをあげたほどの垂涎の的でしたが、フェーブル氏はブルゴーニュの名門ブシャール・ペール・エ・フィス社 の改革に成功していたアンリオしにドメーヌの将来を託しました。

醸造責任者はブシャールの醸造チームの中でも実力を認められていた若手のディディエ・エギュエ氏を抜擢。1998年のしゅうかくわずか一週間前に責任者に 抜擢されたセギエ氏はまず、今やシャブリの95%以上あg行っているとされる機械でも収穫から、急遽手摘みに切り替えました。現在では所有畑を80もの区 画に分類し、それぞれに収穫日と最適な醸造方法を決定し、熟成まで別々に管理しています。契約栽培のブドウからなるシャブリACのワインにおいても、買い 酒を一切行わず、厳選した契約農家からのみブドウ果または果汁で購入し、醸造もすべて自らが手がけています。
フェーブル社はワイン界のミシュランともいわれる「ル・クラスマン」誌で、2つ星を獲得しているほどです!

ウィリアム・フェーヴル シャブリ 2012 375ml
メイユール・ヴァン2ツ星!シャブリで最も偉大なドメーヌの一つ、ウィリアム・フェーヴル。3つ星のラヴノーやドーヴィサは木樽を使うことにより個性のある素晴らしいワインを造り出しますが、ウィリアム・フェーヴルではあえてシャブリらしいフレッシュ感とミネラルを生かすため、いずれも新樽は使用していません。果物の凝縮感とクミンシード的なスパイシーさを兼ね備えた香り。 石灰質土壌特有のモカフレーバーが現れ始めています。豊かな酸味と重厚な味わいを持ち風格があります。暑い夏に、樽香のないピュアなシャブリはいかが??(●^o^● )和食にもとっても良く合います!
合う料理:生牡蠣、巻き寿司、蒸し鮑
品種:シャルドネ 白・辛口
ワイングロッサリーより)




イーエックスワインから、基本の品種別ハーフ6本セットのうちの1本。
外観
澄んだ
淡い色合い 緑色を帯びた (淡い黄色)
健全な
粘性は中等度 (若々しい)

香り
豊かな香り (上品な香り) (爽やかな)
華やかな (フルーティ) 柑橘系
(青りんご) 洋梨
木樽のニュアンス ヴァニラ ハーブ香
(ミネラルのニュアンス)
(火打ち石)
硫黄

味わい
(心地よいアタック) シャープなアタック
若々しい酸味 豊かな酸味
(若干の塩味) セック(sec)
心地よい苦味
(バランスのとれた)
(切れのよい後味)
(若々しい味わい)
(現在飲み頃の)
余韻は7~8秒

アルコール度数
11度以上13度未満

主なブドウ品種
(Chardonnay) Chenin Blanc Riesling Viognier Sauvignon Blanc
Gewurttraminer Muscadet Aligote

収穫年
2005 2006 2007 2008 2009
2010 2011 (2012)

生産地域
(Bourgogne) Cotes du Rhone Bordeaux Alsace Loire
Champagne
銘柄
Sancerre (Chablis) Vouvray Riesling d'Alsace Bouzeron
Condrieu Muscadet-Sevre et Maine sur lie Gweurtraminer d'Alsace

飲用温度
8度 (10度) 13度

結構還元的な臭いだったんだけどなぁ~。自分的には木樽のニュアンスを感じたが・・・
難しいなぁ~


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