Racines Les Cailloux du Paradis Courtois 2012
レ・カイユ・デュ・パラディ(クロード・クルトワ)
★クロード・クルトワは、コトー・ド・ヴァロアで牛・豚・馬・鶏・羊などを育てながら、 30年来ビオディナミで素晴らしいワインを造り、定評を築き上げてきました。
91年の大火事(自然火災)で全てを失い、ほぼ無一文でソローニュにやってきた彼は、 シレックス土壌のLes Cailloux(レ・カイユ)とLes Paradis(レ・パラディ)という2つの畑で同じ方法でワインづくりを始め、ファースト・ヴィンテージの1995年からパリのレストランや専門家の間で高い評価を得ました。
ドメーヌ解説:
奇跡のワインと呼ばれ、フランスで熱狂的な信奉者が増えているクルトワ父子のワイン。
極端なまでの低収量で、究極ともいえる有機ワイン。
アペラシオンは通常ならば「トゥーレーヌ」と称するところだが、AOCを名乗るつもりの全くないクルトワは、 「ヴァン・ド・ターブル」で我が道を行く。
すべてオリジナルで、深いエキスをとじこめたユニークそのもののワイン(4種の赤ワインと10種類の白ワイン)を造る。
栽培:ビオロジック
栽培品種:ガメ、カベルネ・フラン、コ、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン、シャルドネ、ロモランタン、ムニュ・ピノ
醸造:「環境の調和が完全にとれていれば、収穫の時期に雨が降っても腐敗果の心配もなく、素晴らしいワインを作ることができる。ビオディナミといっても、よその畑の草や堆肥を持ってきたら環境が壊れる。
だから私は、醸造家であるよりも農夫であり続けたい」と語っています。
次男のジュリアンも、父クロードを助けて仕事をするかたわら、自らの名前でワインをリリースしています。
彼らのワインは、アペラシオンとしては「トゥーレーヌ」を名乗れるものの、あまりにコンセントレーションが強く、特異な味わいのため、AOCの認可を委員会より与えられず、また自らも望まないため、表記は「ヴァン・ド・ターブル」となっています。
すべてのワインが、醸造過程でSO2はまったく使用していません。
キュヴェによってビン詰時にSO2を微量入れますが、ほとんどが非使用です。
醗酵容器:様々。ステンレスタンクを使用することを好んでいない。
コンクリート製は使用しない。
熟成容器:Quartzを除き全て古樽、ボルドータイプが多い。
常識範囲外の古さで、平均して30年以上のものを使用している。
一番古くて50年程度。
Quartzは熟成容器が決まっておらず、毎年その年に余っているタンクで熟成を行っている。
樹脂製、鋼鉄製、琺瑯製、ステンレス製のいずれか。
セラーの場所:畑はセラーの周囲300m以内でほぼ全て徒歩圏内。
セラーの材質はコンクリート、レンガ、木材を使用しており、全て地階にある。
自社畑面積:6.1ha
契約畑面積:なし
年間平均生産量:24000本
基本的な醸造について
選果の場所:畑の中、セラー
マセレーションの有無:白はエティエンヌがスキンコンタクトタイプを生産、クロードは無し。
赤はあり。
マセレーション期間:おおよそ5日間~30ヶ月と時と場合により激しく異なる。
酵母の添加有無:なし
アルコール醗酵期間:ヴィンテージ次第で大幅に変動する
醗酵温度コントロールの有無:なし
熟成期間:9~30ヶ月で、毎回味をみて熟成を切り上げる。
濾過清澄:なし
醗酵中の亜硫酸添加量:基本的に添加しない
総亜硫酸量:5mg/L以下
自然派:ビオ認証取得(ナチュレル・エ・プログレ)
ヴァン・ド・フランス・ラシーヌ・ブラン2012
耕作技術:土壌中の耕作は行なわない
畑面積:15a
品種:ソーヴィニヨン、シャルドネ、ロモランタン、ムニュ・ピノ
樹齢:ソーヴィニヨン 6年、シャルドネ 8年、ロモランタン 13年、
ムニュ・ピノ 13年 ※2014年7月現在
植樹密度:6600本/ha
仕立て:ゴブレ式
収穫量・収穫日:30hl/ha、9月末から10月20日
仕立て:ギュイヨ式
土壌:粘土質、シレックス。南東向き。標高110m。
圧搾技術:およそ100年前の古い手動圧搾機を修理したものを使用
酵母の添加:なし
醗酵温度コントロールの有無:なし
熟成:樽で30ヶ月
濾過:あり
清澄:なし
澱引き:なし
総亜硫酸量:5mg/L
ビン詰め時期:5月
このキュヴェの年間生産ボトル本数:1100本
インポーターはラシーヌさん。
(moritayaより)
ワイン会にて
抜栓日:2016年3月16日
イエロー、やや濁りあり。グレープフルーツ系の香り、ビオ香、花梨、ミネラルを感じます。メンバーさんは一発目でロワールの白、と解答! さすがです。味わいははつらつ感、さわやかさを感じ、のどごしがとてもすっきり。酸はフレッシュで美味しい。自分はソーヴィニヨン・ブランと思いました。
レ・カイユ・デュ・パラディ(クロード・クルトワ)
★クロード・クルトワは、コトー・ド・ヴァロアで牛・豚・馬・鶏・羊などを育てながら、 30年来ビオディナミで素晴らしいワインを造り、定評を築き上げてきました。
91年の大火事(自然火災)で全てを失い、ほぼ無一文でソローニュにやってきた彼は、 シレックス土壌のLes Cailloux(レ・カイユ)とLes Paradis(レ・パラディ)という2つの畑で同じ方法でワインづくりを始め、ファースト・ヴィンテージの1995年からパリのレストランや専門家の間で高い評価を得ました。
ドメーヌ解説:
奇跡のワインと呼ばれ、フランスで熱狂的な信奉者が増えているクルトワ父子のワイン。
極端なまでの低収量で、究極ともいえる有機ワイン。
アペラシオンは通常ならば「トゥーレーヌ」と称するところだが、AOCを名乗るつもりの全くないクルトワは、 「ヴァン・ド・ターブル」で我が道を行く。
すべてオリジナルで、深いエキスをとじこめたユニークそのもののワイン(4種の赤ワインと10種類の白ワイン)を造る。
栽培:ビオロジック
栽培品種:ガメ、カベルネ・フラン、コ、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン、シャルドネ、ロモランタン、ムニュ・ピノ
醸造:「環境の調和が完全にとれていれば、収穫の時期に雨が降っても腐敗果の心配もなく、素晴らしいワインを作ることができる。ビオディナミといっても、よその畑の草や堆肥を持ってきたら環境が壊れる。
だから私は、醸造家であるよりも農夫であり続けたい」と語っています。
次男のジュリアンも、父クロードを助けて仕事をするかたわら、自らの名前でワインをリリースしています。
彼らのワインは、アペラシオンとしては「トゥーレーヌ」を名乗れるものの、あまりにコンセントレーションが強く、特異な味わいのため、AOCの認可を委員会より与えられず、また自らも望まないため、表記は「ヴァン・ド・ターブル」となっています。
すべてのワインが、醸造過程でSO2はまったく使用していません。
キュヴェによってビン詰時にSO2を微量入れますが、ほとんどが非使用です。
醗酵容器:様々。ステンレスタンクを使用することを好んでいない。
コンクリート製は使用しない。
熟成容器:Quartzを除き全て古樽、ボルドータイプが多い。
常識範囲外の古さで、平均して30年以上のものを使用している。
一番古くて50年程度。
Quartzは熟成容器が決まっておらず、毎年その年に余っているタンクで熟成を行っている。
樹脂製、鋼鉄製、琺瑯製、ステンレス製のいずれか。
セラーの場所:畑はセラーの周囲300m以内でほぼ全て徒歩圏内。
セラーの材質はコンクリート、レンガ、木材を使用しており、全て地階にある。
自社畑面積:6.1ha
契約畑面積:なし
年間平均生産量:24000本
基本的な醸造について
選果の場所:畑の中、セラー
マセレーションの有無:白はエティエンヌがスキンコンタクトタイプを生産、クロードは無し。
赤はあり。
マセレーション期間:おおよそ5日間~30ヶ月と時と場合により激しく異なる。
酵母の添加有無:なし
アルコール醗酵期間:ヴィンテージ次第で大幅に変動する
醗酵温度コントロールの有無:なし
熟成期間:9~30ヶ月で、毎回味をみて熟成を切り上げる。
濾過清澄:なし
醗酵中の亜硫酸添加量:基本的に添加しない
総亜硫酸量:5mg/L以下
自然派:ビオ認証取得(ナチュレル・エ・プログレ)
ヴァン・ド・フランス・ラシーヌ・ブラン2012
耕作技術:土壌中の耕作は行なわない
畑面積:15a
品種:ソーヴィニヨン、シャルドネ、ロモランタン、ムニュ・ピノ
樹齢:ソーヴィニヨン 6年、シャルドネ 8年、ロモランタン 13年、
ムニュ・ピノ 13年 ※2014年7月現在
植樹密度:6600本/ha
仕立て:ゴブレ式
収穫量・収穫日:30hl/ha、9月末から10月20日
仕立て:ギュイヨ式
土壌:粘土質、シレックス。南東向き。標高110m。
圧搾技術:およそ100年前の古い手動圧搾機を修理したものを使用
酵母の添加:なし
醗酵温度コントロールの有無:なし
熟成:樽で30ヶ月
濾過:あり
清澄:なし
澱引き:なし
総亜硫酸量:5mg/L
ビン詰め時期:5月
このキュヴェの年間生産ボトル本数:1100本
インポーターはラシーヌさん。
(moritayaより)
ワイン会にて
抜栓日:2016年3月16日
イエロー、やや濁りあり。グレープフルーツ系の香り、ビオ香、花梨、ミネラルを感じます。メンバーさんは一発目でロワールの白、と解答! さすがです。味わいははつらつ感、さわやかさを感じ、のどごしがとてもすっきり。酸はフレッシュで美味しい。自分はソーヴィニヨン・ブランと思いました。
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