個人的ワインのブログ

個人的ワインのブログ引っ越し

Savigny Vieilles Vignes Louis Chenu 2002

2009-04-18 07:37:28 | フランス・ブルゴーニュ

Savigny Vieilles Vignes Louis Chenu 2002

■マメ情報

オー・シャン・シャルドン、グラン・ピコタン(2区画)、レ・プレヴォー、
レ・プランショ・ド・ラ・シャンパーニュ、ドシュ・レ・ゴラルドの計6区画のブレンド。
合計2.15ha。
平均樹齢60年のVV。
樽は不使用。


■醸造元データ

1917年、サヴィニー・レ・ボーヌに創業。以来ワインのほとんどは ネゴシアンに販売していましたが、2000年頃に娘のキャロリーヌ・シュニュがドメーヌを継承してから、自社ビン詰めに本格的に取り組むようになりました。

キャロリーヌさんは娘のソフィーちゃんの育児とワインづくりを両立させており、多くの時間を畑で過ごしています。「私達は小さなドメーヌなので、畑で働く時間がたっぷりととれます」「娘を心から愛していますが、同様の愛情をぶどうにも注いでいます」という彼女の趣味はずばり「仕事」。販売を担当する姉のジュリエットさんと 姉妹力を合わせて、ドメーヌの運営にあたっています。

「私達が飲んで美味しいと思うワインを造りたい」という彼女達が飲みたいワインとは、「ナチュラルな味わいのワイン」です。

シモン・ビーズとご近所さんで、よき隣人、ライバルだそうです。2002年にいとこからさらに3ヘクタールを譲り受け、現在は合計9ヘクタールを所有します。ピノノワールはすべてヴィエイユ・ヴィーニュです。リュット・レゾネを誠実に実践。除梗100%、ノンフィルター(赤)など、ピュアで豊満な果実味をそのままワインの味に昇華させることにこだわっています。

本格的にビン詰めを開始して間もないこともあり、ワインのほとんどは、フランスの個人のワインファン約2,000人にダイレクトメールで販売 されています。最近、ベルギーやスイスのワインショップやアメリカ、イギリスのインポーターなどに見つかり、輸出もはじまりました。

モダンなラベルのデザインは、リヨンの若いグラフィック・デザイナーが、彼女達の伝えたイメージをもとにデザインしたものです。

黄金期のハリウッドの女優を思わせる妹キャロリーヌ(栽培・醸造。チャキチャキの江戸っ子系)と、フレンチ・セクシーな姉ジュリエット(栽培・販売。関西風おもろい系)。「私たちが毎晩食事と一緒にゴクゴク飲みたい、おいしいワインを造りたいの!娘もワインも、どっちも可愛い」。

この姉妹こそ、劇的に変わりつつある今日のブルゴーニュを象徴する新世代であり、私たちの心そのものであります。彼女たちは最たる例ですが、少なくとも今日のブルゴーニュでは、「女性醸造家=可憐でピュアな粉雪ワイン」が成り立つことは間違いなさそうです。


生産者:Louis Chenu
ワイン名:savigny les beaune VV
産地:ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ/サヴィニー
品種:ピノ・ノワール
容量:750ml
(やなせ より)



フランス ■□ Domaine Louis Chenu □■ ブルゴーニュ
ドメーヌ ルイ シュニュ

● ブルゴーニュは新進のドメーヌ、「ルイ・シュニュ」をご紹介します。話しによれば美人姉妹がやっているドメーヌで、もともとは生産量のほとんどをネゴスに販売していたようです。しっかり元詰めを始めたのは、美人の姉妹が継いでかららしい..最近のことです。

 味筋は、フィネスたっぷり(果実味たっぷりでは無い)、葡萄のエキスをたっぷりと抽出したエレガントタイプです。まあ、言ってしまえばDRC風の味わいで..栽培もリュット・レゾネ(化学薬品を出来るだけ使わない..有機栽培)です。

 飲んでみればなんとなく想像つくと思いますよ..。
「きっと、凄~い美人さん姉妹なんだろうな」って!お美しく華やかに香りながらも おしとやか です。惚れちゃいます!


【スタイリッシュな女性を思わせるエレガントなアロマ!】

 ルイ・シュニュのサヴィニーVVです。noisy は前のエージェントさんからのお付き合いですので、比較的古いほうなのかな?と思いますが、何せドメーヌになってからの歴史が浅いですから、どなたも同じようなものかもしれません。

 味筋はとてもエレガントでチェリーの風味が基本、リリース直後はやや硬いものの、3年ほど置くと柔らかく複雑味を帯びてきます。僅かにワイルドな風味も出てきて、エキス由来の旨味と芳香が拡がってきます。基本的に甘さを残さないエクストラ・ドライな味わいですので、熟した方がより複雑性と旨味が増す、オーソドックスなピノ・ノアールです。

 サヴィニーらしい、薄目の旨味と甘みの無いスタイルですから、
「濃くてしっかりたっぷりへヴィーなピノが好きだぁ・・・」
という方には、全く向きません。

 反面、
「しみじみとしていて、ヨクヨク探すときっちりと有って、時間の経過で少しずつ変化して行くエレガントな甘くないピノ・ノアールが好きなのさ・・・」
という方には持って来いでしょう。言うなれば、どちらかというとですが、昔のデュジャックタイプです。甘みもへったくれも無く、色は淡く、若いうちは旨味も奥にあって、サッパリ、カッチリだけど、ゆっくり飲んでいると徐々に開いてくるし、熟してくると、
「これが同じワインかよ??」
と疑いたくなるほど、出汁味の利いた官能的なブケを発してくれる訳ですね。

 このワインの本領発揮には、最低2~3年の年月が必要かと想像されますが、甘ったるくないのと、むしろ白ワイン(シャルドネ)に通じるような果実の風味や印象を持っていますので、マリアージュには苦労しないでしょう。果皮が厚くなく、他の村に比べて葡萄の熟成には若干不利と思われるサヴィニーですが。

「ありゃりゃ・・・セラーの中身は今飲めない高級ワインばっかだぁ・・・」
というピノ・ファンの方が多いと思われますので、是非このサヴィニーVVをお試しください。お奨めします!

 1917年、サヴィニー・レ・ボーヌに創業。2000年~2002年にこの美人姉妹に世代交代してから、本格的に自社ビン詰めを開始しました。主に妹のキャロリーヌが栽培と醸造を、姉のジュリエットが販売と広報を担当しています。「私たち自身が毎日でも飲みたいと思うような、ナチュラルで純粋に美味しいワインを造りたい」「娘を心から愛していますが、同様の愛情をぶどうにも感じています。栽培もワイン造りも、本当に楽しい」という彼女達は、今日のブルゴーニュ新世代の象徴的な存在です。真剣なリュット・レゾネ栽培による心を込めた畑仕事と、父から学んだクラシックで自然な醸造法によって、ピュアで美しいサヴィニーを造っています。モダンなラベルのデザインは、リヨンの若いグラフィック・デザイナーが彼女達の伝えたイメージをもとにデザインしたものです。

 キャロリーヌは2人の小さい娘さんの育児とワイン造りを見事に両立させながら、多くの時間を畑で過ごしています。「私達は小さなドメーヌなので、畑で働く時間がたっぷりとれます」。「娘を心から愛していますが、同様の愛情をぶどうにも感じています。栽培もワイン造りも、本当に楽しい」という彼女は、広報・販売を担当する姉のジュリエットと力を合わせて、ドメーヌの運営にあたっています。
「私達が飲んで素直に美味しいと思うワインを造りたい」という彼女達が飲みたいワインとは、「ピュアでナチュラルな味わいのワイン」です。お父さんから受け継いだ古樹畑を大切にし、真剣なリュット・レゾネ栽培による心を込めた畑仕事をする一方で、醸造はできるだけ手をかけず、「美味しいぶどうが自然に美味しいワインになってくれるのを手助けします」。
 モダンなラベルのデザインは、リヨンの若手グラフィック・デザイナーが、彼女達の伝えたイメージをもとにデザインしたものです。


所在村 Savigny-les-Beaune
醸造家 Caroline Chenu、Juliette Chenu (33・35歳)
所有畑面積 9ha
ドメーヌ継承年 2000年
栽培における特記事項 厳格なリュット・レゾネ。除草剤、殺虫剤等は一切使用しない。2007年から一部の畑でビオロジー開始
醸造における特記事項 除梗100%。赤はノンフィルター。新樽は最大でも20%まで
販売先 フランスの個人客(2000人以上)50%、輸出50%(イギリス、ドイツ、デンマーク、アイルランド、ベルギー、アメリカ、日本)
掲載実績のある海外メディア Guide Hachette、La Revue du Vin de France
参照できる日本のメディア 「リアルワインガイド」第16号P22、「リアルワインガイド ブルゴーニュ」(堀晶代著)P49
ノイジーズ・ワイン・セレクション より)



カワイ酒店で購入。4200円。2009年7月31日に抜栓。中にはちょっともやもやがあったけど、夏休みに入ったばかりだし、娘さんが一輪車にかなり乗れるようになったお祝い。抜栓直後より、心地よいイチゴの香り。とても清涼感のある香りがする。色はルビー色でやや薄い。8年の時間を感じる色。まったくエッジにへたりを感じない。香りはとてもよい。ラズベリー、イチゴ、ブドウの香りが複雑に入り交じっているが非常に大胆かつ繊細。確かに女性を感じますが、とっても力強い真の通った女性です。口に含むと、いぶし銀の感じがします。ベリー系の風味、ブドウの風味がやや黒さを持ってしっかりと感じます。とても歴史を感じます。タンニンはしっかりとあり、最初は、少しだけダークな感じでしたが、徐々に果実甘味も感じます。薄系ではありません。しっかりとした味です。でもとてもすっきりとした後味で飲みやすい。最後にちょっとだけ苦みが残りますが、これはさっきのもやもやのせいでしょうか。何とも分かりませんが、とても美味しいです。ルイ・シュニー、さすが。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿