クレマチスロゼ 四恩醸造 2011
四恩醸造、2007年9月製造免許を取得したばかりの、今日本で最も新しいワイナリーとしてスタートしました。(2008年1月現在では3番目ぐらい?)
ワイナリーは横浜市にある四恩学園ナザレ幼稚園の瀬野園長らが五月に設立。自然教育を重視する同幼稚園は山梨市牧丘町千野々宮に園児の農業体験施設を持ち、地元農家と長年ブドウ栽培にも取り組んできました。その延長としてワイン生産に乗り出し、遊休農地の拡大や農家の高齢化が進む中、ブドウ栽培を通じた農業活性化を経営理念に掲げています。
醸造責任者(工場長)は、勝沼醸造で栽培担当だった小林剛士さん。就農を希望し三月に退社後、瀬野園長から誘いを受け、農業への考え方が一致したため参画を決めました。原料ブドウは自社畑や契約農家で栽培する甲州、マスカット・ベリーAなど。白、赤、ロゼに発泡酒二種類をそろえ、飲み手に先入観を持たせないためラベルに品種名を入れていません。
2007年の6月頃「つよぽん」と言うニックネームのブログを発見しまして、書いているのはどうもその道のプロ、且つこれから何かするのかな?とウオッチしておりまして、たまたま同時期、現在フランスでワイン造りの勉強をしている通称「ケンちゃん」と食事した時に「つよぽん」って誰?と言う言うことになったんですが・・・・どうやら自分でワイン作るらしい、とで、彼の別ブログを発見しつつ・・・よっしゃ発売か!と内緒で試飲。久々に爽快なワインと出逢うことができました。で、この時はピント来なかったんですが、後々になって思い起こすと「つよぽん」事、小林氏は勝沼醸造時代に一度うちの店に来て、グラヴォットのコレクションに歓声を上げていた彼だったのか・・・と。いろいろ狭いワイン業界ですが、この度ご縁がありまして、alarでも扱わせて頂く運びとなりました。メデタシ、メデタシ。
四恩醸造
クレマチス「ロゼ」2011
●巨峰種からのクレマチス・ロゼです。巨峰らしさが抑えられつつ全体にバランス良く仕上がっている印象です。下のワイナリー情報では「還元臭が・・・」となっていますが、試飲した際の印象ではそう感じなかった・・・こんな風にコメントしてみました・・・
「どうにも巨峰らしく無いドライなワイン。ストレートな巨峰のイメージよりも、乾燥したハーブや赤いドライフルーツの香りが先行する。巨峰らしさはグラスにいれてしばらくしてようやく・・・・控えめながらも巨峰らしい天然ゴム的香りが出てくる。と言って、それが最後まで支配的かというと、いつの間にか地中海的なスパイスの味わいが薄っすら広がって、いつになくエキゾティックな料理に会いそうな予感。パクチー(コリアンダー)とか・・・・トムヤムクン?鶏肉とカシューナッツの豆鼓炒め・・・・等々。(2012.02.26 いのまた)
●ワイナリーからの情報を一部掲載・・・・
うす濁った淡い桜色。還元臭がトップに立ちます。奥に潜んでしまったフレイズの淡い香りとアスパラガスの香り、ブラックオリーブのような香りもやや見えます。口中ではやや軽快な泡に苺のアイスクリームのようなフレッシュな苺の果実香とバニラ系とミルクの重厚な味わいが広がります。やや見えるスパイスさがフレイズの黒い種を連想させます。
今年は還元臭が出てしまいました・・・・デキャンターや口の広がったデュラレックスなどを用いるとトップ香はかなり軽減され気にならないと思います。
2011年9月下旬から収穫が始まりバンチプレス(白ワインの造り方)で順次発酵をさせ、10月下旬まで巨峰の作業を行っておりました。主発酵の後、瓶の中に移動し後発酵させ、デゴルジュマンを行いました。その際、亜硫酸を加えました。
●今回はお一人様3本までとさせていただきます。宜しくお願いいたします。
おそらく2009年のコメントかな↓
●こちらもalarのメモ
「巨峰って、かなり個性的なブドウだと思うけど、その個性を旨く御しつつ、綺麗味をまとめている。幾分残糖感があった方が良いかなと思いつつ、これはこれで良しかな?どちらかというと、暖かい春先のワイン。クレマチスは夏だけど。陽気がぽかぽかと来るところで、ひんやり一杯。上澄みのするりとしたところで・・・ソフトに巨峰だ~って、余韻の味わいが広がります。(王冠なんだけどガス圧低いところが、ワインの軸に早くアプローチできて、かなり○です。)
「個人的には、中華街風の赤いチャーシュー、薄切り(此処がポイント)。豚肉系の味わい。鯨のベーコン、なども結構そそられます。意外に巨峰の香りというか、怪しいハーブ的なニュアンスは、ベトナム系、タイ系の料理にも合うんでしょうか?此処いら辺のニュアンス、基本的なワインの表現用語には無いので、何ともかんとも。ブロードベンドの飲ませたかった!ジャンシスに飲ませよう!ナンチャッテ。
「何本か飲んでいて感じたのは、文明開化・・・最初は真似だけど、たゆまぬ真似からオリジナルが生まれてくる。スペインだって、イタリアだって、フランスだって今求めているのはその土地のオリジナル・・・ニッポンのワイン、その歴史は浅くても、もう遠い国に追いつき追い越せ、は良いんじゃないの?ルーミエに甲州造れったって、造れないでしょ!ティエリーに・・・・造っちゃうかも、だな、アレは。
「結構、最初のティエリーとか、コサールのワイン、飲んだときのバイブレーション感じます。いや、いや・・・こりゃハッピー・エンド・・・だぜ!(一番すすむなこりゃ・・・決して良い子のワインじゃないけれど・・・・)
(あるこほりっく・あるまじろより)
四恩醸造 クレマチス(ロゼ)
今日も食卓に花を添えてみませんか?
シオンワイナリーは、横浜の学校法人「四恩学園」を母体として、07年に立ち上げたワイナリーです。
ブドウ畑は「峡東地区」と呼ばれる山梨市・甲州市の扇状地に点在し、秩父山脈の山麓・牧丘という地でワインを醸造しています。
自社畑で栽培するブドウに加え、5軒の農家や牧丘の近隣農家の支えによって、シオンのワインが出来ています。
醸造・販売責任者でもある小林剛士さんも農家としてブドウ栽培を行い、安心・安全なワイン作りに精を出しています。
様々な理由で耕作できない畑が増えている現状、ワインを作ることで少しでも山梨の農地を守ることにつなげたい。
そんな願いも込めて、畑に出ています。
シオンのワインには品種名の記載がありません。
品種の固定概念がワインの個性を見えなくすることもあると考えているからです。
気軽に楽しく飲める酒の一つとして、シオンのワインを飲んでみてください。
※四恩醸造さんのコメント
うす濁った淡い桜色。
フレイズの淡い香りとアスパラガスの香り、ブラックオリーブのような香りもやや見えます。
口中ではやや軽快な泡にフレッシュな苺の果実香とバニラ系とミルクの重厚な味わいが広がります。
やや見えるスパイスさがフレイズの黒い種を連想させます。
(太田屋酒店より)
クレマチス ロゼ
Clematis Rose
四恩醸造
Shion Winery
自然体でとっても自由・・・無限に広がる可能性
四恩醸造は、2007年に山梨県牧丘に設立されたワイナリーです。
栽培と醸造をたった一人で取り仕切る小林剛士さんのワインは、自然体でとっても自由・・・無限に広がる可能性をもつ山梨のワインです。
「日本の日常の食卓を意識してワイン造りをしたら、こんなワインたちになりました。」
クレマチス・ロゼ
いよいよ2011年のクレマチスのロゼがリリースとなります。
ご存じ、微発砲の癒し系ロゼワイン。ゆる~い感じがたまりません。
お一人様2本まででお願い申し上げます。
うす濁った淡い桜色。還元臭がトップに立ちます。奥に潜んでしまったフレイズの淡い香りとアスパラガスの香り、ブラックオリーブのような香りもやや見えます。口中ではやや軽快な泡に苺のアイスクリームのようなフレッシュな苺の果実香とバニラ系とミルクの重厚な味わいが広がります。やや見えるスパイスさがフレイズの黒い種を連想させます。
今年は還元臭が出てしまいました。巨峰系のワインには注意を払っているつもりでしたが、今回は瓶内発酵期間中に出てしまったようです。口中では気にならないのですが、やはりトップでの香りが気になっておりますので、販売の際にはぜひともその辺りをご理解いただき、デキャンターや口の広がったデュラレックスなどを用いるとトップ香はかなり軽減され気にならないと思います。
2011年9月下旬から収穫が始まりバンチプレス(白ワインの造り方)で順次発酵をさせ、10月下旬まで巨峰の作業を行っておりました。主発酵の後、瓶の中に移動し後発酵させ、デゴルジュマンを行いました。その際、亜硫酸を加えました。
以下は、以前のヴィンテージの情報です。
キレイな淡いピンク色、キメの細かい微発砲、フルーティな果実味と青み、ミルキーで柔らか、アフターの苦みとのバランスが絶妙におもしろいです。
2009年のクレマチス・ロゼが3/13(土)に発売です。
以前のものに比べ、色合いが薄く、にごりもありません。とてもキレイなロゼです。
味わいは、四恩風味ですが、各要素が落ち着いた印象で大人なクレマチスです。といっても、あくまで四恩さんのクレマチスに変わりはないのです。
以前よりガス圧高めですが、ゆる~い感じ健在です。
これからの暖かくなる季節、春から夏にかけて重宝しそうです。まずはお花見でしょうか。
絶好調四恩醸造のクレマチス・ロゼ、新ヴィンテージ2008です。
クレマチス・シリーズは四恩醸造の中でも特に人気のある発泡性部門ですが、橙がそうであったように非常にゆる~い微々発泡がなんともたまらない魅力の泡物です。まったりとお楽しみください。
「薄赤紫色のワイン。ややロゼにしたら濃いですね。昨年よりも柔らかい表情も出ています。王冠の割にかなり弱い発泡ですので微々発泡とさせて頂きました。シオンの巨峰はストロベリーのような口当たり、ストロベリーよりも苺かも。ほんのり見え隠れする青味が楽しいです。今年はより柔らかくがテーマでしたので、柔らかさに厚みが表現できたかと思います。」(ワイナリー資料より抜粋させていただきました。)
思いっきりイチゴキャンディです。香りのイメージから連想される味わいはかなり甘口なのですが、ほんのりとした甘さの爽やかでフレッシュな味わいです。「ほんのり見え隠れする青味」と小林さんのコメントにもありますが、この青味が飲み飽きさせない面白いワインにしていると思います。
ジューシーな果実そのままといった自然な味わいとゆるゆるの微々発泡なワインです。
SO2(酸化防止剤)が入ってませんのでクール便をご指定いただき、到着後は冷蔵保管でお願いいたします。
(Merlot.jpより)
Alcoholic Armadilloより購入。1700円。
2012年4月5日抜栓。栓は王冠でした。結構オリがあるため最初セラーの中で寝かせておきましたが、あとで抜栓のときに澱が発生するだろうなとおもい、立てて冷蔵庫においておきましhた。飲む前にはビンの側面についていた折は底に落ちていましたが栓抜きで栓を抜くとそのまま大量の泡が溢れでてきてあっという間にオリは混ざってしまいました。グラスはイタレッセシャンパングラスを使用。結構な泡立ちですが、泡はよく言うと繊細。悪く言うと細い感じの泡です。色は、ロゼと言うよりもピーチ色。濁っています。もものネクターの色にも似た感じです。香りは最初還元的でしたが時間とともにそれは消え去ります。そして、香りはピーチの香り。さほど複雑さはありませんがとても気持ちの良い香りです。いろはロゼと銘打っている割には、桃色で、全体的には濁っています。最初香りにやや還元的なところを感じ、味わいでも、まさに還元的と思わせる苦味などありましたが、時間と共にかなり洗練されてきて、日本的な甘みがメインに感じられました。基本はピーチの甘さ。でもタンニンもそれなりにしっかりと主張している。とてもはかない感じのワインです。時間と共に味わいに、どこと話に余韻が感じられてきます。とても上品な甘さを感じます。しかも、ぶどうの皮もついていたんだろうな~という幹事の渋み、巨峰を食べた時に最後に皮についた身の部分を吸う感じに似たニュアンスを感じます。
ワインとして飲むと、なるほどとても日本的なものですが、これは食事全般に合わせやすい飲みやすいワインだと思います。
最初に口に含んだ瞬間に頭の中にはゆで卵とのマリアージュが思い浮かびました。さっそくゆでたまご作ってあわせてみましたが、これがなんともいいマリアージュでした。
四恩醸造、2007年9月製造免許を取得したばかりの、今日本で最も新しいワイナリーとしてスタートしました。(2008年1月現在では3番目ぐらい?)
ワイナリーは横浜市にある四恩学園ナザレ幼稚園の瀬野園長らが五月に設立。自然教育を重視する同幼稚園は山梨市牧丘町千野々宮に園児の農業体験施設を持ち、地元農家と長年ブドウ栽培にも取り組んできました。その延長としてワイン生産に乗り出し、遊休農地の拡大や農家の高齢化が進む中、ブドウ栽培を通じた農業活性化を経営理念に掲げています。
醸造責任者(工場長)は、勝沼醸造で栽培担当だった小林剛士さん。就農を希望し三月に退社後、瀬野園長から誘いを受け、農業への考え方が一致したため参画を決めました。原料ブドウは自社畑や契約農家で栽培する甲州、マスカット・ベリーAなど。白、赤、ロゼに発泡酒二種類をそろえ、飲み手に先入観を持たせないためラベルに品種名を入れていません。
2007年の6月頃「つよぽん」と言うニックネームのブログを発見しまして、書いているのはどうもその道のプロ、且つこれから何かするのかな?とウオッチしておりまして、たまたま同時期、現在フランスでワイン造りの勉強をしている通称「ケンちゃん」と食事した時に「つよぽん」って誰?と言う言うことになったんですが・・・・どうやら自分でワイン作るらしい、とで、彼の別ブログを発見しつつ・・・よっしゃ発売か!と内緒で試飲。久々に爽快なワインと出逢うことができました。で、この時はピント来なかったんですが、後々になって思い起こすと「つよぽん」事、小林氏は勝沼醸造時代に一度うちの店に来て、グラヴォットのコレクションに歓声を上げていた彼だったのか・・・と。いろいろ狭いワイン業界ですが、この度ご縁がありまして、alarでも扱わせて頂く運びとなりました。メデタシ、メデタシ。
四恩醸造
クレマチス「ロゼ」2011
●巨峰種からのクレマチス・ロゼです。巨峰らしさが抑えられつつ全体にバランス良く仕上がっている印象です。下のワイナリー情報では「還元臭が・・・」となっていますが、試飲した際の印象ではそう感じなかった・・・こんな風にコメントしてみました・・・
「どうにも巨峰らしく無いドライなワイン。ストレートな巨峰のイメージよりも、乾燥したハーブや赤いドライフルーツの香りが先行する。巨峰らしさはグラスにいれてしばらくしてようやく・・・・控えめながらも巨峰らしい天然ゴム的香りが出てくる。と言って、それが最後まで支配的かというと、いつの間にか地中海的なスパイスの味わいが薄っすら広がって、いつになくエキゾティックな料理に会いそうな予感。パクチー(コリアンダー)とか・・・・トムヤムクン?鶏肉とカシューナッツの豆鼓炒め・・・・等々。(2012.02.26 いのまた)
●ワイナリーからの情報を一部掲載・・・・
うす濁った淡い桜色。還元臭がトップに立ちます。奥に潜んでしまったフレイズの淡い香りとアスパラガスの香り、ブラックオリーブのような香りもやや見えます。口中ではやや軽快な泡に苺のアイスクリームのようなフレッシュな苺の果実香とバニラ系とミルクの重厚な味わいが広がります。やや見えるスパイスさがフレイズの黒い種を連想させます。
今年は還元臭が出てしまいました・・・・デキャンターや口の広がったデュラレックスなどを用いるとトップ香はかなり軽減され気にならないと思います。
2011年9月下旬から収穫が始まりバンチプレス(白ワインの造り方)で順次発酵をさせ、10月下旬まで巨峰の作業を行っておりました。主発酵の後、瓶の中に移動し後発酵させ、デゴルジュマンを行いました。その際、亜硫酸を加えました。
●今回はお一人様3本までとさせていただきます。宜しくお願いいたします。
おそらく2009年のコメントかな↓
●こちらもalarのメモ
「巨峰って、かなり個性的なブドウだと思うけど、その個性を旨く御しつつ、綺麗味をまとめている。幾分残糖感があった方が良いかなと思いつつ、これはこれで良しかな?どちらかというと、暖かい春先のワイン。クレマチスは夏だけど。陽気がぽかぽかと来るところで、ひんやり一杯。上澄みのするりとしたところで・・・ソフトに巨峰だ~って、余韻の味わいが広がります。(王冠なんだけどガス圧低いところが、ワインの軸に早くアプローチできて、かなり○です。)
「個人的には、中華街風の赤いチャーシュー、薄切り(此処がポイント)。豚肉系の味わい。鯨のベーコン、なども結構そそられます。意外に巨峰の香りというか、怪しいハーブ的なニュアンスは、ベトナム系、タイ系の料理にも合うんでしょうか?此処いら辺のニュアンス、基本的なワインの表現用語には無いので、何ともかんとも。ブロードベンドの飲ませたかった!ジャンシスに飲ませよう!ナンチャッテ。
「何本か飲んでいて感じたのは、文明開化・・・最初は真似だけど、たゆまぬ真似からオリジナルが生まれてくる。スペインだって、イタリアだって、フランスだって今求めているのはその土地のオリジナル・・・ニッポンのワイン、その歴史は浅くても、もう遠い国に追いつき追い越せ、は良いんじゃないの?ルーミエに甲州造れったって、造れないでしょ!ティエリーに・・・・造っちゃうかも、だな、アレは。
「結構、最初のティエリーとか、コサールのワイン、飲んだときのバイブレーション感じます。いや、いや・・・こりゃハッピー・エンド・・・だぜ!(一番すすむなこりゃ・・・決して良い子のワインじゃないけれど・・・・)
(あるこほりっく・あるまじろより)
四恩醸造 クレマチス(ロゼ)
今日も食卓に花を添えてみませんか?
シオンワイナリーは、横浜の学校法人「四恩学園」を母体として、07年に立ち上げたワイナリーです。
ブドウ畑は「峡東地区」と呼ばれる山梨市・甲州市の扇状地に点在し、秩父山脈の山麓・牧丘という地でワインを醸造しています。
自社畑で栽培するブドウに加え、5軒の農家や牧丘の近隣農家の支えによって、シオンのワインが出来ています。
醸造・販売責任者でもある小林剛士さんも農家としてブドウ栽培を行い、安心・安全なワイン作りに精を出しています。
様々な理由で耕作できない畑が増えている現状、ワインを作ることで少しでも山梨の農地を守ることにつなげたい。
そんな願いも込めて、畑に出ています。
シオンのワインには品種名の記載がありません。
品種の固定概念がワインの個性を見えなくすることもあると考えているからです。
気軽に楽しく飲める酒の一つとして、シオンのワインを飲んでみてください。
※四恩醸造さんのコメント
うす濁った淡い桜色。
フレイズの淡い香りとアスパラガスの香り、ブラックオリーブのような香りもやや見えます。
口中ではやや軽快な泡にフレッシュな苺の果実香とバニラ系とミルクの重厚な味わいが広がります。
やや見えるスパイスさがフレイズの黒い種を連想させます。
(太田屋酒店より)
クレマチス ロゼ
Clematis Rose
四恩醸造
Shion Winery
自然体でとっても自由・・・無限に広がる可能性
四恩醸造は、2007年に山梨県牧丘に設立されたワイナリーです。
栽培と醸造をたった一人で取り仕切る小林剛士さんのワインは、自然体でとっても自由・・・無限に広がる可能性をもつ山梨のワインです。
「日本の日常の食卓を意識してワイン造りをしたら、こんなワインたちになりました。」
クレマチス・ロゼ
いよいよ2011年のクレマチスのロゼがリリースとなります。
ご存じ、微発砲の癒し系ロゼワイン。ゆる~い感じがたまりません。
お一人様2本まででお願い申し上げます。
うす濁った淡い桜色。還元臭がトップに立ちます。奥に潜んでしまったフレイズの淡い香りとアスパラガスの香り、ブラックオリーブのような香りもやや見えます。口中ではやや軽快な泡に苺のアイスクリームのようなフレッシュな苺の果実香とバニラ系とミルクの重厚な味わいが広がります。やや見えるスパイスさがフレイズの黒い種を連想させます。
今年は還元臭が出てしまいました。巨峰系のワインには注意を払っているつもりでしたが、今回は瓶内発酵期間中に出てしまったようです。口中では気にならないのですが、やはりトップでの香りが気になっておりますので、販売の際にはぜひともその辺りをご理解いただき、デキャンターや口の広がったデュラレックスなどを用いるとトップ香はかなり軽減され気にならないと思います。
2011年9月下旬から収穫が始まりバンチプレス(白ワインの造り方)で順次発酵をさせ、10月下旬まで巨峰の作業を行っておりました。主発酵の後、瓶の中に移動し後発酵させ、デゴルジュマンを行いました。その際、亜硫酸を加えました。
以下は、以前のヴィンテージの情報です。
キレイな淡いピンク色、キメの細かい微発砲、フルーティな果実味と青み、ミルキーで柔らか、アフターの苦みとのバランスが絶妙におもしろいです。
2009年のクレマチス・ロゼが3/13(土)に発売です。
以前のものに比べ、色合いが薄く、にごりもありません。とてもキレイなロゼです。
味わいは、四恩風味ですが、各要素が落ち着いた印象で大人なクレマチスです。といっても、あくまで四恩さんのクレマチスに変わりはないのです。
以前よりガス圧高めですが、ゆる~い感じ健在です。
これからの暖かくなる季節、春から夏にかけて重宝しそうです。まずはお花見でしょうか。
絶好調四恩醸造のクレマチス・ロゼ、新ヴィンテージ2008です。
クレマチス・シリーズは四恩醸造の中でも特に人気のある発泡性部門ですが、橙がそうであったように非常にゆる~い微々発泡がなんともたまらない魅力の泡物です。まったりとお楽しみください。
「薄赤紫色のワイン。ややロゼにしたら濃いですね。昨年よりも柔らかい表情も出ています。王冠の割にかなり弱い発泡ですので微々発泡とさせて頂きました。シオンの巨峰はストロベリーのような口当たり、ストロベリーよりも苺かも。ほんのり見え隠れする青味が楽しいです。今年はより柔らかくがテーマでしたので、柔らかさに厚みが表現できたかと思います。」(ワイナリー資料より抜粋させていただきました。)
思いっきりイチゴキャンディです。香りのイメージから連想される味わいはかなり甘口なのですが、ほんのりとした甘さの爽やかでフレッシュな味わいです。「ほんのり見え隠れする青味」と小林さんのコメントにもありますが、この青味が飲み飽きさせない面白いワインにしていると思います。
ジューシーな果実そのままといった自然な味わいとゆるゆるの微々発泡なワインです。
SO2(酸化防止剤)が入ってませんのでクール便をご指定いただき、到着後は冷蔵保管でお願いいたします。
(Merlot.jpより)
Alcoholic Armadilloより購入。1700円。
2012年4月5日抜栓。栓は王冠でした。結構オリがあるため最初セラーの中で寝かせておきましたが、あとで抜栓のときに澱が発生するだろうなとおもい、立てて冷蔵庫においておきましhた。飲む前にはビンの側面についていた折は底に落ちていましたが栓抜きで栓を抜くとそのまま大量の泡が溢れでてきてあっという間にオリは混ざってしまいました。グラスはイタレッセシャンパングラスを使用。結構な泡立ちですが、泡はよく言うと繊細。悪く言うと細い感じの泡です。色は、ロゼと言うよりもピーチ色。濁っています。もものネクターの色にも似た感じです。香りは最初還元的でしたが時間とともにそれは消え去ります。そして、香りはピーチの香り。さほど複雑さはありませんがとても気持ちの良い香りです。いろはロゼと銘打っている割には、桃色で、全体的には濁っています。最初香りにやや還元的なところを感じ、味わいでも、まさに還元的と思わせる苦味などありましたが、時間と共にかなり洗練されてきて、日本的な甘みがメインに感じられました。基本はピーチの甘さ。でもタンニンもそれなりにしっかりと主張している。とてもはかない感じのワインです。時間と共に味わいに、どこと話に余韻が感じられてきます。とても上品な甘さを感じます。しかも、ぶどうの皮もついていたんだろうな~という幹事の渋み、巨峰を食べた時に最後に皮についた身の部分を吸う感じに似たニュアンスを感じます。
ワインとして飲むと、なるほどとても日本的なものですが、これは食事全般に合わせやすい飲みやすいワインだと思います。
最初に口に含んだ瞬間に頭の中にはゆで卵とのマリアージュが思い浮かびました。さっそくゆでたまご作ってあわせてみましたが、これがなんともいいマリアージュでした。