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Le Macchiole Paleo 2006

2012-04-02 15:56:18 | イタリア
Le Macchiole Paleo 2006
Le Macchiole Paleo 2006
パレオ・ロッソ 2006 レ・マッキオーレ
《イタリア/トスカーナ/赤/カベルネフラン/フルボディ》
こちらの商品を6本お買い求めのお客様にはオリジナル木箱で配送いたします。



エウジニオ・カンポルミ氏の遺作となった2001年からカベルネフラン100%に生まれ変わったパレオ・ロッソは、ボルゲリのカベルネフランブームに火をつけた立役者でもあります。土地に合った葡萄をカベルネソーヴィニョンととるか、カベルネフランととるかは、ボルゲリの生産者でも分かれるところかと思いますが(ミケーレ・サッタはカベルネフラン嫌いだそうです‥まぁこれは合う合わないじゃなく、好き嫌いですけどね)、西野嘉高的には、ボルドー的なブレンドよりは、単一品種で勝負してくれるレ・マッキオーレは好きだなぁ。

そんな2001年以降、毎年‥酒質に磨きがかかっているのは周知の通り。ほっとカベルネフラン単一になってくれてよかった‥そう思うワインです。

2003年は主発酵をステンレスタンク、2004年はオーク樽と書きましたが、この2005年の資料からセメントタンクとなっております。マロラクティック発酵はオーク樽で。新樽比率100%(2003年は90%)のバリック(225L)90%と、西野嘉高の嫌いなハーフバリック(112L)10%にて18ヶ月以上(昨年は14~16ヶ月と記載)の樽熟成を経ます。毎年書きますが、10%のハーフバリックの使用は西野嘉高的にはオーバースペックな印象です。

では、ヴェロネッリ誌の評価のおさらい。

2001年 93点(G.B.)
2003年 91点(G.B.)
2004年 97点(D.T.)
2005年 96点(D.T.)
2006年 95点(G.B D.T)←今ココ

2004年をピークに1点ずつ下がってると考えるか?2001年よりも2点も上やん♪と考えるかはあなた次第ですが、95点で文句を言ってはイケません。文句どころか、7980円で、この酒質を考えれば‥オツリが来そうですネ。

2001年からのカベルネフラン100%なパレオ・ロッソから、パレオのファンになられたお客様も少なくないと思います。この2006年‥さすがの2006年に仕上がってます。たっぷりとした果実‥お楽しみ下さい♪


■レ・マッキオーレのビンテージ情報/2006年

非常に優良なビンテージ。一年を通して理想的な気候だった。前年の冬から春先までは、雨が多く寒い日も多かったが、それ以降は天候が回復し温暖な日が続いた。6月、7月の葡萄の成長期に雨は少なく、8月は降雨がなかった。乾燥した状態ではあったが、前年の冬の降雨のおかげで、葡萄は乾燥によるストレスを受けることはなかった。収穫は9月上旬に始まり、収穫期には降雨には見舞われず、葡萄の質・量ともに素晴らしい収穫であった。





独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味




お馴染みのボルドー型ボトルに、お馴染みのラベルですが、変わってないようで数年前からリニューアルされてるんですよね。ま、相変わらず野生の王国な感じですが、西野嘉高的希望は相変わらず、メルロのメッソリオ、シラーのスクリオと同様に単一品種となったパレオは、それらと同じ土俵に立つためにも同じ白地のラベルデザインに変更すべき‥と。ただし、価格は据え置きでお願いね♪な感じですが‥。また、パレオ・ビアンコなど廃止して、ボルゲリ・ビアンコとして低価格帯での白を熱望も相変わらず。

キャップシールは、昔はチンチクリンなミニスカートだったなぁ。コルクはもう一声な感じながらそれなりに良質の5cmで問題なし…お尻と頭にビンテージ刻印は嬉しいですね。バックラベルに記載のアルコール度数は14.5度となります。グラスはヴィノムのボルドー型一択。

グラスに注ぎますと、泡まで紫。エッジは鶏の眼のような深い赤。すぐにグラデーションが始まり、すぐに暗黒面に。新鮮な新樽香がグイグイ迫りますが、すでに雑さを感じさせません。非常に濃厚、濃密なカベルネフランの香り。鉛の重量な香り、決っして派手ではないロースト香、ブルーベリーでできたインク、樽香が一番には配列されてはいますが、ちゃんと果実香が前面で、その方が強いのが良いところ。

非常に健全でピュア‥単一品種のストレートな果実香‥存分に楽しんでもらえるはず。重い甘味を感じる香り、片栗粉のようにキメが細かくしっとりとした‥粉っぽい果実香、樽香と果実香の継ぎ目はなく、溶け込むコーヒー牛乳。

まったく青っぽさがないのが素晴らしいですね。ミンティーな感じすらなく、どっぷりと濃厚、密な紫と黒のベリーが一本気。

口に含みますと、硬質な輪郭を持ち、重い塊が静かに威圧する。その硬質な輪郭の内に秘められた質量は膨大で、鉄、鉛‥とにかく‥

密に詰まっています。

飲み込んでから、終盤にまた樽香を感じますが、決して派手なものではありません。ポイントとなる酸味も豊富で、音域のレンジが広いですね。高音の酸味が2006年はポイントで引き締めてくれます。フラン特有のスパイスも感じますが、2005年ほどではない。しっかりと熟したニュアンスを感じますね。

とにかく濃厚だ。液体は澄み切っているというのに、澱混じりの液体を飲んでいるかのように、片栗粉のような固形物を感じさせるほど濃厚。自ずと、余韻はとても長い。すでに香りも味わいも開いていますし、バランス良好‥完成させている状態なのも凄いですね。

その濃さを例えるなら、缶詰のミートソースをそのまま飲んでる感じとも言えます。(それは言い過ぎやろ‥俺)

鞣し皮‥シガーの甘い香り。2004年はもっとハーブ香を感じたものですが、2006年はそうではないですね。圧倒的な果実の熟度を感じます。

アルコールも高いわけですが、熱量を感じさせないのがさすが。エキスのように濃いのに、なぜか二杯目を躊躇しない酒質。濃いのに疲れさせないのは、やっぱり酸。酸の質も素晴らしいが、この濃厚な果実を支えてるんだから、その量も‥凄いはず。

圧倒的じゃないかっ!!

まぁ、2006年も旨いわ。

カベルネフランは北イタリアでもチラホラですが、価格とのバランスを考えても、パレオが頭ひとつ抜きん出てる。ほんと、カベルネフラン100%になってよかったなぁ‥と思います。

二杯目、飲み進むにつれ‥その酸味が飲み飽きさせない‥ただただ濃いワインではないことに気付かされますね。グラスの中で‥というよりも‥口のなかで内側からこみあげる酸‥のベクトルは終盤、そして余韻へと一直線。ただただ濃い濃縮果汁還元なジュースではないのであります。

その最初のインパクトからの一連の流れは‥イキナリ女子にビンタをかまされたと思ったら、次の瞬間、胸元に抱きついてきた‥感じ。

惚れてまうやろ~!

ですね。

二日目です♪なんででしょうね‥イタリワインってグラスに注ぎ立ては、チョークな石灰の香りがするんですが‥。香りは、ほんと濃厚にして濃密ですね。インキーで、微粉‥グラス内壁を垂れる脚はとてもエロく、甘味を帯びた香りにもウットリしますが、甘過ぎやしない。

一口、口に含みます‥うん、密な塊感‥でも、とてもやわらかい。沈むんだけれども沈みっぱなしではない‥

低反発マクラの様‥。

酸味が豊富ですねぇ。そこに構成感も感じる。めさくさキメ細かい酸味が‥ビシーっと‥キマってる。そう、キマってるんですよ‥まるでノリピーのDJプレイのように。

舌に刺す要素は皆無‥ただただ濃密なカベルネフランに満足度を感じます。濃さの中にスモーキーな部分もある。墨汁的とも言えるが、竹炭のようなスモーキーさは、その鉱物的な部分ともリンクする。

ヴァルサミコ的なニュアンスもあるが、それほど酸味にトゲトゲしさはない。十分に酸味にも溶け込みを感じますね。

エキスは高いですよ‥でも、こんなに濃いのに疲れないのは、やはり酸味が豊富だから‥でもあります。バランスは最高ですね‥2006年、素晴らしい出来ですなぁ。

三日目です♪さりとて変わらないですね‥やっぱり。ちょっとレーズン、セミドライのイチジクの甘味のある香りが前面に感じられます。ようやくカベルネフランらしいスモーキーな甘味、黒く紫の熟した葡萄の皮の香りが出て来ました。口に含みますと味わいにも甘味が出て来ました。その香りとリンクする‥甘味のある味わい。

素晴らしいですね。初日から旨いワインですが、この三日目堪りません。パレオは安定して美味しいですね。その味わいにバランスも感じますが、コスパという意味でのバランスも素晴らしいものがありますね。

威圧感はありません。ジャミーじゃないです。過熟など感じません。

しかし、圧倒的な密度と、豊富な酸味が渾然一体となっています。

四日目です♪香りの開きも凄まじいですね。それまでの要素にカーボンフリーズされたハン・ソロが手招きしているような香り。まさに炭であり、墨である香りがします。

口に含ますと、三日目とは違う軽やかさ‥旨味のみがそこに存在する感じがします。こんな状態も旨いですねぇ。

とはいえ、初日から一貫としたパレオなカベルネフランのスタイルは健在‥というか、毎年、安定していますね。一線を超えているワインですので、安定=代り映えがしない‥とも言えるかもしれませんが、このカベルネフラン味が好きなお客様にとってはありがたい存在。満足感は絶好調!!文句なしに旨いフランです!
ニシノ酒店より)




レ・マッキオーレ パレオ・ロッソ 2006
Paleo Rosso
/Azienda Agricola Le Macchiole


故エウジェニオ・カンポルミが遺したボルゲリ至高のワイン
ドゥエミラ・ヴィーニ2009 最優秀ワイナリーに選出!!
“ レ・マッキオーレ ” の名を世に轟かせたワイン
カベルネ・フラン100%からなる高い凝縮味!

 『レ・マッキオーレ』は、「サッシカイヤ」、「オルネライア」などイタリアを代表する名だたるスーパー・プレミアム・ワインを生み出す銘譲地・ボルゲリの地に門を構えるワイナリー。商家の息子として誕生した巨匠、故エウジェニオ・カンポルミ氏が、1983年に設立しました。彼は貴族がその大半の地を所有する中にあって、ただ一人、地元の農家として世界的なワインを擁するカンティーナを造り上げました。

 1993年、「パレオ・ロッソ '89」発表。これがレ・マッキオーレの華麗なる歴史の幕開けとなりました。その後、メルロ、シラーによる単一品種でのワイン、それぞれ「メッソリオ」、「スクリオ」を世に送り出し、これらが押しも押されもせぬプレミアム・ワインとしての名声を確立すると、これらに引き続いて2001年、それまでサンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニヨン等との混醸であった「パレオ・ロッソ」を、カベルネ・フラン100%の3つ目のクリュとして完成させました。エウジェニオが一番初めに自分の畑に植えた記念すべき葡萄、ボルゲリという土地における大いなる可能性を信じた品種であるカベルネ・フラン。何年もの時間をかけ、少しずつその使用比率を高め、彼自身が最後にボトリングを行った2001年ヴィンテージでついに実現させた、待望のカベルネ・フラン100%のワインでした。しかし、皮肉なことに、これが生涯をワイン造りに捧げた男の最後のヴィンテージとなってしまいました。

 エウジェニオは生前、『ビジネス目的でワインを造っているのではない』と公言しました。世界的な名声を獲得してからも、とにかく自身で納得のいく品質・味わいのワイン造りにこだわったエウジェニオ。純粋に、「より多くの人に自分たちのワインを楽しんでもらいたい」と願っていたのです。エウジェニオの哲学は畑にあり、自然にあり、そして人にありました。自然を尊重し、土地を守り、人の個性を出す。そして、ブドウの本来の個性を出すこと。この考えはまた、レ・マッキオーレがスーパー・ワイナリーへの階段を駆け上がる最も大切な時期をともにした“スター・エノロゴ”、ルカ・ダトーマの考えでもありました。

 そして、2002年。多くの人に愛され、尊敬を集めていたエウジェニオの早すぎるともいえる死。そんな悲しみもさめやらぬ中、レ・マッキオーレの買収に数多くの資本家達が名乗りをあげたといいます。莫大な金額でのオファー。しかし、妻のチンツィアはこの土地を手放そうとはしませんでした。エウジェニオと共に築き上げてきたもの、彼の意思と情熱は、そのまま彼女の意思と情熱でもあったのです。

 現在、蔵では設立当初からの彼の右腕であり最高の理解者でもあったチンツィアが、家族と共にエウジェニオの意思を受け継ぎ、ワイン造りを行っています。エウジェニオと共に今もなお前進し続けるチンツィア。彼女は語ってくれました。「私は今でもエウジェニオと一緒です。私の考えは彼の考えだと強く感じます。これは彼が亡くなる前からもずっとそうでした。そしてこれからも・・・」。

(^^)/ 新たなスタートを切った2002年。『ヴェロネッリ ’06』で「パレオ・ロッソ ’02」が最高評価の“スーパー トレ・ステッレ”、「メッソリオ ’02」も“トレ・ステッレ”を獲得!また、AIS発行の『ドゥエミラヴィーニ ’06』では、「パレオ・ロッソ ’02」、「メッソリオ ’02」が同じく最高評価を獲得しています!(「スクリオ」は2002年は生産されていません)。


熟成 : オーク樽熟成 14ヶ月(225L、新樽比率100%)
/瓶熟成 8ヶ月以上


ヴェロネッリ2010 : スーパー3ツ星★★★ 獲得!!
ワイン・アドヴォケイト : 93Point 獲得!!
ワイン・スペクテイター : 92Point 獲得!!
ドゥエミラ・ヴィーニ2009 最優秀ワイナリーに選出!!


レ・マッキオーレ パレオ・ロッソ 2006

 レ・マッキオーレの名を世に轟かせたワインがこの“パレオ・ロッソ”。未だ世界に浸透していなかったカベルネ・フラン種から偉大なワインを生み出そうとボルゲリ地区で最初に情熱を注ぎ込み、取り組みました。一番大切なのはポリフェノールの熟成。これが未熟だと、ハーブ臭の強いワインが出来ますが、マッキオーレでは完熟し、ワインは香りと果実味が豊かなものに仕上がります。パレオ・ロッソの初ヴィンテージは1989年で、当時はサンジョヴェーゼとカベルネ・ソーヴィニヨンとの混醸でした。

 当時カベルネ・ソーヴィニヨンはボルゲリの代表的な品種でしたが、酸が足りないので、サンジョヴェーゼなどを足していました。ボルゲリのカベルネ・ソーヴィニヨンは酸が欠ける傾向にあるので、ボルゲリの他の生産者でもカベルネ・ソーヴィニヨン100%のワインは造っていません。年を重ねるごとにカベルネ・フランの酸と果実味がよいことに気付き、そして徐々に増やしていくようにしました。1999年からサンジョヴェーゼをやめ、カベルネ・フランを15%加え、2000年は猛暑だったので、カベルネ・フランを30%も加えました。出来たワインは暑い年だったにも関わらず、酸が生き生きとしたものが出来たのです。 この2000年のパレオ・ロッソを受け、2001年をカベルネ・フラン100%にしようと決意したそうです。

【テイスティング・コメント】
 エッジに赤みを帯びた濃い暗赤色。艶やかな液面、高い粘性、グラスの底が見えないほどの深みのある色合い。カシスやブラックベリー、干しプルーンといった果実をふんだんに感じる凝縮されたアロマに、バニラ、チョコ、エスプレッソ、カルダモン、シナモン、クローブ、土のニュアンス。奥行きのある複雑なアロマが魅了する。アタックは丸みがあり、ソフト。目の詰まったタンニンはシルクのようになめらかで、広がりのある豊かな果実味にはラズベリージャムや濃縮ベリーを思わせる。力強く、濃密な味わいにしてしなやかさを備えるエレガントなスタイル。過去最高と評された2004年ヴィンテージにも引けをとらない高いポテンシャル。果実の旨みがたっぷりと詰め込まれている。

【産地】イタリア・トスカーナ州  
【原産地呼称】I.G.T.
【品種】カベルネ・フラン 100%
【タイプ】赤ワイン フルボディ
【アルコール度数】14.5%
【容量】750ml
Veraison Wine Shopより)




カベルネ・フランの概念を覆した世界でも類を見ない最高傑作!パレオ ロッソ  レ マッキオーレ

単一品種によるスーパートスカンの中でもこのパレオ・ロッソほど、すべての人から尊敬の念を抱かれるワインはありません!
通常、他の品種とブレンドされることで、その能力が活かされる縁の下の力持ち的な存在の「カベルネ・フラン」を

ボルゲリでは素晴らしい可能性がある!

そう最初から信じていたのがレ・マッキオーレを立ち上げた故エウジェニオ氏。

サンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フランの混醸でスタートしたパレオ・ロッソは、ついにヴィンテージ2001でカベルネ・フラン100%のワインとして新しい時代を切り開きました!

カベルネ・フランに対する
人々の認識を根底から覆したワインとして
その絶対的な地位を確立させました!!
じっくりとかみしめてください!

名だたるスーパー プレミアム ワインを生み出す銘譲地ボルゲリのワイナリー
レ マッキオーレ -Le Macchiole-
農家の息子として誕生した巨匠、故エウジェニオ・カンポルミ氏が、ボルゲリの地層を独自に調べて、「偉大なワインが生まれる可能性」を確信し畑を購入、1983年に設立。彼は貴族がその大半の地を所有する中にあって、ただ一人、地元の農家出身者として世界的なワインを擁するカンティーナを造り上げました。そして、2002年。多くの人に愛され、尊敬を集めていたエウジェニオ氏は亡くなりました。
エウジェニオは生前、純粋に、「より多くの人に自分たちのワインを楽しんでもらいたい」と願っていました。エウジェニオの哲学は畑にあり、自然にあり、そして人にありました。自然を尊重し、土地を守り、人の個性を出す。そして、ブドウの本来の個性を出すこと。この考えはまた、レ・マッキオーレがスーパー・ワイナリーへの階段を駆け上がる最も大切な時期をともにした“スター・エノロゴ”、ルカ・ダトーマの考えでもありました。現在は、設立当初からの彼の右腕であり最高の理解者でもあった妻のチンツィアさんが、家族と共に天才エノロゴ、ルカ・ダットーマとエウジェニオの意思を受け継ぎ、偉大なワインを造り続けています。

2002年にあまりに早く逝ってしまったエウジェニオ・コンポルミさんへの
追悼と賛辞をよせたガンベロロッソのコメント

-この年のレ・マッキオーレへの言葉を書き留めるにあたり、このワイナリーの創設者で、この栄誉を授かるべきエウジェニオ・コンポルミ氏がここにいないことは悲しいことである。エウジェニオは3年前に亡くなったが、高いところからこちらを見下ろしているだろうし、もしもここにいたならば間違いなく大満足し、プロフェッショナルとしての成功に加わっているに違いない。明らかに、彼の妻のチンチアや、信頼すべき醸造学博士のルカ・ダットーマが、エウジェニオの偉大なる素晴らしい仕事を継承している。-

今日のレ・マッキオーレは、夫エウジェニオ氏の遺志を継いだチンツィアさんがさらにワイナリーを発展させている途中。今後、さらにレ・マッキオーレの品質はあがっていくことは疑う余地もありません。

「私は生産者としてまだまだ若い。私のぶどうの樹もまだ若い。努力をし続けることで自分を表現できれば、歴史は後からついてくる。私のワインが私を語ってくれる。」
イタリアソムリエ協会による2009年度
”MIGLIORE AZIENDA E PRODUTTORE”
イタリアNo.1ワイナリー
に選ばれています!

ワインは自然と『人』が造るもの
ワインに対するマッキオーレの情熱を感じてください!

パレオ ロッソ 2006 レ マッキオーレ
Paleo Rosso 2006 Azienda Agricola Le Macchiole[イタリアワイン]

レ マッキオーレ
ブルーベリージャム、ヒノキの香りにコショウのアクセント。ミントの清涼感のあるアロマ。滑らかさが際立ち、シルキーなタンニン。果実とハーブ、エスニック系の香料感が複雑に絡む。
750ml
カベルネ・フラン 100%
イタリア・トスカーナ
トスカーナ I.G.T.

14.2度
トスカニーより)




2006] パレオ・ロッソ/レ・マッキオーレ 
PALEO Rosso Le Macchiole

ワイン・アドヴォケイト誌93点
ワイン・スペクテイター誌92点
獲得
タイプ 赤 フルボディ
原産地
 格付 イタリア トスカーナ
トスカーナ I.G.T.
葡萄品種 カベルネ・フラン:100%
アルコール度数 14.5%
香水のような魅惑的な香り。チョコレートやオレンジリキュール、濃密なカシスジュース、エスプレッソと様々なアロマが感じられる。濃密でシルキーな舌触り、口に広がる果実味が豊か。

年間生産量 : 21,400本

醗酵
 ステンレス・タンク&セメント・タンク/主醗酵後、オーク樽にてマロ・ラクティック醗酵(225L)
熟成
 オーク樽熟成 14ヶ月(225L、新樽比率100%)/瓶熟成 8ヶ月以上 セメント・タンクにて主醗酵後、オーク樽にてマロ・ラクティック醗酵

 ワイン・アドヴォケイト誌で93点
 ワイン・スペクテイター誌で92点獲得
インポーター:モトックスさんより
Vin du 268より)




LIQUOR WORLDよりオークションで落札。6800円。ちょっと高く落としてしまった。
2012年5月15日抜栓。コルクにはVintage PALEOの刻印がありました。しっかりとしたコルクで液漏れはありませんでした。グラスはリーデルのボルドータイプを使用しました。色は濃いパープルルビー。ちょうど良い頃合いの色合いだと感じました。グラスの脚は結構な粘稠度を感じさせます。香りは松脂、木の香り。その奥にベリー系の酸味を感じさせる香りがほのかにします。樽香もあり、バニラのような甘さを若干感じます。独特な香りですが、奥行きを感じさせる香りです。スワリングでもさほどニュアンスは変わらず。時間とともにややミント系の香りがほのかに混ざってきます。娘さんは茄子に醤油をかけた匂い、と言っていました。そうそう、焼き茄子の香りがしますね。味わいは、香りの要素が全て味になっている感じ。あと、インクのニュアンスもあります。タンニンはまだ少し荒っぽい顔を見せていますがそれでも味わいにアクセントを与えています。ちょっと舌にざらつきを感じます。アフタは結構長く、どんよりとした甘さを感じます。全体的には硬い味わいです。たしかに金属的なニュアンスも香り、味ともに感じます。鉛といわれると、たしかにそんな感じです。味わいにも焼き茄子の要素を感じます。ハンバーグと一緒に飲んでみましたが、意外とマリアージュOKです。ワイン単独でも充分楽しめます。