Bourgogne Pinot Noir Philippe Pacalet 2010
フィリップ・パカレ
ブルゴーニュ ルージュ [2010]
注目のパカレの2010年
《PHILIPPE PACALET》
BOURGOGHE ROUGE 2010
フィリップ・パカレといえば、ボジョレー ヴァン・ド・プリムールで皆様もご存知なのではないでしょうか??
そのパカレがブルゴーニュ・ルージュを作っているなんて皆様ご存知でしたか?
知らなくて当然です。筆者も恥ずかしながらつい最近まで知りませんでした。
もともと日本への輸出量が極めて少ない為、全て割り当てとなっており、ネットでは殆ど販売しているところはない商品です。
当社もインポーターから限定12本仕入れることが出来、信濃屋ネット店では6本入荷しました!!!
他のネットショップでは見ることの出来ない、パカレのブルゴーニュ・ルージュは、テロワールを最大限まで引き出したスタイルに仕上がってます。
国・産地 フランス/ブルゴーニュ
格付け ACブルゴーニュ
品種 ピノ・ノワール 100%
容量 750ml
(信濃屋より)
ブルゴーニュ ピノノワール 2010 フィリップ パカレ
Bourgogne Pinot noir 2010 Philippe Pakcalet
ブルゴーニュ ルージュでありながら生産量僅か250ケースのスペシャルキュベ!
パカレのブドウ栽培から醸造まで自然に沿って造られるワインは格別の味わい!
フィリップ・パカレは自然派ボジョレーの重鎮マルセル・ラピエールの甥で、「ドメーヌ・プリューレロック」の醸造長を10年務めた凄腕の持ち主。
自然派ワインの造り手としも日本で最も有名で人気のあるフィリップ・パカレ。
発酵時に酸化硫黄無添加、酵母はすべて天然酵母を使用し、酵母を殺してしまうとされる化学肥料、農薬や除草剤は全く使用しません。
パカレのワインは一部の他の自然派ワインにみられるような酒質の緩さや揮発性の香味、還元的なニュアンスを感じることはありません。様々な醸造法を知り、多くの経験から得た知識を持つパカレならではの特徴といえます。緻密で多彩な科学的知識を背景に酸化と還元のバランスをとり、完成された味わいの自然派ワインを生み出しています。
このブルゴーニュ・ルージュは、シャンボール・ミュジニー村近郊の区画及びジュヴレ・シャンベルタン村近郊の区画(それぞれACブルゴーニュクラスの区画)から産出されます。生産量はおよそ250ケース で、フィリップ パカレにとってのレギュラーラインナップではなく、あくまでお得意様向けのスペシャルキュヴェという位置づけで生産されています。
華やかな香り、ソフトな酸味とタンニンのバランスの取れた、ブルゴーニュルージュとは思えない、しっかりとした味わいのワインです。
(幸田ワインハウスより)
Philippe Pacalet
フィリップ・パカレ
ブルゴーニュファン必飲すべし!!
自然派の巨匠・パカレ
初リリース以来、“飛ぶ鳥を落とす勢い” というのはこういうことかと思えるほどの人気を誇る ≪フィリップ・パカレ≫ 。
今やブルゴーニュの生産者として筆頭に名前が挙がる生産者となりました。
フィリップ・パカレはボジョレー出身で、代々続く栽培・醸造家の家系で育ちました。
自然派ワインの父 “故マルセル・ラピエール” を叔父に持つ家系であるという事は、あまりにも有名です。
子供の頃からワインの傍らで育った彼にとって、「ワインの世界に生きる」という事は当然でしたが、今の彼の成功には様々な出会いが関係しています。
ブルゴーニュ・ディジョン大学で醸造学を学んでいた時に叔父ラピエールの紹介で、ボジョレーの醸造家であり高名な醸造科学者でもある『自然派』の祖 “ジュール・ショヴェ” と知り合います。
化学物質を使わない自然なワイン造りを行っていたショヴェ氏のもと、大学で「自然栽培と酵母」「土壌と酵母」についての研究を深めていきます。
ローヌのCh.ラヤス、ブルゴーニュのドメーヌ・ルロワで研修を積み、ブルゴーニュファンなら一度は憧れる ≪ドメーヌ・プリューレ・ロック≫ の醸造及び販売責任者を、2001年までの間10年に渡って務め上げました。
この間にプリューレ・ロックのワインの評価は世界的に高まり、それと共にパカレの名声も上がっていきました。
その後は自身でワイン造りを始め、2001年が初ヴィンテージとなります。
いわゆる“自然派”ワインの造り手として、時には難しい造り手と思われがちですが、彼から聞くワイン造りの話は実に理論的でとても分かり易いと言います。
自らの畑を持たず、全て “賃貸契約畑” でワインを仕上げますが、畑の台木選びから醸造まで徹底したこだわりを持っています。
土中のミネラル分がテロワールとしてワインに表現されるとして(パカレ曰くワインは、ミネラル分を豊富に含んだスポーツ飲料だとの事)、醗酵にはテロワールを表現する為に要となる天然酵母を使用します。
醗酵中は段階毎に異なる種類の天然酵母が作用する為、不要な温度管理は一切行いません。アルコール及びマロラクティク醗酵は木樽にて行い、その後はスーティラージュはせずに澱と触れた“還元的な状態”で熟成をさせます。
熟成中には樽を転がして、澱とワインを攪拌し、醸造中のSO2の添加は酵母の働きを妨げるとして一切行わず、瓶詰め前に必要最低量のみ加えます。
瓶詰めはブルゴーニュ・ルージュからグラン・クリュまで、全て手作業で行っています。
ワインについて語るパカレは実に真剣で、彼の話はまるで学校の講義を聞いているかの如く分かり易いものです。
自身のワイン造りの過程の一つ一つに科学的な根拠があるという自信が満ち溢れています。
近年のパカレのワインが安定しているのは、科学者としてワインに向き合う確かな姿勢の現れかも知れません。
また、ワイナート24号特集 “ブルゴーニュのビオワイン” でもフィリップ・パカレについて詳しく紹介されています。
掲載されている造り手は、いずれも甲乙のつけられない素晴らしい自然派の造り手ばかりですが、パカレ氏のジュヴレ・シャンベルタンが堂々とその表紙を飾りました (^▽^)v
(金沢マル源酒店より)
金沢マル源酒店より購入。3980円。
2012年3月3日抜栓。コルクにはパカレのマーク、名前、Vintageが刻印されていました。やや細いな、という印象のコルクです。液漏れはありません。グラスはリーデルのブルゴーニュタイプを使用。色は結構薄めのルビーパープル。紫色のニュアンスがちょっと強い感じでなんとなくヌーヴォ的な色合いです。脚は中等度。香りは最初は、やや枯葉のような、キノコのような香りがしましたが、すぐに、その横から甘~いベリー系の香りがしてきました。徐々にこれらの香りが混ざり合います。スワリングでキノコ香、腐葉土の香りが増してくるような感じ。最初の甘い香りはガメイの香りかと思ったくらいですが、時間と共に、今度は甘さに複雑さが出てきました。なかなかの良い香りです。やはり全体的にはベリー甘味が主だと思います。酸性を思わせるような香りはあまりありません。娘さんは、パンナコッタ、ブルーベリー、チーズの香りと言っていました。すげぇ~、そう言われて、そちらのほうが的確な表現だと思いました。口に含むと、なんとも言えぬ心地良い甘さがサッと口の中に広がり、その後にすこし酸味が感じられます。タンニンは極めて滑らかですが、しっかりとその存在を主張している感じ。その後、喉に流れていくときに、透明なニュアンスを感じます。あら、これは飲みやすい。時間と共に味わいに落ち着きが出てきて、ただのぶどうジュースとは違う飲み物になって来ました。最初はあまり感じられなかった酸味が、程よく甘さにアクセントを付けるようになりました。全体的に雑味を感じますが、これは美味しいACブルだと思います。さらに時間が経過すると、おやおや、村名クラスのピノによく感じる、後口の甘さが出てきました。2日目は少ししか残っていませんでしたが、それでも香りよく、大地香がでています。すこし酸味が強くなりますが、しっかりとした力強い味わいで美味しくいただけました。
フィリップ・パカレ
ブルゴーニュ ルージュ [2010]
注目のパカレの2010年
《PHILIPPE PACALET》
BOURGOGHE ROUGE 2010
フィリップ・パカレといえば、ボジョレー ヴァン・ド・プリムールで皆様もご存知なのではないでしょうか??
そのパカレがブルゴーニュ・ルージュを作っているなんて皆様ご存知でしたか?
知らなくて当然です。筆者も恥ずかしながらつい最近まで知りませんでした。
もともと日本への輸出量が極めて少ない為、全て割り当てとなっており、ネットでは殆ど販売しているところはない商品です。
当社もインポーターから限定12本仕入れることが出来、信濃屋ネット店では6本入荷しました!!!
他のネットショップでは見ることの出来ない、パカレのブルゴーニュ・ルージュは、テロワールを最大限まで引き出したスタイルに仕上がってます。
国・産地 フランス/ブルゴーニュ
格付け ACブルゴーニュ
品種 ピノ・ノワール 100%
容量 750ml
(信濃屋より)
ブルゴーニュ ピノノワール 2010 フィリップ パカレ
Bourgogne Pinot noir 2010 Philippe Pakcalet
ブルゴーニュ ルージュでありながら生産量僅か250ケースのスペシャルキュベ!
パカレのブドウ栽培から醸造まで自然に沿って造られるワインは格別の味わい!
フィリップ・パカレは自然派ボジョレーの重鎮マルセル・ラピエールの甥で、「ドメーヌ・プリューレロック」の醸造長を10年務めた凄腕の持ち主。
自然派ワインの造り手としも日本で最も有名で人気のあるフィリップ・パカレ。
発酵時に酸化硫黄無添加、酵母はすべて天然酵母を使用し、酵母を殺してしまうとされる化学肥料、農薬や除草剤は全く使用しません。
パカレのワインは一部の他の自然派ワインにみられるような酒質の緩さや揮発性の香味、還元的なニュアンスを感じることはありません。様々な醸造法を知り、多くの経験から得た知識を持つパカレならではの特徴といえます。緻密で多彩な科学的知識を背景に酸化と還元のバランスをとり、完成された味わいの自然派ワインを生み出しています。
このブルゴーニュ・ルージュは、シャンボール・ミュジニー村近郊の区画及びジュヴレ・シャンベルタン村近郊の区画(それぞれACブルゴーニュクラスの区画)から産出されます。生産量はおよそ250ケース で、フィリップ パカレにとってのレギュラーラインナップではなく、あくまでお得意様向けのスペシャルキュヴェという位置づけで生産されています。
華やかな香り、ソフトな酸味とタンニンのバランスの取れた、ブルゴーニュルージュとは思えない、しっかりとした味わいのワインです。
(幸田ワインハウスより)
Philippe Pacalet
フィリップ・パカレ
ブルゴーニュファン必飲すべし!!
自然派の巨匠・パカレ
初リリース以来、“飛ぶ鳥を落とす勢い” というのはこういうことかと思えるほどの人気を誇る ≪フィリップ・パカレ≫ 。
今やブルゴーニュの生産者として筆頭に名前が挙がる生産者となりました。
フィリップ・パカレはボジョレー出身で、代々続く栽培・醸造家の家系で育ちました。
自然派ワインの父 “故マルセル・ラピエール” を叔父に持つ家系であるという事は、あまりにも有名です。
子供の頃からワインの傍らで育った彼にとって、「ワインの世界に生きる」という事は当然でしたが、今の彼の成功には様々な出会いが関係しています。
ブルゴーニュ・ディジョン大学で醸造学を学んでいた時に叔父ラピエールの紹介で、ボジョレーの醸造家であり高名な醸造科学者でもある『自然派』の祖 “ジュール・ショヴェ” と知り合います。
化学物質を使わない自然なワイン造りを行っていたショヴェ氏のもと、大学で「自然栽培と酵母」「土壌と酵母」についての研究を深めていきます。
ローヌのCh.ラヤス、ブルゴーニュのドメーヌ・ルロワで研修を積み、ブルゴーニュファンなら一度は憧れる ≪ドメーヌ・プリューレ・ロック≫ の醸造及び販売責任者を、2001年までの間10年に渡って務め上げました。
この間にプリューレ・ロックのワインの評価は世界的に高まり、それと共にパカレの名声も上がっていきました。
その後は自身でワイン造りを始め、2001年が初ヴィンテージとなります。
いわゆる“自然派”ワインの造り手として、時には難しい造り手と思われがちですが、彼から聞くワイン造りの話は実に理論的でとても分かり易いと言います。
自らの畑を持たず、全て “賃貸契約畑” でワインを仕上げますが、畑の台木選びから醸造まで徹底したこだわりを持っています。
土中のミネラル分がテロワールとしてワインに表現されるとして(パカレ曰くワインは、ミネラル分を豊富に含んだスポーツ飲料だとの事)、醗酵にはテロワールを表現する為に要となる天然酵母を使用します。
醗酵中は段階毎に異なる種類の天然酵母が作用する為、不要な温度管理は一切行いません。アルコール及びマロラクティク醗酵は木樽にて行い、その後はスーティラージュはせずに澱と触れた“還元的な状態”で熟成をさせます。
熟成中には樽を転がして、澱とワインを攪拌し、醸造中のSO2の添加は酵母の働きを妨げるとして一切行わず、瓶詰め前に必要最低量のみ加えます。
瓶詰めはブルゴーニュ・ルージュからグラン・クリュまで、全て手作業で行っています。
ワインについて語るパカレは実に真剣で、彼の話はまるで学校の講義を聞いているかの如く分かり易いものです。
自身のワイン造りの過程の一つ一つに科学的な根拠があるという自信が満ち溢れています。
近年のパカレのワインが安定しているのは、科学者としてワインに向き合う確かな姿勢の現れかも知れません。
また、ワイナート24号特集 “ブルゴーニュのビオワイン” でもフィリップ・パカレについて詳しく紹介されています。
掲載されている造り手は、いずれも甲乙のつけられない素晴らしい自然派の造り手ばかりですが、パカレ氏のジュヴレ・シャンベルタンが堂々とその表紙を飾りました (^▽^)v
(金沢マル源酒店より)
金沢マル源酒店より購入。3980円。
2012年3月3日抜栓。コルクにはパカレのマーク、名前、Vintageが刻印されていました。やや細いな、という印象のコルクです。液漏れはありません。グラスはリーデルのブルゴーニュタイプを使用。色は結構薄めのルビーパープル。紫色のニュアンスがちょっと強い感じでなんとなくヌーヴォ的な色合いです。脚は中等度。香りは最初は、やや枯葉のような、キノコのような香りがしましたが、すぐに、その横から甘~いベリー系の香りがしてきました。徐々にこれらの香りが混ざり合います。スワリングでキノコ香、腐葉土の香りが増してくるような感じ。最初の甘い香りはガメイの香りかと思ったくらいですが、時間と共に、今度は甘さに複雑さが出てきました。なかなかの良い香りです。やはり全体的にはベリー甘味が主だと思います。酸性を思わせるような香りはあまりありません。娘さんは、パンナコッタ、ブルーベリー、チーズの香りと言っていました。すげぇ~、そう言われて、そちらのほうが的確な表現だと思いました。口に含むと、なんとも言えぬ心地良い甘さがサッと口の中に広がり、その後にすこし酸味が感じられます。タンニンは極めて滑らかですが、しっかりとその存在を主張している感じ。その後、喉に流れていくときに、透明なニュアンスを感じます。あら、これは飲みやすい。時間と共に味わいに落ち着きが出てきて、ただのぶどうジュースとは違う飲み物になって来ました。最初はあまり感じられなかった酸味が、程よく甘さにアクセントを付けるようになりました。全体的に雑味を感じますが、これは美味しいACブルだと思います。さらに時間が経過すると、おやおや、村名クラスのピノによく感じる、後口の甘さが出てきました。2日目は少ししか残っていませんでしたが、それでも香りよく、大地香がでています。すこし酸味が強くなりますが、しっかりとした力強い味わいで美味しくいただけました。