ミニ不思議体験、自分に似た人に会った事が

もう、だいぶ前です。２０代の後半でしょうか、場所は都内のどこかです。
長らく気に留めていなかったのですが、何回かは思い出したりはしました。
今、あらためて振り返って見ます。あの時は、不思議な感覚がしました。

「彼」は同い年位に見えました。一人でいました。
二人は近場で偶然出会いました。私同様、さえない恰好で。目が合ったのです。
私はその瞬間、はっと、しました。向こうも意味ありげな表情に見えました。
すぐ目をそらして、お互い離れました。でも、すぐでは無かった様な気も。
一瞬では無かったと、今は思う。もし、「彼」が話し掛けて来たなら、応じた。
私も、気持ちを伝えたい思いはした。向こうもそうだったと思う。波長が合った。

なにか自分を見ている様だった。こんな感覚の体験は、これ切です。
世間には、自分に似た人が何人かはいる、なんて言います。その一人に会いました。
「彼」は、今頃どうしているでしょうか。私は想像します、きっと、同じかと。