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パソコン相撲 入門

青森イタコ、口寄せ体験

2019-07-10 09:24:19 | パソコン相撲
津軽旅行のとき、寺院の紹介で予約が取れ、口寄せしてもらいました。
その場では感動し、涙を流したものです。
だが、自宅に帰ってから事実関係を調べたら、大外れでした。
育ての親にあたるタケ婆の、降霊をお願いしたのですが・・・・


タケ婆の霊 「○○、○○、よく来たな」
      「いつか会いに来ると思っていた」
      「お前が来るというので、母ちゃんまで来たいや」
      「オラの後ろには、母ちゃんがいるいや」
      「母ちゃんと先に、しゃべれいや」

私     「(@_@;)」

実母の霊  「憶えているか?」

私     「憶えていない」

実母の霊  「3才だけど、憶えてねいけ」
      「お前と別れて、1週間泣いていた」 

私     「(-.-)」
 


・・・・その後、30分いろいろ口寄せがありました。
この場では書きませんが、感動したものです。
ところが、帰宅してから51年前に生別した実母宅へ探り電話したら。
なんと、生きていました。(名乗らずに、ガチャ切り)

しかし、生者を死者にして語りを続けるとは。
当地での感動は、一機に水泡と期しました。
実母のくだりを除けば、安心を得る話だったのですが。
イタコは、人の心を慰め、魂を昇華させようとするのでしょう。
もちろん、他のイタコは知らないので一概に言えませんが。
だけど、残念でした。

それに、イタコは先に相談者の内情を色々と聞いてきます。
そこで、こちらが長々と説明話することになります。
それを受けての、語りなので、要は当たっている所が多いのです。
あらかじめのパターンが、当然とあるのです。
こちらが、打ち明けてない話が出ると、これは驚きます。
あのイタコは、旅してるとき、秋田犬を見なかったかいと聞いてきました。
確かに、秋田犬を2匹見ましたが、それがタケ婆と実母だと言うのです。
それを聞いてびっくりしましたが、生別した実母は生きていました。

生者が死者の霊となって、現れるとは。
もっと言うと、生者を死者にするとは。
得心を得るどころか、後悔を得ました。

津軽の濃厚さは貴重で、日本の宝です。
   
コメント
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