パソコン美人におんぶにだっこ

パソコン相撲 入門

カフカ (自作詩)

2021-01-14 09:44:21 | パソコン相撲
そこにあるは迷宮だった
行けどもあるは混沌だった
夢想の世界はそこにあり
蒼き人 待ちゆく

異様に窪んだ眼
催眠作用を醸し出し
引き入れる 引き入れる
カオスの迷路に引き入れる

不可解な現象は
不条理と成り終わる
先見るは必然

いつかの憂い予感めき
連なる民を哀れなむ
呪わくば ダビデの宿命を
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闇 (自作詩)

2021-01-14 09:40:09 | パソコン相撲
どこかに幸せが落ちていないかと
盲目の私は探ねます
横を曲がった右に
そう そう たしか寂しさの隣にと

わからない事が多いといっても
わかっちまったら つまらないもんです
小さく震えて呟けど
風は微笑み返します

そう うつわが悪かったのです
自重自縛のうつわが
どうにもこうにも悪かったのです

真ん中は 右の左なのです
現に私は そうでして
・・・・いやいや もう よしましょう
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桜と蝶 (自作詩)

2021-01-14 09:09:53 | パソコン相撲
春の宵のことでした
一陣の風吹きました
桜は ひらひら ひらひら
   ひらひら ひらひら散りゆきます

それはいつか見た 幻影でもありました
あのころは過ぎたのです 永遠に
ゆらゆらとシルエットのように
   ゆらゆら 儚く 散ったのです

すべては過ぎ去ります
みんなそうです
春来て夏 秋来て冬

ゆらゆら ゆらゆら散りゆく中に
一羽の蝶いました
   ひらひら ひらひらと 舞っているのでした
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神話 (自作詩)

2021-01-11 08:43:39 | パソコン相撲
彷彿たる泉
清涼なる清らかさ
そこにいるはイブ
原子の女性 きらびやかに

まわりを囲むはニンフ
有形無形の天使たち
待ちゆく危険あれど
そうなるは その為と 口結ぶ 

ああ なれど慈愛
智慧の果実熟れるごと
ヘレンは涙を流す

教えずんば然り
けだし地上のこと
黙して黙して せめての光
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影絵 (自作詩)

2021-01-11 08:22:10 | パソコン相撲
悲しい顔した女がいる
頷いては項垂れ 躓き
遠き果てを見ては
溜息 なおもする

忘れようとした事の多さに
躓き転び
世間は嘲笑
天空は語らない

せめての救いと
残り香に縋れど
虚しさのみ増す

一人遊びに慣れたころ
追憶は真実を語った
すべて 影絵だった と
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天空のタランティズム (自作詩)

2021-01-11 08:08:59 | パソコン相撲
雪降る夜明け
遠き山も霞む
朝日昇れど
集うは悲しきもの

数多の陽の光
プリズムの庭
粒子は踊る
彼の霊達も踊る

古今 過ぎ去れど
亡者の叫喚
行く末を知らず

妄執の渦深く
塵芥の中
叫ぶを 誰に
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詩作とは (自作詩)

2021-01-11 07:55:22 | パソコン相撲
形容の矛盾をつけば
詩情は凍結する
論理の綾を辿れば
散文と没す

仮象は命を欲す
虚構は手綱
媒体の悲哀
故に巫女

幻 跋扈する
実在然り
すべて現象

ならば暴露
なれど憐憫
なるなら 哀訴
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文学亡者 (自作詩)

2021-01-05 10:35:40 | パソコン相撲
ガラス戸の外
桜はつぼみ
移ろい
新芽 萌ゆ

ガラス戸の内
何か居る
燻った人が居る
やはり 居る

違和
遮断
隔離

夢想
幻想
止まぬ と
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帰り道 (自作詩)

2021-01-05 10:21:48 | パソコン相撲
いつか二人で帰った道を
今は一人で通る
響きは単調
遣る瀬無さは 肩を覆う

わかってる事の少なさを
いつも口にし 口籠り
そのたび頷いては
二人で笑った

あどけなさ そのものだったから
言うに言えない事が多く
見ていて辛かった

あれからの事
すべては追憶
風の吹くままに
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必然と救い (自作詩)

2021-01-05 10:12:57 | パソコン相撲
たとえば、一つの漁火があるとする
君は、近づくだろうか
それによって、蛾のように果てるとする
それは、愚行を言えるだろうか

ある習性に、理性が占拠され
降伏することにより
わからぬことが、わかり出す
そんなことは、ないだろうか

だから、そうなんだ
飽和の仕方は決まっている
だから救われるんだ

彼の戦死達のように
戦っているうちに
何が正義か、わからなくなるんだ
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パンドラの箱 (自作詩)

2021-01-05 10:01:27 | パソコン相撲
私が箱を開けると
原子達が飛び出した
慌てて閉めたら
例の如く「希望」だけが残った

これはパンドラの箱かと聞いたら
まあ そんなもんだと答えた
何でそれだけ残ったかと聞くと
それまで奪ったら 悪魔になると言う
さっきの原子達は何かと聞くと
必然だと言う
仮象の母体だと言う
つまり細胞だと言う 人間 の
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ファウストの懺悔 (自作詩)

2021-01-05 09:34:28 | パソコン相撲
すまなかった
ゆるしてくれ
仕方なかったんだ あれは
そうしなければ
どうしようもなかったんだ
俺は絶望したんだ すべてに
何もかも否定し切って
我をも消そうとしたんだ
 
だって そうじゃないか
邪悪な誓いを立て 悪魔と契れば
殺すしかなかったのさ お前をも

だけど 悲しや
お前は既に死んでいた
赤子もろとも死んでいた

心は体より腐り
霊魂すら喰い尽くされていた
ただ懺悔 私のマルガレーテよ
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新年の抱負

2021-01-05 08:58:13 | パソコン相撲
①旅行を、しずしずと可能な限りやる。(海外は無理か)

②今、執筆している時代小説、「江戸情話 てる吉の女観音道」を完結させ、
 出版社に投稿する。

③二作目の、私小説の執筆に入る。

④20代の時に書き溜めた詩を、ブログで公開する。



コロナ禍で、旅行人生は氷河期。
去年は、それでも帰省と称して、故郷旅行に目が向き、まとめて行けて良かった。
外出がままならないので、小説を書いて投稿という目的が出来た。
若いときに書いた詩を、ブログ上で活字に出来て、内心嬉しい。
去年は異例でした。今年はどうでしょうか、でも、そう、大丈夫。
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小話   人類にとっての、コロナ禍

2021-01-04 09:25:54 | 小説

コロナ禍で、旅行人生は氷河期に入った。
私はコロナが憎くもないし、悪いとも思っていない。
全生物は生き残りをかけて、本当に必死です。
コロナウイルスもそう、遺伝子のコピーミスが起こると言いますが、
果たしてそうでしょうか、それは意図した、戦略かも知れないではないですか。
生物は基本的に賢い。ウイルスは人間が作り出す薬に対抗するのです。
薬だけでなく、遺伝子操作、ワクチン、あらゆる対抗策に挑んでくるのです。

コロナで騒いでるのは、人間だけです。
ほかの生物は、弱毒化したウイルスと共存しているかに見えます。
今のコロナウイルスも、その流れで人間と共に生きるのでしょうか。
母体である人間が倒れたら、まさに共倒れになるからと。
そうなるまで時間が掛かるとすると、こちらからすると長期戦です。
では、コロナは長期戦を望んでいるのでしょうか。

仲間を増やしたいという生存本能は、世界中の惨禍を見れば成功でしょう。
だけど、母体である人間が倒れ過ぎている。
つまるところ、共倒れの一途を、お互い辿っている。
コロナは仲間がこんなに増えて、人類が大惨禍に陥ってることを、
どう思っているのでしょうか。
ここで、コロナの立場になって想像してみます。


コロナ「今度、新しい宿主を見つけたな、人類という生物だ」
   「我々を、どんどんと増やしてくれている、それに乗ればいい」
   「その結果、人が倒れれば、我々もそうなるけど、それ以上に増えればいい」
   「いろんな手で、対抗して来ているな。お互いの生存を掛けた勝負だな」
   「長い目で見たら、宿主である人類との共存だけど、どうするか」
   「本当はそれを考える時間が欲しいし、そこも理解してほしい」
   「もっと言うと、あれこれつついて来ると、こっちは変異することに」
   「あえて、聞いてほしい。人類よ、我欲を抑える、そこなのです」
   「コロナ禍と騒いでいるけど、これは時間が解決するのです」
   「100年前のスペイン風邪は、収まるまで3年掛かった」
   「あれも、人類が戦争という大移動で拡散したからだ」
   「我々は必ずや弱毒化するので、猶予を与えてほしい、わかってほしいのです」
   「時間です。長引かせてるのは人類なのです。我々は乗っかるのですから」
   「いまさら広めておいて、何を・・・・」
私  「仰せはごもっともなれど、お手柔らかにお願い致しまする」
   「また向こう100年は矛を収めてくだされ、なにとぞ・・・・」


みなさんは、コロナ禍をどう思いますか?
生物の歴史からして、ウイルスのほうが、遥かに大先輩です。
人類の歴史なんて、つい最近のようなもんです。
太古の大昔から、宿主の中で共存して来ているのです。
人類との共存も、長期的には可能と思うのですが・・・・

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私の特別日

2021-01-03 09:16:26 | パソコン相撲
1月1日、2日、3日、15日
(正月三が日、小正月、燈明、読経)

3月6日
(タケ婆の命日、バナナのお供え、燈明、読経)

6月2日
(弟の命日、燈明、読経)

8月13日、14日、15日
(お盆、燈明、読経)

9月28日
(タケ婆の誕生日、燈明、読経)

12月31日
(大晦日、燈明、読経)


恩人のタケ婆の言葉に、「盆と正月は、帰ってこねばなんねぞ」があった。
だけど事情があって、帰れない。
帰りたくとも、帰ることが出来ない。
思いは千里を超える。

実家には帰れないので、現在地で祝う。
この日は、タケ婆が来てると思って、行いを十二分に気を付けること。
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