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パソコン相撲 入門

中国は福建省の古民家に泊まって来たっちゃ、の後編

2011-05-19 22:41:18 | パソコン相撲
……恐ろしい酒のせいで、服も脱がず、明りをつけたまま寝入ってしまった。
それで、真夜中に目を覚まし歯を磨き、ごそごそしてからまたグーグーである。
実は脂肪肝で毎年エコーをとってる身であって、酒は基本NGなのじゃ。
旅に出たときくらいは、少々飲む程度に抑えとるのに。
一抹の淡い後悔が漂った朝がきた。

さあて、これから地区一帯の土楼めぐりが始まった。
中国人観光客もかなりといる、やはりここは物珍しいとこだ。
私は地図を片手に次から次へと、探検するような顔して入って行った。
住人は普段の生活をしつつ、大挙してやってくる我ら客人を向かえている。
にわとりを飼ってて、それも丸々とした美味しそうなのがけっこういる。
こういう山村では豚よりも、にわとりやあひる料理が食べたくなる。

ぐるっと回って、お昼の食事である。
名物の鳥なべをたのんだら、しこたま出てきた。
美味しかったが骨だらけの鳥なべで、前歯差し歯人間としては難渋した。
ようやく食べ終わるころ、また、やっちゃったのである。
あれほど注意してたのに、差し歯で骨を噛んでしまいぐらついてしまった。
今回の旅に出る前にはめたのによ。(はめては取れての繰り返し人生)
山登りでいうと、九合目まで登ったところでねんざである。
酒以上に後悔する。

バイクタクシーにまたがり、山奥の土楼群も見てきた。
やはり長い距離のバイク移動は、スリルがありすぎて疲れるね。
あまり飛ばさないでと言ったのに、ほんと冷汗だ。
その恐持てのドライバーは、予想に反して女の紹介をしだした。
当然、断固断る。(私は童貞旅行が信条である)

あたりを二日掛けて見た。大満足である。
私はこの土地にこう言われたい。回来了!旅遊王八!(また来たよ、旅キチが)
いや、大いにけっこう、必ず再訪します。

ここで、どどいつ一つ。
旅ゆけば~にわとり食べて歯がぐらぐら~とどめは肉まんで~ぬけちゃった~。

帰りの空港で前歯無しで、やっぱり恥ずかしかったです。
でも、そんなのいいってこと。

ああ、旅。
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中国は福建省の古民家に泊まって来たっちゃ、の巻き

2011-05-18 19:34:14 | パソコン相撲
長らくお待たせしまして、申し訳ございませんでした。
では、行きましょう。慢慢的、慢慢的(ゆっくり、ゆょくりと)

世界遺産の福建土楼群は、アモイ市からバスで四時間くらい山道を行ったところにある。
私にとっては、十数年来の憧れの地であったのだ。
近付くほどにあるわあるは、車中の私は、右、左、右、右、左、右、左とせわしなくなってきた。
大小様々、丸型、四角型、台形型、不規則型、それに廃墟、いろいろある。
まあ、ようはこの土地の住宅であるが、一族郎党の集合住宅なのがおもしろい。
居住者の数は減る一方で空きがあるが、かつては大賑わいでワイワイガヤガヤであったのでしょう。

私はある丸型住宅に泊まってきた。
そこは、三階建てで半径五十メートルはあろうか、築百五十年くらいとのこと。
一泊千二百円で泊まれて、古民家を民宿気分で夜半を過ごそうと思ったら……。
中国の酒の強いのなんのって、白酒と自家製どぶろくを家族にまじって飲んでた私。
夕飯時も過ぎ、そろそろ部屋に戻ろうと、三階へと登りベットにコロッとなったら。

あらっ、深い眠りに……

続きは、また。
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中国は福建省の古民家に泊まって来たっちゃ、の前段

2011-05-01 14:53:05 | パソコン相撲
みなさん、長らく更新してなくて申し訳ございませんでした。

海外旅行大好きな私めが、ある事情で旅行に行けなかったのです。
このブログは、そんな旅が中心なのにね。

(その理由をたとえで言うと、社内でやった関ヶ原合戦に負けたからです)
(私に休みが回ってこなくなったのです)
(それ以来というもの、宇喜多秀家の心境であります……無念)

気を取り直して、次回は本題に入ります。
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