パソコン美人におんぶにだっこ

パソコン相撲 入門

山形、天童、河北、寒河江、西川、大江、朝日、山辺、中山の旅

2023-09-24 11:30:42 | パソコン相撲
山形盆地を、3連休でバイク旅行して来ました。(令和5年9月15日夜~18日)
この一帯はそば街道になっています。安くて美味しかったです。
私は手打ちの太麺(田舎蕎麦)が好きです。そば粉割合は8割、十割かな。
好みとして、ラーメンもうどんも太麺がいい、小麦の風味と、もちもちがいい。
そばつゆはケチらないでほしい、つゆがないと。つゆのお替り有料は困るね。

くだもの街道でもありました。
前回の山形旅行では7月下旬のスイカ漬、今回はリンゴ、ナシ、モモ漬けでした。
食べきれずに買ってしまい、重いのを家まで持って来る始末でした。
かなりと果糖を取ったので、本当は気を付けないとです。
天然記念物はさすがは東北、堂々とおわしました。これも東北の魅力の一つ。

清池八幡神社      天童市清池      市天  社叢
久野本熊野神社        久野本     市天  大ケヤキ
西常得寺           窪野目     市天  スギ
薬師神社           成生      市天  ケヤキ林
谷地熊野神社      河北町谷地      町天  ケヤキ
ばん竜の松         、、       県天  マツ
溝延八幡神社         溝延      県天  大ケヤキ
日田白山神社     寒河江市日田      市天  ケヤキ
虚空蔵堂           南町      市天  アカマツ
高屋熊野神社         高屋      市天  大スギ
本町熊野神社         本町      市天  大カツラ
種時ザクラ          白岩      県天  サクラ
豊龍神社        朝日町宮宿      県天  大スギ
杉下八幡神社      山辺町杉下      町天  大スギ
楯の大イチョウ     中山町長崎      町天  大イチョウ


さあ、今週から宇都宮基点の4方向の旅が始まります。
前夜泊の2連休で勤しみたいです、こっちが仕事みたいです。嬉しい悲鳴ってか。

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小話  関東大震災秘話 「五十五銭」

2023-09-09 19:37:55 | 小説

帝都壊滅かと思われる未曽有の災害。東京市の4割強を焼く。死者10万強。
ここでは日本人の被害については置く。記録に残らなかった事実を載せる。
人は窮地に陥ると正気を失う。群衆心理も働き敵を作りだす事に向かう。
破れかぶれで、何かにぶち当たりたくなる、やり場のない怒りが暴発する。

自警団、何から何を守ろうとしたのか、そう、朝鮮人から守ろうとした。
とんだナショナリズムである。日本人はこの程度か、だから敗戦に繋がる。
帝国主義の尻馬に乗って、アジア同胞の血肉を喰らい一等国気取り。
震災被害は日本人だけでは毛頭ない、朝鮮の人々の声を私が代わって記す。
この人たちの声が、埋もれたままなのである、辛いことに。

・・・・震災の火災が、ようやく収まった頃の話である。
赤坂見附の紀尾井坂は、大八車でごった返している、荷物があればまだましである。
すっからかんの褌一丁もいる。親は子を見失い声枯らしわめく、なんも届かね。
どこ逃げるや、皇居前広場なら安全だ、天皇様がおわす、とみな向かおうとする。
入り口に柵みたいにして、通せんぼしてんがいる、眼付の悪いんがかたまって。

オラ 「天皇様んとこには、ここから入るってかや、入れてくれて」
自警団「おいガキ、お前、日本人か?」
オラ 「そうだて、日本も日本、大日本人だ。天皇様が遠眼鏡好きなんも知っとる」
自警団「それを言うなって、今はそうじゃのうて、本当で日本人か?」
   「じゃお前、国はどこだ、お国ん言葉で何か言ってみろ」
オラ 「オラ越後らいのう、雪ん中で育ちましたて。向こうは地震ねえこってすて」
自警団「うん、ただの百姓のガキやな。よし行っていいぞ。なんとかやれ」
オラ 「ご苦労さんだの。あの、なに見張ってらんだて?」
自警団「朝鮮人だ。火事場に付け込んで悪さやんだ、そんただ奴、通さんわな」
オラ 「ほっかほっか、顔も似てるしの、着物も同じらいて、見分けつかねえ」
自警団「五十五銭と言わすんや。朝鮮は濁点が言えんでの、こいで一遍にわかる」
   「お前はもういい、さっさと行け」
オラ 「ほい・・・・」

何人かが柵を越えてった後の事、帽子を深々と被った男が来た。
目は落ち着かない、前の人に続け様に入ろうとしていた、しれっと・・・・

自警団「こらっ、ちゃんと並べ、ここで確かめてから通すんだ」
男  「はいっ、わかりました」
自警団「いいかや、こいはみんなに聞いておる、お前は日本人け?」
男  「日本、ええ日本。今は東京、その前は大阪、もっと前は博多にいました」
自警団「ああそう、東京に出て来てこの地震、さんざんだのう。わかった、行け」
男  「ああ、日本は大変なことなりました。みなさん見回り、コクロウ様」
自警団「待てっ、お前、日本人じゃねえな。ごくろう様って、もう一度行ってみい」
男  「はぁ、コクロウ様。みなさん、コクロウ様。それ何か?」
自警団「じゃ、五十五銭と言ってみろ、そんでお前が日本人じゃ否かがわかる」
男  「わかりました。コシュウコセン、コシュウコセン、はい、もう・・・・」
自警団「捕まえた、朝鮮人だ。日本人のふりしやがって、こっち来い、来い」
   「これだから油断ならんのや、何しやがるかわからん、出来んようにしたる」
   「この野郎、天誅を喰らわす。膝まづけ、喰らえっーー」
男  「ケーセッキ(犬野郎)ーーー」

この様な痛ましい事は、東京市を越え荒れた。
被害者の記録は残りにくい、加害の日本人は口を閉ざす。被害者は口もない。
昭和に入り、大東亜共栄圏と言う美辞麗句を謳う。何をか言わんやである。

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福島は伊達、桑折、国見、そして白石の旅

2023-09-03 22:11:34 | パソコン相撲
この8月25、26、27日で福島北部と白石の旅をして来ました。
県境は面白い、昔の国境でもあります。江戸時代は藩が違えば相当に違う。
まして、国境は口留番所、関所が睨みをきかせている。よその地である。
国見から旧奥州街道を越えて、宮城は仙台藩だった白石に投宿しました。

お宿は、婆様一人でやっている築70年の味のある旅館。
泊り客は私のみ、御年83才で営んでおられる。それだけで頭が下がる。
齢を重ねているので、一日一組のみとのこと、後でわかる。
私の母くらいなのに、動き機敏にして持てなしの真心大なり。
料理すべて良し、サービスで缶ビールまであり。地元名物のウーメンを頂く。
古民家ゆえ、幽霊が出やせぬかと案じられたが杞憂であった。
朝食では麦飯が出る、麦3割でもち米少々を白米に混ぜるとのこと。
そうすると、ばさばさ感がなくなるとの話あり。当方、いにしえに返ったよう。
昔は、麦5割とのこと、江戸時代は麦のみか。今の世では健康志向で食す。

太平洋戦争の事も話してくれた。当時5才、防空壕に一人で入って怒られたとのこと。
田舎なので空襲はなし、戦後の進駐軍は見なかったと言っていた。

今後の予定は後2年やったら、ここに、ホテルを誘致したいとのこと。
婆様は達者なので、その夢叶うと思う。ひさびさに、いい旅館に泊まった。
帰り際に、ウーメンをもらう。私は育ての婆ちゃんにだぶった、似ていた。
恒例の天然記念物は、こちらです。

諏訪神社   福島県伊達市保原町富沢  市天     大杉群
万正寺       桑折町万正寺    県天     大カヤ
無能寺          大字なし   県天     マツ
称名寺       伊達市大字無し   市天     大イチョウ
常林寺    宮城県白石市南町     市天     エゾヒガンザクラ
傑山寺        、、       市天     一本スギ
下戸沢宿         下戸沢宿   国天     ヒダリマキガヤ
法師堂       伊達市大字なし   市天     大ケヤキ


旅をしなければ出会えない人がいる。
その時、その場所での出会い、これもご縁、ありがとうございました。
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