パソコン美人におんぶにだっこ

パソコン相撲 入門

演繹 (自作詩)

2021-05-30 11:02:19 | パソコン相撲
時代は演繹されるのを求めます
いつもそうであるかのように
人はそこでは踊れされ
踊り疲れて消えるのです

時という生母は
色んな種を宿します
軍神の種で戦が孕み
微笑みの神で鎮まるのです

割り切る事です
不条理は必要なのです
空があるように

一人の天才の為に
つながりが生まれるか
時代が欲するのです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空漠 (自作詩)

2021-05-30 09:43:15 | パソコン相撲
この空の青さを
いつか忘れる日が来るという
過ぎたければ過ぎるさ
あるのは影ばかり

こんなにも夕暮れが綺麗なのに
目には歯車 回っている
ある男の苦悩を知れど
私は語るすべがない

ただただ流れにと
流されてしまえば楽なもの
流れのままに

そこらの仮面が剥げたとき
後には何が残ろう
この 空漠
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道化 (自作詩)

2021-05-30 09:35:05 | パソコン相撲
空間は時間の為にあり
時間は空間の為にある
そして観念を形成する
誰の為に・・・・自己の為に

すべては実在する様に見える
だけど そうでないとしたら
本当はただの仮象なんだと
この世も 人も 過去も未来も

この世を去る時には
この世も消える
この世は自己なのだから

仮象の哀れみに気付いたなら
うまく化かされてやること
そこから道化が始まる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貴公子ハムレット (自作詩)

2021-05-30 09:15:34 | パソコン相撲
我という心を
知れば知るほど怖くなり
愛し日もあろうものを
遠きを見る目は そこにない

性格は運命であると
まして業であると
囁く声は答える
そして・・・・演技だと

貴公子ハムレットは
影に忠実だった
どこまでも

貴公子ハムレットは
明日の見えた人だった
悲しいほどに
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二つの星 (自作詩)

2021-05-25 22:53:53 | パソコン相撲
二つの星が
ある年 生まれたと言う
方やフランス そしてロシアに
ほうき星の流れる年だったと言う

共にジュピターの種受け
時代の子となるよう呪われ
必然の嵐の中
暗闇潜って現れた

救い難きこの世に
大地の傾斜もたらし
悪の要素転がす為に

デモーニッシュな輩
何れ闇への光をなり
歴史の星となるのであった
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この刹那に (自作詩)

2021-05-25 22:40:23 | パソコン相撲
今ばかりを見詰め
過ぎてく刹那に場を与え
これも浪漫だと
せめての声で言う

いろんな嘆き声が
光を求めさ迷うので
どうにかせねばと
縋る袖を出すのです

こんな胸のうち
闇夜の声を
それでも語るしかないのです

悪しき営みに
叶わぬ夢をかけ
言霊を信じる故に
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生き急ぐ女 (自作詩)

2021-05-25 22:28:13 | パソコン相撲
箍の外れた生き様を
見ようにも見えない行く末を
それでも良いと笑いかけ
疲れた顔は媚を売る

生き急ぐ女を見詰め
放心の態でそこに立ち
なぜ急ぐかと聞けば
・・・・しょんない と答える

どうせこんなだと
だからと胸を開く
共に忘れようと

レーテの水を飲もうなんて
そんな気もないのに
吐息はどこへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美しく 優しく 真実の (自作詩)

2021-05-25 22:00:31 | パソコン相撲
美しく 優しく 真実の
沙翁の心情 誉れあれ
時代渡る流星
永久まで行けよ 永遠に

そして燃ゆる陽のなか
ミューズとの戯れに今忘れ
越えに越え
時空の彼方で生受けよ

命託しソネットに
栄光の冠のせ
後光の如く明日照らせ

贖い人の物語り
すぎれば夢の また夢物語り
美しく 優しく 真実の
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワーズワース (自作詩)

2021-05-25 21:41:47 | パソコン相撲
この世に最初に生まれた人のように
草木と語らい
自然を友とし
胸に抱かれ眠った人

ブリテンの荒野には
微笑を浮かべた吟遊子いて
ワーズワースはそこにいて
自然との逢瀬をかさねる

きらめく陽の光
ここにもそこにもミューズいて
心の糸弾きたてる

ヒバリ告げる春の音を
この田園にて受けとめ お前は言う
・・・・さあ 言葉だ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リア王 (自作詩)

2021-05-25 21:23:48 | パソコン相撲
ヒースをさ迷えしリア王を
亡霊たち取り囲む
かさこそと囁く声
宙飛ぶ粒子となる

暴雨の中で何を望もうと
一を喰う二が襲って来る
裏の裏は表だと
扉の向こうで声もする

救えよしリア王を
狂気の藻屑と消えるな
与えよ光を

呪われし世の
贖いの象徴となり何時までも
この 物語りを
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボードレールはそこに (自作詩)

2021-05-25 21:10:36 | パソコン相撲
紐解く先に何がある
闇への吸引あるのみか
罪の聖書 そこに
怨嗟の声響く

巴里の空には
あの日の雲流れる
暗雲であろうと
お前は愛すだろうか

悪魔的である事により
その裏が見えるのだろう
すべて皮肉に

茜射す草原に
傍若の徒は立つ
行く末を遥かに望んで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バーナムの森が来るまでは (自作詩)

2021-05-24 22:58:20 | パソコン相撲
バーナムの森が来るまでは
明日へと歩けもしようもの
ダンシネインは宙の中
空間凍らば渡れまい

空中楼閣さながらに
周りを囲むは ジュピター神
天使の笛の音
そこかしこ流れ出でる

紫纏ったは詩翁
与えるだけ与え
すべて望むなと 口に言う

象徴の美を称え
天の音響く
ダンシネインを守れよと
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涙のたびに少女に (自作詩)

2021-05-24 22:46:41 | パソコン相撲
こんな女がいた
追われるかの様に生き
癒される場所を探ね
探ね疲れ傷付く女がいた

そんな女に見たものは
彼の台詞の言葉
穢いは綺麗ということ
不条理は代償をそこに見た

囚われないにしようとすれば
必然に操られ
理性を浚われ

こんな胸に飛び込み
お前は少女に帰った
泣けるだけ泣いて 少女に帰った
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワルプルギスの夜 (自作詩)

2021-05-24 22:36:38 | パソコン相撲
雲間に漂う月あるなか
妖気な風は吹き過ぎる
やはりお前もそうだなと
射差す光は口をきく

薄明りの月光
今宵はワルプルギスの夜
影は影とで孕み
小悪魔を生む

幽界の使者は
一から十まで先見せ
嘲笑いと共に露となる

幻影の幕で舞台は始まり
幻影の幕で舞台は終わる
見ているあなたは 主人公
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホムンクルスの誕生 (自作詩)

2021-05-24 22:25:39 | パソコン相撲
むく犬が泣く夜
ホムンクルス生まれる
風は鬼門から
死臭を運ぶ

罪と憎悪の結晶
地獄の使者はそこに
復讐への必然故と
その目は語る

伸し掛かる波の刃を
これが美という如く
だからと せせら笑う

生まれなくしようとも
臨月を蝕み現れ
お前は言う・・・・ようこそ あなた
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする