Don't Let Me Down

日々の雑感、引用。
言葉とイメージと音から喚起されるもの。

Snapshot;Hstoyama vs. Hamako

2010-02-13 08:52:09 | 日記


☆ 政治家は政治家らしく夕飯時に「料亭なう!」とつぶやくべき! about 20 hours前 from web
☆ 暗くなったので ファミリーによって 帰る! なう! about 13 hours前 from Keitai Web

以上のTwitterでの発言は、テレビで有名な“ハマコー”とかいうひとの発言である。

いっぽう“hatoyamayukio”というひともTwitterをやっている;

☆ 私の誕生日に、思いのほか、多くの方々からお祝いの言葉をいただきました。ありがとうございます。本当に励みになります。 about 9 hours前 from Keitai Web
☆ 私のツイッターは高校生や大学生の方にも読んでいただいています。就職や将来への不安、また、政治家は大人だけに話をしている、などのご意見がありました。日本の未来を担うみなさんのことも考えて政治を行い、わかりやすくお話ししていきたいと思います。 3:36 AM Feb 9th from Keitai Web


以上のような“言論の応答”は、<おもしろい>であろうか?

全然ぼくには、面白くないのである。


以上の“発言”でぼくにひかかったのは、<料亭>という言葉だ。

料亭政治。

現在は、テレビが料亭と化している。

昨夜引用の、内田隆三の本には<土建国家>という表現がある。
土建政治、土建経済、土建国家。
<戦後>の<政治>をひとことで、そう言うこともできる。

すなわち、“日本という国土(土地)”を食い荒らす者たちの競合と戦争である。
すなわち、<戦後>はなかった(爆)ということであり、戦争は新たな“国内戦”として、あるいは、あらたな“国外戦”として継続している。
“だから”、<民草(たみぐさ=国民)>は、“戦国ドラマ”が好きなのである。
もちろん、“同盟軍”は、<米軍>である。

この<現在>において、hatoyamaという金持ちボンボンが、“ちょー、おっとりした”キャラクターを演じ(ひょっとした“地”かもしれない!)、<おばさん的感性>にアッピールしつつ、その背後に“ヤクザ(土建屋)の親分的キャラ”がひかえている<構造>こそ、<日本=土建国家>の不滅の<構造>なのである。

ここに欠けているのは、品格であろうか、センスであろうか、処理能力であろうか、知性であろうか、哲学であろうか、文学であろうか?!

たぶん、われらが<日本人民>というのは、こういう<田舎芝居>が好きなのである。

自分とおなじほど“くだらない”人を見るのが好きなのである。

安心するのだ。

いっぽう“あるブログ”では、“自分の純粋主義は、ヒトラーと同類である”などという発言(鏡響子)が、引用(“ツナミン”による)されている。

こういう発言は、<自己批判能力>の美しい発露であろうか。

冗談ではないのである。

ここで鏡響子によって<自己認識>されている<純粋主義>などというものは、“ガキの世界認識”である。
このひとは、自分の純粋さ(純粋主義)を<疑った>ことがない。

そういうひとを<ガキ>というのである。
“ガキのオンナ”は、発育すると、<おばさん>になるのである。
しかし“ブログとか”において、自分の“ガキのたわごと”を述べてしまうのは、しかたがない。

許せないのは、“それ”を<引用する>ものである。
いったいこの<ツナミン>というブロガーは、どこまで馬鹿なのか。
もし彼に“会ったことがない”なら、ぼくは彼らのブログを、読まずにすんだのである(笑)

しかしこのことは、単なる<個人的エピソード>ではない。

現在のブログ、Twitter、ミクシーなどの“素人発言”の本質的問題を提起している。

<大メディア>が愚劣なとき、<素人メディア>が、それに追随して、馬鹿を言っているかぎり、この<土建国家>は、未来永劫<土建国家>の道を行く。
<おばさん的土建国家>である。

ぼくは断じて“ヒトラーの同類”では、ない。
ぼくは断じて“純粋主義”では、ない。

そう言い切らずして、自分の<思想(思考)>はない。