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ローマ出張2017年版ー動物学博物館編

2018-06-03 15:06:00 | ローマ
2017年11月のローマ出張時に散策してきたボルゲーゼ公園につき、今回は園内にある動物学博物館を紹介したいと思います。

ここは日本でいえば上野の森(上野恩賜公園)に似ていて、広大な公園の中に美術館、博物館、動物園が点在しています。ボルゲーゼ美術館、ヴィラ・ジュリア国立博物館、ローマ国立近代美術館、ローマ動物園、動物学博物館(自然史博物館)があります。上野の森が好きな私としては、行っておくべき場所でした。


これはローマ動物園の門。動物園といえどもローマらしい重厚さです。


入園料が出ています。大人16ユーロ、子供13ユーロです。
ここは見ないでパスします。


ローマ美術館のとなりにあるのが、動物学博物館。ここが今回の目的地。動物に絞った博物館ということで、どんな展示がされているのか興味を持って見に行きました。


通路を入っていきます。平日とはいえ人けがないのがちょっと気になりますが、チケットを買って中に入りました。


ふつうに動物の標本が続きます。これは昆虫(チョウ)の標本。


そして哺乳類の生きているようなはく製。


アリ塚の切断面かな?


細胞の模型かなと思いましたが、ミジンコがいたりして、なんなんでしょうか。


この博物館で一番充実していたのが、鳥類のはく製です。






そして哺乳類は、現存の動物たちが進化の順に並んでいました。これはもっとも原始的な単孔類の中のカモノハシ。


同じく単孔類のハリモグラ。


有袋類のオポッサム。
このへんまでは、生きた動物はめったに見れないので、はく製でも見れれば貴重です。


有胎盤類のネコなどを含む食肉目。


クジラの骨格。

こんな感じで、はく製などの標本中心に、まじめにまとめられた博物館でした。
人があまりいないので、ゆっくり見れるのはいいかもしれません。


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