「バイオフィリア(身近な生き物たち)」というカテゴリーを新たに作って、ベランダガーデンや、天然、人工問わず公園などで動物や植物といった生き物たちを身近に観察したり接したりしたことを書いた記事をまとめていくことにしました。バイオフィリアとは、米国の生物学者E・O・ウィルソンが作った言葉で、「生物好き」という意味です。ちなみに、生物嫌いをバイオフォビアと呼ぶそうです。虫嫌いとかはよくありますよね。私だってゴキブリやムカデは嫌いです。
養老孟司氏が言ってましたが、現代人は人との関係に執着しすぎなんです。それによっていろいろな問題が出てきている。自然は災害をもたらしたりマイナスの面もあるけれど、人間はもっと自然と付き合うことでバランスを取ったほうが健康に生きれるのだという彼の主張を、なるほどと感じています。そんな意味もあって、バイオフィリアを少し意識してみようと考えるようになりました。
入江川せせらぎ緑道の観察記も「バイオフィリア(身近な生き物たち)」カテゴリーに移しました。今回は6月の様子を紹介します(2021年6月20日)。
この日はアメリカザリガニを釣っている家族連れがたくさんいました。
川幅が広がって池のようになっているところに来ました。ハトが集まってます。
4月にはあまり見なかった、コイがたくさんいました。やっぱり誰かが、季節によって移動させているとしか思えません。
モツゴのような小さな魚たちもけっこういました。
この日は、鳥より昆虫が目につきました。これは、オオシオカラトンボ。
そして、工事が終わった建功寺川のほうに行ってみました。こちらはかなり作りこまれた人口的水路の趣きがあります。
子供が水遊びできるような場所も作られています。
最上流部は両側が花壇として整備されています。
アゲハチョウがいました。今年初めて見ました。
ここが最上流部で、下水処理場で浄化された水が流されていると思われます。
その北側には、入江川遊水池兼運動場があります。水は地下にたまっているのでしょうか?なぞです。
入江川せせらぎ緑道では、ハトくらいしか鳥を見なかったのですが、帰りに入江川中流域に寄ったらコサギがいました。
1羽だけと思っていたら、もう1羽飛んできましたので、つがいかもしれません。
帰り道で、こんな崖のてっぺんで寝ているネコがいました。
寝ぼけて転げ落ちたら大変ですが、誰にも邪魔されないとっておきの場所なのかもしれません。
「バイオフェリア」という呼称と概念やウィルソン先生のこと初めて知りました。この感じ方・とらえ方に、とても共鳴・賛同します。確かに養老先生がこういったお考えをよく話されていますよね。現代人は「花鳥風月」の存在を忘れている。。。と。
ぐんぐん上っていく川のあちこちに現れる生き物たち。行ったことのない川ですが、わくわくしますね。ちゃんと茶猫くんの寝顔が最後にありにんまりしました。
じぶんは足が悪いのに、こないだ川を歩く冒険に出かけ、、でもそのおかげで様々な出会いに触れられました。その写真を載せようと思っていたのですが、なかなかチカラ不足で、もう少しかかりそうです。
コメントありがとうございます。
バイオフィリアについてはこちらでも、
[https://blog.goo.ne.jp/wakaby/e/b5b01492003424165b8312b1854059ab]
ウィルソン先生についてはこちらでも、
[https://blog.goo.ne.jp/wakaby/e/f42b9c1a865dc407831f656a2c44f9f7]
触れていますので、よかったら覗いてみて下さい。
かたちんばさんの川歩き写真のアップも楽しみにしています。