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wakabyの物見遊山

身近な観光、読書、進化学と硬軟とりまぜたブログ

円覚寺で参禅4回目

2014-04-27 15:31:39 | 瞑想・仏教
鎌倉・円覚寺の土曜坐禅会にひさしぶりに行ってきました。(2014年4月26日)。

この2カ月ほど、PCのセッティングや家のことに追い立てられてストレスが溜まっていました。
爆発しそうになっていたので、坐禅会に参加してきました。
坐禅を組んで最後に大きな声でお経を読むという坐禅会での約1時間と、それを待つ間、寺を散策する時に得られる心の安定というか充実感は、一人でやる坐禅で得られるものとはまったく違います。
安倍首相も禅寺での坐禅会に月に一回参加しているそうです。
やはり月一くらいで参禅できるのが理想ですね。

北鎌倉や、ここ円覚寺の境内は緑が萌えて、すがすがしい風が流れていました。


三門。


大方丈裏の心宇池。


塔頭・松嶺院のボタンは満開でした。

参加した坐禅会の様子が撮影されていました。テレビ局の撮影ということでしたが、はたして何の番組になるのやら。

円覚寺で参禅3回目

2013-12-23 09:15:09 | 瞑想・仏教
鎌倉・円覚寺の土曜坐禅会は今年最後となりました。私にとっては3回目の坐禅会への参加です(2013年12月21日)。

この日の円覚寺は、昨日の雨のためにしっとりとしたたたずまいで、オフシーズンで訪れる人もそう多くはなく、落ち着いたいい雰囲気でした。
早めに寺に着いたので、少し探索しました。境内は広いので見るところは尽きません。

行ってみたのは塔頭の一つ、帰源院。
夏目漱石が何週間か泊まりがけで坐禅した場所がここです。



帰源院の門。
夏目漱石はここでの参禅のことをその名も「門」に書きました。


鎌倉漱石の会という看板がかかっています。


中には入れません。
門からのぞき見るだけです。


これは妙香池。
先日行ってきた瑞泉寺庭園と同じ夢窓疎石の作と言われています。
やはり、地面の岩を削り出して作られています。


さて坐禅の時間が近づいてきました。居士林には人が並び始めています。
この日の参加者は約30名。

座禅堂の中は外から風が吹きこんでくるので寒かったはずですが、一生懸命坐禅を組んでいると寒いと感じません。
背中の筋肉を収縮させると熱が出るそうです。しっかり背筋を伸ばすとそれだけで体が温かくなるようです。
家でも坐禅をしていますが、寺での作法はまだわからないこともあり、見よう見まねでやっています。
お寺を散歩して坐禅をすると、気持ちが豊かになることは間違いありません。


円覚寺で参禅2回目

2013-08-11 21:35:00 | 瞑想・仏教
鎌倉・円覚寺の坐禅会への参加2回目です(2013年7月27日)。
今回は、土曜坐禅会2回目以上の会に参加しました。

初心者の会の参加者は20代から50代くらいまでの男女で、友人同士などで誘い合わせてきている人が多く、白人が1割ほどいました。一方、2回目以上の会の参加者は、30代から60代くらいまでの男女で、個人で来ている人が多く、外国人は見当たりませんでした。

2回目以上の会では、作法などの説明が一切ないので、少し難易度高かったですね。お堂の門、玄関、部屋、自分が座る場所に出入りするときは合掌して一礼することなど、周りの人のやり方を見よう見まねで真似しました。こういうのは初心者の会にはありませんでした。坐禅中、お腹の調子がゴロゴロしてきて、終わりまで大丈夫だろうかなどと、雑念がどんどんわいてきます。家で坐禅する時もそうですが、そうそう集中できるもんじゃありません。まあ、感情がおだやかに流れていればいいかなという気持ちでやっています。25分くらいの坐禅を2本やって終わりです。いちおう流れはわかったので、次回からはもう少し集中できるかもしれません。8月中は休会です。

坐禅会の後、横田管長による臨在録提唱というのを聴講しました。臨済宗の経典の解説みたいなものです。この横田管長という方、見るからに若々しい。老師ともよばれるお方だから70代くらいの方を想像しましたが、ずいぶん若く見えるし、話し言葉も切れがいい。調べてみたら、私と同い年の40代だそうです。45歳の若さで臨済宗円覚寺派管長になったということです。同い年の人から説教を受けるというのも、ちょっと微妙なもんですが。


円覚寺のいちばん外側の門は横須賀線の外側にあるので、線路を越えて寺内に入ることができます。


佛日庵。
川端康成の千羽鶴の舞台になったといわれています。


坐禅会参加者の列に並んで、居士林に入って坐禅をします。

坐禅をやっていることを友人に話したら、悩みでもあるのか、と聞かれましたが、たしかに悩みは尽きないですからね。
一昔前にくらべたらずいぶん落ち着きましたが。
信心深いとかいうのではなくて、自己と宇宙の探求の方法の一つかなと思ってやっています。今の自分にとって坐禅とは非日常ですが、身につけたら究極の日常なんでしょうね。


円覚寺の坐禅会に参加

2013-06-30 20:53:00 | 瞑想・仏教
鎌倉・円覚寺の坐禅会に参加してきました(2013年6月22日)。
円覚寺は僧侶の修行の場であるだけでなく、一般の人が参加できる坐禅会の開催に古くから熱心で、有名なところでは夏目漱石や島崎藤村がここで坐禅したことが知られています。
私は1年ほど前から坐禅に興味を持ち、家ではときどきやっていたのですが、いつかは禅寺で坐禅してみたいと考えていて、どこがいいか探していました。北鎌倉駅の目前にあるという地の利の良さ、毎週坐禅会をしているので都合がいいときに行けること、多くの文人に愛された名刹への興味から、はじめての坐禅会体験の場に円覚寺を選びました。
この日の土曜坐禅会初心者の部は、100名ほど集まる盛況でした。どこの寺でもそうですが、坐禅会に参加する人が増えているそうです。参加者は20代から50代くらいまでの男女で、外国人、とくに白人が1割ほどいました。僧侶の方の説明はわかりやすく、ちゃんとできるだろうかという心配は払しょくされました。15分くらいの坐禅を2回行って終了しました。


坐禅会の会場となった居士林(こじりん)。


居士林での坐禅会の説明看板。


集合時間が近づき参加者が集まってきたようす。


坐禅会の後に立ち寄った国宝の梵鐘。


梵鐘のある小高い丘からは、向こう側の山のふもとに東慶寺が見えます。
(写真は全て携帯電話付属カメラで撮影)