日本橋三越が新装開店したときの広告(写真奥)とか、
六本木ヒルズのイラスト(写真手前)とか、
公共広告機構の「江戸しぐさ」の絵とか、
ドナルド・キーン「私の20世紀クロニクル」の挿絵とか、
三浦しをん「風が強く吹いている」の表紙を描いた
山口晃の個展「ラグランジュポイント」に行ってきた。
これまで私が目にした氏の作品は
仔細な街の俯瞰図+たくさんの人々
というのが多かったけど、今回の個展では
ほぼ等身大の人物画とか
A4サイズの植物画とかの
趣の違う絵が展示されていた。
でも、どういうタイプの絵であっても
私が強く心惹かれるのは細部の描写らしい。
小さなサイズの絵でも、飽きずに長時間見ていられる。
最後の展示室では、なんとご本人が
「四季休息図」というタイトルの絵を制作中だった。
ギャラリーに立ち寄った知人らしき人との
「公開製作?」「…結果的には」というやりとりから察するに、
どうやら当初予定されていたものではないらしい。
ともかく、好きな画家の製作現場に立ち会えるなんて、またとない機会♪
帰り際、ギャラリーで購入した画集とポストカードにサインしていただいた
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